オールマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンが
5月27日、米ジョージア州サバンナにある自宅で亡くなった。
死因は、肝臓ガンの合併症との事。
2007年にC型肺炎を発症し、2010年には肝臓移植を受けていたが、
その後も完全な回復には至らなかったという。享年69歳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/54/1c57f2b2a6c5616ea21289ecb43b114e.jpg)
訃報にあたり、オールマン・ブラザーズ・バンドのアルバムを
・・・と思ったら、1stが聴きたくなって。
取り込んだウォークマン引っ張り出している。
改めて聴き直すと最初から凄いアルバム作ってらっしゃる。
後に出したライブ盤のほうが緻密だ。
この初スタジオ作は、ずっとラフで生々しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f0/a3ed76c38124b3ffc4a9658392408b4b.jpg)
※フィルモアのライブは安定感ありすぎゆえ私は1stの方が
好きなんです。
グレッグの甲高くねばっこい声も、この頃から出来上がってる。
キーボードの音も独特の浮遊感を生むのに効果的だ。
やっぱり凄いバンドです。
~とは言え最初から売れたワケじゃない同バンド。
知名度・評価・売り上げを上げたのは「フィルモア・イースト」
ライヴ。しかし、この後グループは悲劇に襲われる。
クラプトンにも影響を与え、サザンロックの雄としてジャンルの
頂点を極めた若きギタリスト=デュアン・オールマンがバイクの
事故で亡くなってしまったのだ。
24才という若さで、まさにこれからという時に!
ひとつ違いの兄を失ったグレッグは、それでもバンドの活動を
継続したが、翌年にはベーシストのベリー・オークリーもバイク
事故で死亡…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/91/8d1c3a742d8a8462b66d6ad5241131c7.jpg)
せめてもの救いはバンドが大所帯で、ギターも当初からツインの
編成だった事。
そのギタリストがディッキー・ベッツという腕利きだった事。
オールマン・ブラザーズ・バンドは「イート・ア・ピーチ」や
「ブラザーズ・アンド・シスターズ」を発表し、ヒットにも
恵まれた。
※「ブラザーズ…」はポップになったという批判もあったが・・・。
私は「ランブリンマン」大好きですよ。
ロックで無茶なツアー生活に明け暮れたバンドは、御多分に漏れず
70年代ロックの凋落とともに空中分解。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ca/331ef7411fd905262a22d90b5ae8f2c3.jpg)
その後は再結成と分裂を繰り返す事になった。
合間にはグレッグ自身、ソロ活動や自分の名前を冠したバンドで
公演を行なうなど、リスペクトされるミュージシャンとして悠々
暮らしていた印象がある。
結婚歴は6回、3度目の妻はシェール。
名物カップルとして有名だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/34/c13f54642a301824b26791851d49ef82.jpg)
最晩年は病と共存しながらのミュージシャン生活だったそうだが、
調子がおもわしければライブをこなし、亡くなる直前には何と、
新譜を完成。
そのアルバム「Southern Blood」は9月発売予定だという。
先だって亡くなったチャック・ベリーといい、ミュージシャンは
亡くなっても音源を残す、凄いです。やっぱ尊敬モノです。
「Last Album」ではリラックスしたレイドバック・サウンドを
聴かせてくれるんでしょうか。
それとも甲高い粘っこシャウトを聴かせてくれるんでしょうか…。
グレッグ・オールマンの安らかな眠りを祈ります。
5月27日、米ジョージア州サバンナにある自宅で亡くなった。
死因は、肝臓ガンの合併症との事。
2007年にC型肺炎を発症し、2010年には肝臓移植を受けていたが、
その後も完全な回復には至らなかったという。享年69歳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/54/1c57f2b2a6c5616ea21289ecb43b114e.jpg)
訃報にあたり、オールマン・ブラザーズ・バンドのアルバムを
・・・と思ったら、1stが聴きたくなって。
取り込んだウォークマン引っ張り出している。
改めて聴き直すと最初から凄いアルバム作ってらっしゃる。
後に出したライブ盤のほうが緻密だ。
この初スタジオ作は、ずっとラフで生々しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f0/a3ed76c38124b3ffc4a9658392408b4b.jpg)
※フィルモアのライブは安定感ありすぎゆえ私は1stの方が
好きなんです。
グレッグの甲高くねばっこい声も、この頃から出来上がってる。
キーボードの音も独特の浮遊感を生むのに効果的だ。
やっぱり凄いバンドです。
~とは言え最初から売れたワケじゃない同バンド。
知名度・評価・売り上げを上げたのは「フィルモア・イースト」
ライヴ。しかし、この後グループは悲劇に襲われる。
クラプトンにも影響を与え、サザンロックの雄としてジャンルの
頂点を極めた若きギタリスト=デュアン・オールマンがバイクの
事故で亡くなってしまったのだ。
24才という若さで、まさにこれからという時に!
ひとつ違いの兄を失ったグレッグは、それでもバンドの活動を
継続したが、翌年にはベーシストのベリー・オークリーもバイク
事故で死亡…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/91/8d1c3a742d8a8462b66d6ad5241131c7.jpg)
せめてもの救いはバンドが大所帯で、ギターも当初からツインの
編成だった事。
そのギタリストがディッキー・ベッツという腕利きだった事。
オールマン・ブラザーズ・バンドは「イート・ア・ピーチ」や
「ブラザーズ・アンド・シスターズ」を発表し、ヒットにも
恵まれた。
※「ブラザーズ…」はポップになったという批判もあったが・・・。
私は「ランブリンマン」大好きですよ。
ロックで無茶なツアー生活に明け暮れたバンドは、御多分に漏れず
70年代ロックの凋落とともに空中分解。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ca/331ef7411fd905262a22d90b5ae8f2c3.jpg)
その後は再結成と分裂を繰り返す事になった。
合間にはグレッグ自身、ソロ活動や自分の名前を冠したバンドで
公演を行なうなど、リスペクトされるミュージシャンとして悠々
暮らしていた印象がある。
結婚歴は6回、3度目の妻はシェール。
名物カップルとして有名だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/34/c13f54642a301824b26791851d49ef82.jpg)
最晩年は病と共存しながらのミュージシャン生活だったそうだが、
調子がおもわしければライブをこなし、亡くなる直前には何と、
新譜を完成。
そのアルバム「Southern Blood」は9月発売予定だという。
先だって亡くなったチャック・ベリーといい、ミュージシャンは
亡くなっても音源を残す、凄いです。やっぱ尊敬モノです。
「Last Album」ではリラックスしたレイドバック・サウンドを
聴かせてくれるんでしょうか。
それとも甲高い粘っこシャウトを聴かせてくれるんでしょうか…。
グレッグ・オールマンの安らかな眠りを祈ります。