アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

紅葉する川原とムーンリバー

2009-11-06 | 四万十川 秋

時々 最高気温23度。

 

 冬日になった11月のはじめ。

気の早い冬将軍が、ビュンビュン木枯らし、キリキリ冷気を四万十に連れて来ました。

でも、いたずらに寒い冷気はすぐにさり、やわらかでぬくい秋の陽射しがもどれば、ほっ!

夏のおわりと冬のはじまりに挟まれた、秋の日々。

それは(嵐の後の凪いだ入り江に浮かぶ船のような)つかの間のおだやかな時間です。

 

 澄んだ秋空の下、カナディアンに乗りこみ、おだやかな陽ざしの川を下りました。

秋~冬の減水期となった四万十川は、とても水量が少なくなっています。

水温がグンと下がり、微生物の活動が弱まった水の透明度はよいです。

 

 役目を終えたアカメガシワの黄色い葉が、水面を流れて行く。

時折、水の上でパシャパシャと跳ねているのはアユだろうか。

燃えるようなレンガ色でヤナギタデが川原を染めている。そこに上陸です。

昼食は、サンドイッチ、スープ、コーヒー。

 

 道路にあがり、近所をぶらり散歩しました。

日のあたる坂道に、サザンカの花が咲いています。

日陰の道で目立つ黄色い花は、ツワブキ。小さな赤い実は、冬イチゴ。

キチ、キチ、キチーッ!モズの甲高い鳴き声が聞こえました。

 蒼暗い夜空に、丸々と太った月がポカリと浮かんでいます。

月明かりの川原で、小さな火を起こしワインを飲みました。

風は止んで、あたりはとても静か。目の前には、月灯りながれる川。

 

 黒尊の山や渓谷の紅葉も、そろそろ見頃をむかえてます。

ぬくい布団の中での2度寝のユーワクに負け続けているナマケモノは、まだ見に行けてませんが。


 



09秋~春 新たなツアーメニューの提案です。

カナディアン・リバーピクニック。

水の透明度が抜群に良いこの季節。

カナディアンカヌーに乗り込んで、ガイドの案内で、秋~冬の川をのんびりと下りませんか。

カナディアンカヌー後部の舵取りは、ガイドが担当します。途中の川原でお茶&お昼も楽しめます。

距離 6キロ~8キロ(予定) 時間 9時~14時頃。

定員 1~2名(2名の場合、1名は前部シート、1名は中央シート)

料金 1名10000円 2名18000円(お茶、昼食、ガイド料、保険 税込み)

*日程や詳細については、メールか電話でお問い合わせください。

*カヤックを使用したレギュラーツアーも可能です。




四万十で年越しカヌーだよ!ツアー

arkでは、12月30日~1月2日の日程で、3泊4日のツアーを計画しています。

arkゲストハウスに宿泊し、カヌー漕ぎ収め&漕ぎ始め、

山トレッキング、MTB下りなどのメニューを検討しています。

定員 5~6名

集合場所&時間 12月30日昼頃 口屋内沈下橋。

解散場所&時間 1月2日朝~昼頃 口屋内沈下橋。

ツアーメニュー、料金等の詳細は、メールか電話でお問い合わせください。

*問い合わせ状況が芳しくない場合、ツアー中止となる事があります。

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