あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

我が家の「お笑い本」(その5)

2017年05月12日 | サブカル
当時私が購入していた「お笑い雑誌」。
刊行が続くことなく、結局は廃刊の憂き目にあっている。



個人的には面白かったんだが、それでも編集後記などでは
苦しい台所事情とか吐露されてたもんねぇ…。
休刊になった後、誌名を変えて復刻するも、長続きせず。



広告もね、あのころ流行した「ダイヤルQ2」とかね、
「ツーショット・ダイヤル」とかですよね。
そういうのが殆どでしたよね。



広告も微妙なボディコン姉さんの写真だったりして、
あと、あまり上手とは言えないイラストだったりして。
なんかイマイチで御座いました。

そんな広告に乗せられる私ではありません。
ええ、そんなトコロには電話しませんでしたよ!



しかし、少女マンガちっくというか、そういう可愛いイラストの
「伝言ダイヤル」には、…なんというか、吸い寄せられてしまい
ました。
※ああ、やっぱりアンダーラインを引いている!!

恥の多い人生です。あえて語ります。
1ヶ月ウン万円をつぎ込んでしまいました。

※時間制限あったりして、課金制度が上手くできてましたよ。
 しまいにゃNTTに電話して「もう使えないようにして下さい!」
 ~と、自ら懇願する結果になってしまいました。
 アル中になる前に自主入院するようなもんですよ。
 我ながら流石ですよ。

まぁ、全くダメだったかというと、そうでもなく。
サクラも居たかも知れませんが、あちらも寂しかったのか、
不思議と後に直電したり、実際に会ったりした事もありました。



元サブカル少女というか。
普通の話題じゃ盛り上がらない女性も居ましてな。

そういう相手と小劇団やお笑いの話をしたりして、何度か会って
イイ感じになった事もありますわ。
※低い確率ではありましたが…。



そんな時、話題の元ネタになったのが、やっぱり今回取り上げた
「お笑い本」の数々。

リア充では無かったけど、
モテない時期に色々と見聞きして、中身を熟成させた事は、
今となったら良い経験だったと思います。

我が家の「お笑い本」(その4)

2017年05月12日 | 邦楽
お笑い本ながら、当時のサブカル全般を扱ってたのが
「カジノ・フォーリー」だった。
※下の画像は古本屋で遡って買ったもの



※まぁ「宝島」もサブカル紹介してたけど
 あちらは、もっとオシャレだったもんねぇ。
 特集によっては買ってたけど…。



「カジノ・フォーリー」の流れを組むムックでは、
みうらじゅん氏も数多いバカ・コレクションから一部を
紹介してくれておりました。



バンドの面々とかも登場してたんですよ。 
人気が出てきた電気グルーヴのツアーがカラーで紹介
されていたり…。
 


ふざけ全開の頃です。
メンバー全員変名で呼び合い、加入の経緯紹介も
メチャクチャ!
※まりんは、タバコを吸ってるところを二人に
 注意されたのがキッカケだったとか…。



そもそも「劇団☆新感線」なんてロック系の集団とも
言えたし。
お笑い以外でも色々と紹介されてましたよ。



そんな中、異彩を放っているのが「人間椅子」のページ。
堂々見開きで、担当コーナーを持ってますよ。

しかも若い!



時期で言えば、イカ天から出てきて、レコードデビューして
間もない頃。

なのに、個々のコーナーは
「鈴木研一のHRならこれを聞け!」
「和嶋慎治の趣味趣味こだわり」



「上館徳芳の日本酒のこだわり」など
新人と思えない熟成っぷり。

しかも、鈴木・和嶋コンビがやってる事なんて
どこかで聞いた事あるネタじゃないか!



「ハードロックならこれを聞け」が凄い。
堂々の推薦バンド羅列!そしてHRかくあるべしの説明文!

1位:
ブラック・サバス(HRは重くなくてはならない)
2位:
バッジー(B級の要素がなくてはいけない)
3位:
キッス(HRは見世物でなくてはいけない)
4位:
ナザレス(オリジナルメンバーを保たなくてはいけない)!
5位:
レッド・ツェッペリン
・・・が出てきたと思ったら推薦盤は「フィジカル・グラフィティ」
(新しくなくてはならない)!!

最近もBARKSなどサイトで啓蒙されてる内容そのままじゃないか!

「趣味趣味」の方も猟奇耽美の書籍紹介、自作エロ本のネタ。
これも変わってないじゃんか!!



すげぇよ。
やっぱ、ロリー・ギャラガーやジョニー・ウィンターみたいだよ。

やってる事はズ~ッと同じだよ。
※そりゃ御当人達からすれば、細かく変化してると仰るかも
 知れませんが…

こういう記事が見れたのも、今回昔の「お笑い本」を引っ張り出し
てきた副産物だなぁ…。

我が家の「お笑い本」(その3)

2017年05月12日 | 芸能
個人的には、上京して、深夜番組「冗談画報」とかで面白い
小劇団やお笑いグループを知って、ナマで見る欲求に駆られ
ていた頃。



※もう少しして「朝までナメてれば?」とか放送されるワケ
 だが、まだキッチュさんは誌面に登場してない感じかな?

