あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

望月三起也展をハシゴ

2016年03月25日 | 漫画
「ワイルド7」原画展&即売展があるというので
まずは神保町の書泉グランデに向かった。

久々に水道橋駅から白山通りを下る。
靖国通りに沿いに書泉グランデの姿が見えた。



う~ん、もっと大きな建物だったと記憶してるん
だけどなぁ。

そうでもない。
漫画のあるフロアの一角で原画展開催中と聞いて
きたが、見当たらない。

~というか、そんなイベント出来そうなスペースが
見当たらない。

2Fをグルグル回ったら、レジ向かいにある書棚の
一角を「望月三起也スペース」として開放され
てるのな。



原画じゃなくて印刷モノもある。
でも精巧なので原画と見分けが付かない。
※先生の驚嘆コメントあり!



「爆破105」の表紙もある。
複製だが、そうとうリアルだ。
ホワイト修正の跡まで見えてしまう。

額付きで5万オーバーか。
望月先生の絵の価値を考えると妥当って気も
するが、そこで「自分が出せるか?」という
別の問題が出てくる。

今回は諦めた。
さて、次は池袋だな。

桜の開花、そしてスギ花粉

2016年03月24日 | 生活
近くの公園を通ったら
桜の花が咲いていて、春の到来などを
感じて、ほっこりしたのだが。



いかんせん、スギ花粉のダメージが
前日あたりからピークに至り

ボッーとするし、頭痛はするし、
微熱も感じるし、水のような鼻水は
とめどなく流れるし、目は痒いし・・・で

花粉症の症状がフルに現われている。

ここ数年は処方薬で症状緩和していたのだが
一定以上の花粉に遭うと症状が現われてしまう
のよねぇ・・・。



これじゃ
せっかくの桜を楽しむ余裕もないよ。

参ったなぁ・・・。

金属恵比須ワンマン公演チケットを発券

2016年03月24日 | 邦楽
先週のプログレフェスで最高の演奏を聴かせて
くれた金属恵比須。

4/16(土)には20周年ワンマンライブが吉祥寺の
シルバーエレファントを開催される。

チケットは予約済みだったが、いよいよ発券。
現物を見ると気持ちがアガるねぇ!



ジャパニーズ・プログレッシヴ・ロック・バンド=
金属恵比須。

昨年発売のアルバム「ハリガネムシ」も最高だったが
3月発売の新作ミニアルバム「阿修羅のごとく」も強力。

4月のワンマン(e+のみ取り扱い)も、売り切れ間近に
なっている模様。

OPEN 17:30 / START 18:30
前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,300 +1ドリンク

<出演>
金属恵比須

チケット:イープラス独占販売
※今回、吉祥寺シルバーエレファント店頭での前売
 チケット販売は無し。

今度は「セゾンNetアンサーをかたるフィッシング」メール

2016年03月23日 | 生活
以前、「EMS委託運送状添付を騙る悪質メール」なんて物が
ありましたが。
※まだ最近もあるみたい。危険ウィルス添付の危険メール…

今回は「セゾンNetアンサーをかたるフィッシング・メール」が
届きましたよ。

以下、内容

【重要:必ずお読みください】セゾンNetアンサーご登録確認

いつもセゾンNetアンサーをご利用いただき、ありがとうございます。

この度、セゾンNetアンサーに対し、第三者によるアクセスを
確認いたしました。
万全を期すため、本日、お客様のご登録IDを以下のとおり
暫定的に変更させていただきました。

お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。

ttp://www.*********/

上記セゾンNetアンサーIDは弊社にて自動採番しているものですので、
大変お手数ではございますが、下記URLからログインいただき、
任意のIDへの再変更をお願いいたします。
なお、新たなID?パスワードは、セキュリティの観点より
「10桁以上」のご登録を強くおすすめいたします。

ttp://www.********/

ID変更の際はこれまでご利用いただいておりましたIDのご利用は
お控えいただきますようお願い申しあげます。
他のサイトでも同じIDをご利用の場合には、念のため異なるIDへの
変更をおすすめいたします。

———————————————————————–
本件に関するお問い合わせにつきましては、Netアンサー係まで
お電話いただきますようお願い申しあげます。

【Netアンサー係】
■東京 03-****-****
■大阪 06-****-****
(9:00~17:00)
———————————————————————–
*誠に勝手ながら本メールは発信専用アドレスより配信しております。
本メールにご返信いただきましても、お答えすることができませんので
ご了承ください。

