あるBOX(改)

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ロック・ドラマーのジム・コウプリー死去

2017年05月16日 | 英国ロック
私にとっては「ジム・コプリー」の方が馴染み深いが。

ジェフ・ベックやチャー、ポール・ロジャース、トニー・アイオミ、
ティアーズ・フォー・フィアーズ、GO-WESTらとの共演でも知られる
英国出身のドラマー、ジム・コウプリーが亡くなったとの事。



コウプリーは2015年12月に白血病と診断され、骨髄移植を受けるも、
その後に再発。
最早それ以上の化学療法を望まず、残りの日々を暮らした模様。
享年63歳。



日本のロックファンにはチャー(Char)と組んでた事で知られており、
私自身はPSYCHEDELIXでのコプリーのプレイを印象深く覚えている。

弾力あるスネア音とバスドラの細かい踏みっぷり、ニュアンス豊かな
手数・・・。3ピースのグループにガッチリ嵌っていた。



96年からは元FREE、バッド・カンパニーのヴォーカリスト=ポール・
ロジャースのツアーメンバーとして世界中を回っている。

※メンバーを気に入ったロジャースは、同じ面子でスタジオ・アルバム
「NOW」と「エレクトリック」を製作。



1996年に発表されたライヴ・アルバム『Paul Rodgers Live/
the Loreley Tapes』で、コプリーの手数の多いドラミングを
堪能する事が出来る。

同じメンバーで来日も果たし、「やっぱりP・ロジャースとは英国
ミュージシャンが相性イイよな」と納得させられた。
※ジェフ・ホワイトホーン(g)、ジャズ・ロッホリー(b)・・・



1996年7月12日のクラブチッタ川崎。
オールスタンディングゆえ、私は前から2列目で彼らを見る事が
出来た。素晴らしい歌唱と演奏だった。

「日本のビールと焼き鳥、しゃぶしゃぶ好きの大の親日家だった」
~なんて聞くと、ますますシンミリしてしまう。



プレイを目前で見たミュージシャンが亡くなるのは寂しいものだ。

ありがとう、ジム・コプリー。
どうぞ、安らかに・・・。