あるBOX(改)

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メイウェザーvsパッキャオはメイの判定勝ち

2015年05月04日 | ボクシング
日本時間5月3日(日)の12:58だったか
メインイベント開始から、やはり当方も緊張して
ボクシング・タイトルマッチTV観戦となりました。

色々言いつつ正座して観ましたよ。

メイウェザーは、もっとビシビシ出鼻を叩きたかったのかも
知れないが、パッキャオも研究してたんでしょう。
ジャストミートを殆ど許さなかった。

さすがに疲れた終盤は打たれるシーンもあったが、
メイが左フックでカウンターを狙っても直撃を避けたし、
いきなりの右ストレートや速いジャブもグラブで弾くシーンが
多々あった。

まず、メイウェザーのパンチに反応しているパックマンに感嘆。

踏み込んで伸ばす左ストレートにもヒットする気配があった。
第4Rに左ストレートを浴びせ、膝を揺らしたメイウェザーが
ロープに下がったところで連打!

さすがにメイウェザーは強固なカバリングで追撃を防いだが
私は「さすがパッキャオ!すごい!」と、感激しきり!

6回にも前に出て連打するパッキャオ。
がっちりガードするメイウェザーにダメージは与えられないが
それでも、その前進力と波状攻撃は圧巻だ。

メイウェザーはパッキャオにもカウンターありと見たか
自らパンチを放っても直ぐクリンチ。
会場から大きなブーイング。

やはりメイウェザーは老練。
いきなり放つ右は強振せず、相手の打ち終わりにヒットして細かく
ポイントを奪っていった。
ジャブも回を追う毎に有効度を増した。

基本的に予想通りな動きだったのはメイウェザー。
「衰えあり」との前評に反してパワフルな攻勢を取ったのは
アジアの雄パッキャオ。

空前のスケールで行われた試合だったが、試合内容としては
パーネル・ウィテカ(米)vsフリオ・セサール・チャベス
(メキシコ)と同じくらいの価値だった気がする。

現時点で21世紀中、最大規模に値する試合ではあったが、
アリvsフレージャーⅠや、レナードvsハーンズなどに
試合の熱量で及んだかどうかは微妙だ。

今後も好選手は登場するし、そこからスーパースターに
成長してくるボクサーも出てくるだろう。

ファイトマネーの額では無く、試合の熱量でファンを
感嘆させる選手の台頭を待ちたいと切に思います。