————————————————————————

以上です。米印にしてるけど、URLも電話番号も、もっともらしい物を
提示してあります。

ここにアクセスすると、まんまと個人情報を抜かれたり、聞き出されたり
する模様。

URLをクリックしたら、本家そっくりなサイトに飛んで個人情報を入力
させるようになってるそうで。

間違っても引っかからないようにせにゃいけませんね。

続いて、本家セゾンカードのサイトでは注意を呼び掛けております。
実際は数年前に出回ったフィッシング・メールらしいですが、インフル
みたいに、ほとぼりさめちゃ出現する習性あるんですかね?

以下、本家サイトの注意喚起。

————————————————————————

最近、当社を装った案内のEメールを不特定多数の方に送信し、当社の
デザインに酷似した偽のホームページに誘導し、お客様のカード番号、
有効期限、暗証番号を入力させ、不正に個人情報を取得する悪質な
フィッシング詐欺が発生しております。

このようなEメールは当社とは一切関係ありませんので、万が一、
受信されても、絶対にお客様のカード番号、有効期限、暗証番号の
個人情報を入力されぬよう、十分お気をつけください。

※当社では、お客様の個人情報をEメールでお伺いすることはございません。

————————————————————————

・・・という事で、私はセゾンカード持ってないしメールの最後が
変に文字化けしてるので「怪しいな」と思って色々と検索したら
「危なかったなぁ~」で済みました。

皆さんは引っ掛からないとは思いますが、未だに出回るこういう悪質な
メールには気をつけたいですね。

ワイト島のFREEと言えば…

2016年03月23日 | 英国ロック
車中に居る彼らに、わざわざピート・タウンゼントが
歩み寄ってきて

「君たちの最新シングル、イイね」と言って立ち去ったとか。
・・・そんなエピソードが御座います。



フリーの伝記本によると、もうメンバーたちは夢見心地に
なったとか。

当時からピートさんは「英ロック界の御意見番」的な存在
だったワケですね。



キング・クリムゾンの1stを「驚異的な傑作」「気持ち
悪い程の傑作」と評したのも彼だし。

何と言っても第一次ブリティッシュ・インヴェイジョンの
旗手として全米を制覇している先輩でもあるから。

ブルース・ロック畑のFREEといえど一目置く存在だったん
でしょう。



実際そのシングル、「オールライト・ナウ」は全英2位に
駆け上がり、グループを代表する1曲になったのだから
ピートさんの目は確かだったと言えるでしょう。

ステージに立ったフリーは、
ヒットシングルを出したバンドとして観客に大きな歓迎を
受けてるし、演奏も本当に充実している。



後に発掘映像として商品化された「ワイト島1970」は
各バンドの演奏をハイライトで収録したモノでしたが、
続いてフル演奏版も個々に登場し、ファンを大いに喜ばせて
くれました。

イベントとしては通算65万人の観客を動員する記録的なモノ。
しかし、ウッドストックでも夢と希望は怪しかったのに、もう
「途中までは安い価格で入場してもらい、採算が見込めた時点で
無料とする」なんてシステムが機能する訳なかった。





主催者が「オレは破産だ」と宣言して終わる映像は、なかなか
痛々しく、そして清々しかった。

途中、ステージに観客が乱入してきて、泣きながら抗議した
ジョニ・ミッチェルの初々しい姿も印象的。



結局はウッドストックでも演奏に集中したグループが後の評価に
繋がってますし。

2016年といえど、やっぱり演奏がすべてです。
※ステージ・アクションも含めて・・・
参加者は、そういう気概でステージに立って欲しいと思います。

P.S.
なお、ウッドストック開催時、FREEはアメリカ・ツアー中で。
「NY州サリバン郡ベセルホワイトレイクで大きな音楽イベントが
あるんだが、どうだい?」と声が掛かったそうな。

熾烈なツアー中だったので「そんなの無理だよ」と返答したらしいが。
さぁFREEがWOODSTOCKに参加して映画に登場してたら、どうなっていた
でしょうか・・・。なんて、よくある「伝説」ですね。

The Whoがワイト島フェスティバル2016のヘッドライナーに

2016年03月23日 | 洋楽
ザ・フーが、今年6月に英国で開かれる「The Isle Of Wight Festival」に
ヘッドライナーとして出演すると発表された。