バカルディなど若手が台頭していたころ・・・。



当時買ったお笑い雑誌の誌面には、
劇団☆新感線や劇団健康→ナイロン100℃、大人計画から
モンティ・パイソンの特集まで。 



いわゆる「サブカル」ってヤツですわ。
当時は、そんな言葉も知らなかったけれどね。

※モンティ・パイソン特集では私が最も好きなスケッチ=
 (コント)「クルマエビ・サラダLTD」も紹介されている!



しかも、放送時に本国で見ていたピーター・バラカンさんに
インタビューしてるもんな。

今にして思うと、色んな物を学ばしてもらったんだなぁ~と
感慨深いがします。



登場する面々も若い!
ワハハ本舗の久本雅美も平成モンドブラザースも、
ウンナンも、ラジオ・ビバリー昼ズの面々も
※高田文夫さんが連日出てた時代です…



古田新太も、宮沢章夫も、松尾スズキも、
ケラリーノ・サンドロビッチも!



松尾スズキに至っちゃ、ジミー・ペイジみたいじゃないか!

あと、松尾スズキ&ケラで往復書簡というか、交換日誌みたいな
事してたりして。



お若いくせに老成したようなトコロもあって、さすが才人は違う
などと思わされる遣り取りがあった。



広告に「池林房」や「犀門」などがあって、
「これじゃ噂の真相じゃないか!」
・・・と、自虐的に突っ込んだものです。
※他にも「浪曼房」「陶玄房」「浪曼房」ら系列店ね…



やっぱり当時の私は世を拗ねて生きてたんだなぁ…と、
あらためて思いましたわ(笑)。

我が家の「お笑い本」(その2)

2017年05月12日 | 芸能
5/6、経堂「さばのゆ」で行われたイベント=
「スタンダップコメディ・アカデミー/清水宏・松尾貴史」。

会場の「さばのゆ」で、季刊25時の「特集・松尾貴史」を
購入いたしました。



両脇にあった棚。いくつかの品物は売り物だったんですよね。
サバ缶とかも売ってるという事で、次に行く時は買おうって
話ですよ。



すでに、季刊25時「やっぱり中島らもが好き」は職場近くの
書店で購入済だが。

やはりキッチュさんの本も欲しかったから、これで揃いましたよ。



以前買った「お笑い本」と並べてみる。

「GAG!GAG!!GAG!!!」や「キンゴロー」は、TV「天然素材」や
「夜泣き弁天」特集やってたりするムックだから。
まぁ、1990年代初頭のモノだよね。



それ以前は「カジノ・フォーリー」。

休刊時期を経て復活し、ポール牧師匠の指パッチンを特集したり、
「北野ファンクラブ」を取り上げたりしている。



時期的に「立川ボーイズ」も紹介されてます。
※立川談春・しらくのコンビ。朝寝坊のらくさんも…。



それ以前の「カジノ・フォーリー」はラジカル・ガジベリビンバや
パワーズ、中村ゆうじ、竹中直人、桜金造らが表紙を飾っていた。
※紙面もアングラ臭が漂っておりましたよ…



お笑い小劇団の紹介や、高田渡さんのインタビュー記事は、
まだイイ方で。



女性週刊誌のゴシップ特集や、昭和犯罪史(クヒオ大佐!)、
SM特集、心の病特集など、お笑い誌と思えぬ記事も多かった。



「心の病気カタログ」に芸人の〝へらちょんぺ″を登場させて
いろいろ語らせてますねどね。
しかし、「この病気は伝染するんです」ってセリフは怖かったな。



※いみじくも今回、松尾貴史さんが語ってたけれど

病気持ってる本人が「これ読んでる人、可能性ありますよね。
興味持ってるんだから…」なんて、かなり怖かったですよ。

明るい世界への攻撃性に溢れた内容、そして妙な広告の数々。
我ながら世を拗ねて生きてたんだなぁ…と、つくずく感じますわ。

我が家の「お笑い本」(その1)

2017年05月12日 | 芸能
一時期お笑い本(ムック)を良く買っていた。

若手が台頭してた時期というか、
小劇団が笑いの要素を独自に発信していた時期でもある。



画像の「笑芸人」なんて最近かと思ったら2002年だから、
けっこう前になっちゃうのね。

【笑芸人 Vol.8(2002年秋号)】
[高田文夫責任編集SHOW-GAININ]  

特集:ひとりでできるもん ピン芸大爆進  
販売価格: 1,200円 (税込) 白夜書房 2002年10月  

柳家小さんグラフィティ ナンシー関[笑芸百選]
緊急参戦!氣志團参上 
笑福亭鶴瓶/古舘伊知郎/イッセー尾形/藤井隆/
いっこく堂/いとうせいこう/ビートたけし

・・・などが登場している。



そして何といっても清水宏!
忌野清志郎さんとのエピソードや、発汗量の凄さも既に
紹介されている。

そして記されている「シンバル漫談で世界へ!」の文字。

15年前から目標は決まっていたのだ。
まるでピコ太郎だ。

ノリは今と一緒だ。
ロリー・ギャラガーかジョニー・ウィンターかってくらい
同じ事やってる。

進歩が無い?いやいや、ブレていないのだ。
※R・ギャラガーなんて感動のあまり泣いちゃったよ。
 ワイト島フェスに「テイスト」として出演した映像・・・。

やはり清水宏は正しい。
このまま突っ走ってほしいと改めて思った。