あるBOX(改)

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長谷川穂積、無敗の若手世界ランカーに判定勝ち

2015年05月09日 | ボクシング
5月9日 神戸市立中央体育館
プロボクシング
【ノンタイトル10回戦】

長谷川穂積(真正) 判定3-0 オラシオ・ガルシア(メキシコ)

初回、予想以上にリズミカルに動き、リードパンチを
繰り出す長谷川に心が躍った。
長谷川が全盛期の片鱗を見せたのだ。

いや、片鱗以上にボクシング能力を披露してくれた。
若いガルシアの強打を、フットワークとボディワーク、
時にはクリンチで寸断した。

会場のお客さんは分かっていらっしゃいます。
長谷川が足を使って回ったり、クリンチしたりしたら
拍手が上がってました。

「長く打ち合わないで欲しい」という祈りにも似た
気持ちでリング上を見守っていたんでしょうね・・・。

攻撃面でも相手のワイルドなパンチに釣られる事もなく
自らは六分~八分のパンチを繰り出した。

※悪い時の長谷川は振り回して軸がブレてしまい、逆に
 パワーと切れを失っていたのです。

緩急も含め、攻防での巧みな技術が目立った。
得意の左ダブル、トリプルも巧打。
ボディ・ストレートも有効だった。

相手のフックを潜るように躱す「サイドステップと
ダッキングの複合防御」も見れた。

もちろん相手も無敗の強打者。
この試合に勝ってチャンスを得たいのだから、懸命に
堪え、攻め込んで来る。

サウスポーのパンチに目が慣れていない「若さ」が
長谷川を助けたようにも見えたが、それとて長谷川に
技量あってこそ引き出せた要素。

「打たせないボクシングを」と言いつつ、何度も打撃戦に
身を投じてきた長谷川。

ガルシアと打ち合うシーンもあったが、ここはギリギリで
自分を押さえれくれた。

ガルシアが度々相手の足を踏んだ事を「故意」として
レフェリーは減点。
※まぁ左構えと右構えだと前に出る足がカチ合うから
 踏まれやすくなっちゃうと言いますけどね。

さすがに7Rあたりで疲れも見えてきた長谷川。
動きが落ちると被弾する危険性も増すが、我々の心配を
よそに致命弾は食わず、圧力を増してきたガルシアの
アタックを躱した。

最終ラウンドは、長谷川の連打でガルシアが少し棒立ちに
なるというシーンもあり。
ダウンシーンへも期待もあったが、ここで終了ゴングが
鳴り、試合の結果は採点に委ねられた。

判定は3-0。
97-93、98-93、100-91という大差だった。

なお、4月27日の練習中に右足首を負傷した事を陣営は
「捻挫」と公表していたが。
実は「靱帯の一部が切れていた」そうで、そのような
万全ではない中、あれだけ動いたのだから、見上げた
モノです。

ガルシアも敗戦を受け入れているとの事。

勝者は進退について「試合の映像を見てから」と明言を
避けたが、試合で「長谷川穂積ここにあり」と主張して
くれた。

立派な勝利でありました。
長谷川選手と真正ジムの皆様、おめでとう御座います。

身体も神経も疲れ切った事でしょう。
今は、ゆっくり休んで下さい。

エディ・ジョブソン「Four Decades」再放送

2015年05月09日 | 英国ロック
BSフジで放送されたエディ・ジョブソンの特集番組
「エディ・ジョブソン“Four Decades”」が
5月9日(土) 26:00~26:55で再放送されるそうな。

内容は
2013年11月クラブチッタにて、ジョブソンのプロデビュー40周年を
記念して行われたコンサート、そして追加公演として急遽行われた
U.K.アルバムの完全再現コンサートの模様が紹介されるとの事。



2013年は、エディ・ジョブソンがカーヴド・エアに加入し、
プロとして活動を開始してからちょうど40年目という記念の
年だった。

公演は、ジョン・ウェットン(クリムゾン、UK)、ソーニャ・
クリスティーナ(カーヴド・エア)、そしてUKZのメンバーらを
フィーチャーし、ジョブソンの40年間のキャリアを振り返るモノ
なのだそうな。

今回は、
その2公演からカーヴド・エア時代の名曲「メタモルフォシス」や
U.K.時代の大作「闇の住人」「光の住人」など、数々のプログレ
曲が放送される。

さらに伊藤政則氏によるエディ・ジョブソン・インタビューもあり。
実のトコロ、私は前回見逃したから今度こそシッカと見てみたい!

だいたい、プログレのプログラムからして滅多にないですからね!

今日は長谷川穂積の再起戦

2015年05月09日 | ボクシング
1年ぶりの試合。再起戦です。

プロボクシングのWBCバンタム、フェザーで2階級制覇を果たした、
元王者の長谷川穂積(34才/真正)。

昨年4月にIBFスーパーバンタム級王者キコ・マルチネスに第7R
TKO負けを喫して以来、約1年ぶりの試合が本日、行われる。

会場は神戸市立中央体育館。ノンタイトル10回戦(フェザー級)だ。

相手はWBCスーパーバンタム級9位のオラシオ・ガルシア(24才/
メキシコ)。
29戦29勝(21KO)と勢いがあって怖い選手。
※若い頃のラファエル・マルケスみたいな良い身体をしている。

しかも、長谷川は4月27日のスパーリングで右足首付近を痛め、ジム
ワークを3日休んだという。
痛みは引いていると主張し「やれるだけのことをやってきた。あとは
試合に出せれば」と意気込みを語ったとの事。

もはやキコ・マルチネスも陥落して現役王者では無い。
何を目指すのか、どこへ行くのか?

やはり自分との戦いか。

山下会長も「勝敗は進退に関係ない。内容によって話し合って
決める」と長谷川に同調するコメント。

見る方も覚悟がいる試合になりそう。
ホント、「相打ちしてもダメ」「頭頂部を左フックで掠られても
ストンと尻もち着きそう」な予感がするんですよ。

御本人はメイウェザーvsパッキャオを見て「やはり防御は大事」と
仰ったらしいし、そこに期待したいが。
なにせ試合が始まったらどう出るか分からない。

長年ボクシング界を引っ張ってきた選手だ。見届け無くてはなるまい。

前日の計量は両者1発でパス。
あとは本番に臨むのみだ。

なお、TV放送だが
これがG+のみでの生放送。20時からだから予約に失敗しないように
しなくちゃな・・・。