いやぁ、凄いねぇ。
The Whoがワイト島フェスティバルに出演するのは、4回目だが。



最初が1969年、そして1970年、間を空けて2004年って言うんだから既に
伝説的とも言えるんだよな。



モントレー・ポップ・フェスティバル、ウッドストック、そしてワイト島での
圧倒的パフォーマンスで名を売ったThe Whoは、それを機に英国のモッズ・
バンドから世界的にビッグなグループへと飛躍していくのだが。

そのキッカケとなったロックオペラ「トミー」を今回も大々的に取り上げて
くれるかも知れないね。



フェスの開催者は「ザ・フーは、ワイト島フェスティバルの一部」として
彼らを再び島に歓迎できる喜びを語っているそうな。

「The Isle Of Wright Festival 2016」は、6月9~12日開催。

2002年に再開されてから15周年となる今年は、英国アーティストの
ヘッドライナーにこだわり、クィーン+アダム・ランバートなどの
ヘッドライン・パフォーマンスが発表されている。

ザ・フーは土曜日(6月11日)にプレイする予定との事。



「The Isle Of Wright Festival」かぁ・・・。
ELPは同フェスでデビューしたんだもんな。
FREEは「オールライト・ナウ」「ミスター・ビッグ」で堂々と大観衆に
対抗し、フラフラになりながらステージを降りた。
※今年はロジャースさん単独で・・・とか無理かな?

しかし本当に・・・、The Whoはバケモンだな。

STARGAZERのドラム・フィルインといえば

2016年03月22日 | 英国ロック
21st Century Prog Rock Stars FESTでは、金属恵比須ら現役
真っ只中のジャパニーズ・プログレッシブ・グループによる
“自分たちの楽曲”での見事なパフォーマンスを見る事が出来た
・・・という感激があったが。

その中でも偉大な先人たちの楽曲が垣間見たり、“モロに”
そのまんまなフレーズを弾いたりして、70年代ロック好きの
人間を大いに喜ばせてくれたのが金属恵比須。

特にレインボーの「スターゲイザー」はドラムのオープニング
フィルインから再現されて、私は感激しきりだったのでした。



実際、“本家”のステージなど結構「導入フィルイン」が省略されて
いるから、尚更だったのよね。

最早ドラムソロとさえいえるオカズ乱れ打ちからハイハット刻み。
後藤マスヒロ氏が見事に再現したコージー・ドラミングの代名詞。



ロニー期のLIVE盤、ボネット期のモンスターズ・オブ・ロック
共にオープニングのフィルインは省略されている。

スタジオ盤「虹を翔る覇者」でHRファンの度肝を抜いたコージーの
ドラミング。

アルバム・オープニングの「タロット・ウーマン」(なぜかLIVEで
演奏された話を聞かない名曲)にて、スケール豊かなシンセに続いて
登場するドラム・フレーズ。

ギターのリフに於いてはリスナーのハートをワシ掴みするキラー・リフとも
いえるイントロが数々存在するが。

それをドラムスでやってのけたのがコージー・パウエル。

そのスケール豊かなドラミングを堪能できるのが「スターゲイザー」なのだが
リッチー(Gtr.)は「延々と同じフレーズを弾くのが退屈だから」と言って
LIVE演奏を好まなかった。



それでもリッチー・ブラックモアは、HR回帰を目的として組んだ新生
レインボーで「スターゲイザーを演る」とファンの希望を汲んだコメントを
述べている。

嬉しい限りです。

新生レインボーのドラム=David Keithは、BLACKMORE'S NIGHTのドラマーで、決して若さで叩くタイプじゃないし、HRドラマーでもないと思えるが。

それでもBLACKMORE'S NIGHTのライヴでD・パープルの「CHILD IN TIME」を
演奏するなどの経験はある。

コメントでも「なるだけオリジナルに忠実に叩きたいと思う。無理に自分の
色を付け加える必要もないだろう」と嬉しい事を言ってくれている。

お願いします。
来日を信じていますが、その前にモンスターズ・ロック2016の音源が
公開される可能性も大きいから。

そこで披露される「スターゲイザー」のスケールが、オリジナル並みに
でかい事を期待します。

21st Century Prog Rock Stars FESTの収穫品

2016年03月21日 | 邦楽
いい音楽を生で聴いた収穫・・・もありますが。

やはり物販で購入した物も記念として残ります。

あと現場で撮ったデジカメ画像も。
※録音と動画はNGだったけど、デジカメやスマホはOK…と



まずはフライヤー。

そして金属恵比須、次回公演の告知。



金属恵比須さんは(関東)ツアー中ですが、消化するに
従って行数も減り、いよいよシルバーエレファントのみです!

