あるBOX(改)

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左とん平さん死去

2018年02月25日 | 芸能
映画や舞台に名脇役として活躍し、喜劇役者としても知られた俳優・
左とん平さんが死去された。享年80。

亡なったのは24日、都内の病院にて。
原因は心不全。

とん平さんは昨年6月、急性心筋梗塞の手術を受け、その後9か月間
闘病を続けていたという。



高校時代に俳優学校に通いてコメディアンを志した、とん平さん。
70年代にTBS系ドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」で
人気となった。

バラエティー番組で発したセリフが一世を風靡し、そのセリフを
盛り込んだ曲「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」もヒットした。

賭博容疑で何度も逮捕されたが、ご本人の人柄もあって仲間の
後押しあり、カムバックの助けとなった。

とぼけた雰囲気を持ち味として、コミカルもシリアスもコナす、
貴重な役者さんでした。



私が最後に見たのは映画「オケ老人」。
老人オーケストラの面白キャラを小松政夫さんらと見事に演じて
おいででした。

「ヘイ・ユウ・ブルース」は再評価ブームで聴いて、凄さに感じ
入りました。
※オーケンも取り上げてたなぁ。

「人生はすりこぎなんだよ!」

すごい歌詞だし、理解してシャウトする、とん平さんは本当に凄い。
そして「世の中はすり鉢」の一節…。



後にオーケンは「俺の値段を誰が決めた」と空想ルンバで歌ったが
その原点とも言える歌詞で御座います。

「ヘイ・ユウ・ブルース」のプロデュースはミッキー・カーティス。
深町純アレンジ。昭和の偉人が関わった、やっぱり凄い曲ですね。

「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」聴きながら喪に服しますかね…。



葬儀を請けるのは左さんが長年CM出演した「さがみ典礼」。
3月中にお別れの会を開く予定との事。

心よりご冥福をお祈り申しあげます。

大杉漣さん死去

2018年02月25日 | 芸能
2018年2月21日、大杉漣さんが66年の生涯に幕を下ろした。
原因は急性心不全。突然のことだった。

出演中のドラマ『バイプレイヤーズ』のロケ先での、余り
にも急な出来事。

仲間に看取られての最期だったとの事。



私にとっては「シンゴジラ」の総理役が印象深かったなぁ。
序盤の中心的人物と言えた。

後に見られた「シンゴジラNG集」では他の生真面目な役者
さんが「あ~!!」「ゴメンナサイ!」と謝りまくる中

大杉漣さんは総理と同じ口調で「もう一度、お願いします!」
とセリフみたいに続けて、むしろ現場を和ませておいでで…。

シリアスな演技の反面、ああいうトコロがステキだなぁ~と
思っておりましたよ。



バラエティにも出演。

ナイナイ番組の「ゴチになります」コーナーでは、最下位で
自腹切る機会もあったが

2種連続ピタリ賞なんて快挙もあり、番組を大きく盛り上げて
おいででした。

脇役、バイプレーヤーと言いつつ、ほのかな華、優しい灯火
のような明るさがありましたよね。

街歩きでも、さりげない気づかい、気さくさ、優しさが滲み
出るシーンが度々ありました。

素敵な姿を見るだけで心休まりました。
※要潤さんと屋外でコーヒー飲む姿なんて、最高でしたよ…。

心よりご冥福をお祈り申しあげます。