あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ダブル世界戦の内山と田口、前日計量クリア

2015年05月05日 | ボクシング
5月6日、東京・大田区総合体育館で行われる、プロボクシングの
WBAダブル世界戦。

5月5日には調印式と前日計量あり。ワタナベジムの両王者=
10度目の防衛を狙うスーパーフェザー級のスーパー王者 内山高志、
初防衛を目指すライトフライ級王者の田口良一ともに計量を1発で
パスした。

挑戦者も計量をクリア。
いよいよ試合への盛り上がりが高まって参りました。

内山チャンプはリミットを0.2キロ下回る58.7kg、
挑戦者でWBAスーパーフェザー級7位のジョムトーン・チューワッタナ
(タイ)は58.5キロでパスした。

35歳の内山は「いつも通りの減量。気負わずに試合をするだけ」と
冷静なコメント。

ムエタイで豊富なキャリアを誇るジョムトーンも落ち着いた表情で
「世界戦のチャンスをもらってうれしい。ウチヤマはすごく強い選手と
思うが、特別な感情は何もない」と不気味な平常心を見せたそうな。

ライトフライ級の挑戦者で、WBAミニマム級元王者のクワンタイ・
シスモーゼン(タイ)は48.8キロでパス。
井岡に挑戦して倒されたクワンタイだが、階級を上げて勢い付く事も
考えられるので、これまた油断は出来ないでしょう。

タイ選手はムエタイでのスパーも加えれば「ウン万発単位のパンチが
自分に向かって飛んでくる」経験を積んでるから、冷静に守ったら
そうとうに見切られる予感あり。

しかもジョムトーンは、なかなか打たれ強そうなアゴの形されてます。
踏み込みも速そうだし、パンチのスピードも、なかなかのモノ。

中南米に強い内山なれど、意外とアジア圏の選手にはダウン食ったり
するんだよな・・・。

内山チャンプの本場進出を期待する私としては、ここは冷静に捌いて
終盤バッサリと切って落として欲しいトコロです。

田口チャンプは・・・挑戦者の気持ちで攻めて欲しいですねぇ。