そして、やっぱりバンドT。



箱男Tシャツは本当にPOPなデザインで、初夏になるのが
待ち遠しいくらい。

早く着て外に出かけたいねぇ。



そしてやっぱりDVD。
2014年の金属恵比須LIVE。

マスヒロさん参加のヴァージョンで「寝不足ブルース」も
披露されてました。
※稲益さんの歌声が可愛い。ガールズバンドみたいじゃないか。

そういや他の人がUPした画像で見覚えないジャケットのCDが
あったな。

次回のワンマンで探さないと!

21st Century Prog Rock Stars FESTの余韻

2016年03月20日 | 邦楽
    ~新世代への啓示~
21st Century Prog Rock Stars FEST

その文字が表示されるモニターTVを眺めながら余韻に浸ってると



片付け中のステージから、何かのパーツが客席側に落ちたような
音がした。

それはまるでピンポン玉が何度か床に跳ねたような音だった。




・・・「ピンポン玉の嘆き?」

ユカクロの「恐竜組曲」のギター雄叫びは「一色触発」のOPを
連想させてくれたし



そもそも四人囃子の初期LIVEを聴く限り、あれは「泳ぐな、ネッシー」
序盤の効果音としか思えないのだ。
※結局1stのOPに使われ、「泳ぐな…」はセカンドに回された…と。

金属恵比須のHRっぽさも四人囃子を連想させるし、
そうやって日本のプログレは繋がっているのだなぁ・・・なんて。

勝手な感慨に耽る私だったのでした。

21st Century Prog Rock Stars FESTへ行く(8)

2016年03月19日 | 邦楽
ユカクロにはアンコールの拍手と声が飛び、YUKAさん割りと
直ぐ登場。メンバーも続いて再登場。

アンコールも盛り上がる曲を持って来た。
やっぱアップテンポ曲は気持ちもアガるわ。



正直、ほぼ金属恵比須でエネルギーを使い果たしてたので
私、ユカクロさんの前半は結構グッタリしてたのね・・・。
※申し訳ありません

でも、少し身体を休めたあとは身体もリズムを取り始め
「恐竜組曲」~アンコールでは、すっかり盛り上がって
しまいました。

やはり実力あるバンドだなと感じ入る。

最後は出演者たちが全員ステージに登場し、記念撮影。



和気藹々とモニター近くに並ぶ出演者さん達。
「すいませんね、お客さんにおしり向けて」なんて気も使って
いただいて、「いえいえ」てな気分でこちらも準備。



ステージ上の人々にカメラマンさんから「しゃがんで下さい~」
「もっと下がってもらったがイイかな~」と注文もでて。
素直にポージングに移るミュージシャンさんたち。

いい雰囲気です。



記念撮影も終わり、イベントも終了。
間に20分の休憩もあった長丁場、週末は仕事疲れで色々と
厳しい私だが、なんとか持ちました。

個人的には、やはり金属恵比須の本意気ステージを体験できたのが
感激だったし、一番の収穫でした。



アンケートを書きながら客席後方を見渡すと、最後部まで椅子が
置いてあるのが分かった。

中休みでにトイレやドリンク補充で移動したけど、けっこう椅子
埋まってたもんな。
充分の入りだったって事でしょう。
※売り切れあって、追加で席補充した雰囲気だったし。



私にとって日本のバンドをまとめて見る機会は滅多にないし、
こういう機会は大変ありがたいと思った。

日本のプログレを盛り上げようとする方々の熱意に感謝です。



また、ファン目線では見事なライヴに思えた演奏でも当事者から
すると自ら課題と考える要素もあったようです。

それは素晴らしい意識だと思うし、プロフェッショナルの証明とも
言えると思います。
※私からの注文は「高木総主席のギターはもっと大きな音でイイ!」
・・・くらいかな?

さらに高いステージに登ろうとする金属恵比須、次回のワンマン
(吉祥寺シルバーエレファント)が本当に楽しみだ。

~なんて事を考えながら吉祥寺の街を後にした、そんな連休初日
だったのでした。

21st Century Prog Rock Stars FESTへ行く(7)

2016年03月19日 | 邦楽
Yuka Chronoship、初のLIVE体験だったが、やはり生だと迫力ある。

こちらのドラムも強力。
田中一光氏の踏むバスドラ、炸裂するシンバルは皮膚に来る!
B'Zのドラマーというと故・青山純さんが頭に浮ぶが、それぐらい
パワフルじゃないと務まらないともいえる。



YUKAさんはフロントでキーボード前に座り、歌うというかスキャット
しているイメージ。そして要所でムーディーなシンセを鳴らす。

目についたのがギター。
宮澤崇氏のタッピング+ハンマリングを多用したソロには
「うめぇぇぇぇぇ!!」と感嘆するしかなかった。



A・ホールズワース以降に登場したギタリスト。
まさにそういう印象だ。

前半は3rdアルバムからシンフォニックな曲が取り上げられたが、後半
MCで「恐竜組曲やります」と告げられると同時に数名のファンから
「イエィ!」と歓声が飛んだ。

「3rd」以前にユカクロの存在を知らしめた代表曲か?
つ~か、「組曲」ってだけでワクワクするぞ。
しかも「恐竜」と聴けば尚更だ。



予想通り、曲はドラマチックにスタートした。
Eギターが恐竜の鳴き声のような音色を掻きならす!

おお!四人囃子か!はたまたエイドリアン・ブリューか!

曲展開も変化して、まさにプログレな組曲!
こりゃユカクロ・ファンが喜びの声を上げるのも納得だ!



田口俊氏は、しっかりと音を支えている印象。
そしてやっぱり宮澤氏のギターソロ。
「うめぇぇぇぇぇ!!」

しまいにはベースとEギターでタッピングのユニゾン!
「うめぇぇぇぇぇぇ!!」

本当に皆が達者だ。安定感がある!

(続く)

21st Century Prog Rock Stars FESTへ行く(6)

2016年03月19日 | 邦楽
半ばステージを食い荒らしたかのように去っていった金属恵比須。
続くYuka & Chronoshipは、さぞ出辛らかろう・・・と思ったが。

いやいや、さすがに演奏陣はベテラン。落ち着いてます。
Vo.&Keyのユカさんも堂に入ったものです。

3rdアルバムに関して質問されてもユカさんは「あっけらかん」と
漠然コメントを返答。
リーダーから正確なコンセプトを伝えられ「そうだったんだ」と
笑う爛漫さを見せておいででした。
※おおまかに聞いてイメージは自分の中で膨らませているそうです。



そもそも
Yuka & Chronoship(ユカ・アンド・クロノシップ)とは

シンガーソングライターとして3枚のアルバムをリリースしている、
Yukaこと船越由佳と、彼女のデビュー時からのプロデューサーである
田口俊の二人で始まったユニットで。



※田口氏はプリプリのプロデュースや、LORELEI、SENSE OF WONDER、
作詞家として活躍した人物。

その後、田口氏と親交があった宮澤崇(Gtr.)と田中一光(Dr.)が
加わり、本格的バンド形式になったとの事。

宮澤氏は松任谷正隆のスタジオワーク、田中氏はB’zのツアー&
レコーディングドラマーとしてのキャリアあり。

2011年に1stアルバムを、2013年に2ndアルバムをフランスの
プログレッシヴ・ロック・レーベルから世界31ケ国にリリース。

2013年から3年連続で仏・仏・伊のプログレ・フェスに出演。

2015年9月にはイギリスのCherry Red Recordsより3rdアルバム
「The 3rd Planetary Chronicles(第三惑星年代記)」で
遂に英国デビューを果たしたが、それについても「テープを送ったら」と
普通に返答されてました。
※そして「テープって!」と自分で突っ込んだりして・・・



演奏が始まったら、すぐに「時間旅行の船」に乗せられた気分。
「タイムマシーンは普通一人乗り、ドラえもんのは二人乗り」
「もっと大人数で乗れる船をイメージした」というグループだけに。



ギタリストはゴーグル状のグラスをニットキャップ上に装着。
※グループフォトでは演奏陣は皆そうだったような・・・

さすがにドラマーは体力使うだけに野性味豊かで、終始ちょっと
怖い顔で叩いておいででした・・・。

(続く)

21st Century Prog Rock Stars FESTへ行く(5)

2016年03月19日 | 邦楽
続いてMCだが、もうこの辺では何があったのか記憶が曖昧。
※そもそも曲順等も後に高木総主席がUPしてくれたセットリストを
 参考にさせて貰ってるし・・・。

メンバー紹介から、ゴキゲンのマスヒロさんが何度もお魚ポーズで
ドラム前を行ったり来たりしてたのはコノ辺か?
Tシャツ紹介でオチャメなポーズ決めてたのは前半だったよな。


※もちろん「箱男」Tです!

Tシャツといえば多良氏が着てたモノも紹介されていたな。
キング・クリムゾン2016ツアーシャツ「RED」ヴァージョン。
※私も持ってるが、イイよねぇ。

稲益さんの紫の衣装は手縫い。
最も徳の高い色として高木総主席から指摘を受けておいででした。

さぁ、いよいよ金属恵比須は終盤。
「阿修羅のごとく」で盛り上がる!ますますバンドとしてまとまり、
充実を感じさせる演奏と歌唱!
スリリングだが安定感もある、凄いグループになってます!

最後の曲は「猟奇爛漫」。
妄想爛漫な歌詞を唸る高木総主席の横で「ヘンターイ!」と叫ぶ稲益さん。
なんか、バランスが取れてる気がするな。

後追いで聴いてて何ですが、
金属恵比須は高木大地氏がリーダーとして何度もメンバーチェンジを
行なってきたバンドなんですよね。

学校の同級生といっても稲益さんの加入は、だいぶ後。
以前からのレパートリー「箱男」でも最新のLIVEヴァージョンでは
総主席が情念声で歌った後に「ウゥ―――――――」と透明感あふれる
スキャットを盛り込んでらっしゃる。



「破滅」「情念」のイメージあった金属恵比須に「救世」「浄化」の
イメージが加わったように感じるのだ。

ピーター・ハミルがVDGGの名曲『マン・アーグ』で
「自分の中に殺人者がいる。それがうごめくのを感じる」
「自分の中に天使がいる。それが微笑んでいる」と歌った背反同一の
現象が金属恵比須というバンドの中で現実化されているのだ!

高木カラーだけでも凄まじいのに!
「救い」の要素が入ったら、そりゃとんでもない事になってしまいますわな!

「猟奇爛漫」もエンディングは全楽器掻き鳴らし、またもケイオティックな
音空間に突入!
ギターは天井梁に押し付けられ、MJ氏はリボンコントローラー持ち出して
手擦り!最後は尻擦りでキース・エマーソン追悼!!
※あぁ、興奮&感激で泣きそう・・・
 MJ氏は「もっとやりたかった」ようにも見えた。
 こちらも4月のワンマンで思いっきりヤリ尽くして欲しい!

終わってみればハードロック色多めなステージ。
「紫の炎」「アイアンマン」「スターゲイザー」のフレーズも登場し、
コージーのフィルイン再現には感涙寸前のワタクシでした!

「プログレフェス」という言葉だけで思えば暴走気味だったかも知れないが
前後をシンフォ系のバンドに挟まれている事を考えれば、イベントを平坦な
物にしない為に必要だったとも言える。

なにより盛り上がった。
私も大満足した。素晴らしかった。

全肯定いたします!!

(続く)

21st Century Prog Rock Stars FESTへ行く(4)

2016年03月19日 | 邦楽
続いて曲は「ハリガネムシ」。
いまやバンドの代表曲。

ハード且つプログレッシヴな名曲。
普通プログレハードと云うと中途半端なイメージあるのだが
金属恵比須は違う。筋金入っている。

テンペストか四人囃子かって程にプログレッシヴでハードだ!



照明も真っ赤だしライヴハウスだし・・・で遠慮せずに拳を
突き上げ「ハリガネムシ!」と何度も叫ばせて貰いましたよ。

続いてMC。
「紅葉狩り」を演るという事で、「プログレ三昧」で絶賛して
くれたスターレス高嶋の話題へ。
主に稲益さんに発したコメントで、「ルネッサンスのvo.を思わせる」
とか「前世は英国人だったに違いない」とかの濃いモノが紹介されて
いましたよ。
※私なんて「前世から座敷わらし」なイメージなんですけどねぇ

そうして始まった「紅葉狩り」は直ぐ歌に入るヴァージョン。
個人的にはキーボードが前奏弾きまくるヴァージョンがLIVEで
体験できるかと期待してたのだが・・・。
※まぁ、それは次回のワンマンライヴで演ってくれると信じます!
 
「紅葉狩り」後半ではクリムゾン的なフレーズ登場。
金属恵比須がオトクなのは、本家より前に「一公演で初期・中期・
ディシプリン期のギター演奏を盛り込んでいる」ってトコロ。
サイコーです。

ギターのみならず、ベースでも。
ウェットンばりにウネらせ、音数もブチ込んで弾きまくる多良氏は
凄いベーシストだ!髪もディップでキマッてるぞ!



強力なリズム・セクション、70年代ロックのエキスを放出するギター、
同様にソロもバックも弾き倒せるキーボード、それらに囲まれてなお
強力な存在感を放つヴォーカル・・・。

私が好きになる要素満載じゃないか!

曲はそのまま「イタコ」に雪崩れ込む!
ギターは掻き鳴らされ、リズムはハイテンポに刻まれる!キーボードは
ケイオティックに鳴り響く!稲益さんは黒髪を前後に揺らし、私も首が
前後に動く!
ああ、バンドと一体になれる感覚・・・。

ここでも拳を突き上げ「イタコ」を連呼。
バスドラの衝撃が空気を伝わって皮膚に響く。
ライヴってイイなぁ・・・。

(続く)

21st Century Prog Rock Stars FESTへ行く(3)

2016年03月19日 | 邦楽
「Fantasy Rock Orchestra」のメンバーが楽器を片付け、
続く金属恵比須が機材チェックしている間、
司会と今回の参加バンドのリーダーがトークで話を繋ぐ。



もちろん、バンドの“こぼれ話”的な話題だし、楽器を見ながら
「ミニムーグ本物ですよ。当たり前だけど(外張りが)木製ですもん」
「メロトロンはパネルを外すとカビの匂いがしたりね。テープ付近の
カビ、使ってる人はメンテもされて偉いなぁと」・・・などという
プログレに造詣が深い人しか言えないコメントが興味深かったです。

※メロトロンは金属恵比須の演奏前に片付けられてました。
 ドラムはスネアとシンバルのみ交換。マスヒロさんは前方上部に
 シンバルを縦に置くスタイル。バスドラは共通。「Pearl」の
 ロゴを見ただけでニヤニヤしてしまう!



なんて考えてるうちに準備完了。
皆が一旦引っ込んで、赤々としたライトがステージを照らす。

さぁ、お目当ての金属恵比須だ!
荘厳で、少し おどろおどろしい入場曲(八墓村)に乗って
メンバー登場。

もう、これだけでインストアとは違う。
金属恵比須ワールドに取り込まれた印象。これに浸りたくて
吉祥寺まで来たのだ!



曲はいきなりハイテンポの「みつしり」!
キーボード・サウンドの伸びが素晴らしい疾走曲。
バンドが一体となって突っ走る。Vo.の乗りもイイ!

2曲目のノリが良いロック曲。
MCで「人間椅子のカバー『不眠症ブルース』でした」と紹介が
あって「初めて聴いた。イイ曲だなぁ」と感じ入る。

3/19は人間椅子のライヴもあって、両方のファンだけど吉祥寺に
来てくれた人向けのサービスって意味もあったのかな?
ちなみに歌ったのは稲益さん。作詞作曲者のマスヒロさんは辞退
したんだそうな。



MCでは高木総主席の「当日、会社の昇進試験があった」ネタも。
まだ頭が切り替わっていない・・・な~んてコメントあり。

※『リーダー五カ条』など覚える事になったそうな。
 「私、金属恵比須で20年リーダーやってるんですけどね」と
  言って笑わせてくれましたよ!

続く「真珠郎」の話題に移り、「インストアではエミネムVer.やったが
今回はオリジナル(?)のツェッペリンVer.で」・・・との事。



歌メロ難しい歌だと思うのだが、稲益さんは回を重ねる度に安定
度を増している。
※声も益々出るようになってるんじゃないでしょうか。
総主席が奏でるダブルネックのアルペジオも最高だ。

(続く)