あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

21st Century Prog Rock Stars FESTへ行く(2)

2016年03月19日 | 邦楽
金属恵比須の皆さんと少しお話させて貰った後、ドリンク・
カウンターへ。
アルコールは眠くなるから、ジンジャエールをオーダー。

一気に飲んでコップを返し、場内へ移動。
席は発売直後の早い時期にディスクユニオン新宿店で購入した
おかげで、かなり前の方だ。

さて、時間はたっぷりある。
アンケート用紙で先に書けるような項目を記入。
※「このイベントをどこで知りましたか?」などなど・・・。
 「好きなバンド名をあげてください」の項、色々書いてたら
 メチャメチャ多い数を書き込んでいた。ああ、病的だ。

フライヤーは・・・おお、以前と別デザインじゃないか。



最初の登場はFantasy Rock Orchestra。
若いメンバーとベテラン・マルチプライヤーの組み合わせか。

演奏が始まったが、やはり安定した演奏。
ドレス風の衣装に身を包んだ女性ヴォーカルに、(良い意味での)
歌謡曲っぽさがあってユニーク。

バイオリン型っぽいベースを弾くのも女性メンバー。
こちらは黒っぽい衣装。
途中、急にワウを掛けてベースを唸らせ始めたのには驚いた。
全員がそれに順じて乱調に転じる。
さすがプログレ。一筋縄では行かない。

リーダー格は永井ルイさん。
Rollyと組んだり、ゲーム音楽を手掛けたり、アニメ=
セーラームーンの「乙女のポリシー」を作曲したキャリアが
あるという。
今回はギターと鍵盤を担当。なんとメロトロン(フルート音)も
演奏し、私を感激されてくれた。
ギターソロにも、少し昭和歌謡の香りを感じる。
※そうは言っても「成毛滋、水谷公生、井上堯之」らロック系の
 ギタリストが弾いたソロですが。

永井さんが新しく手掛けたプロジェクト「Fantasy Rock Orchestra」
今後、色んな展開を考えているそうで、楽しみなグループだ。

21st Century Prog Rock Stars FESTへ行く(1)

2016年03月19日 | 邦楽
「21st Century Prog Rock Stars FEST/新世代への啓示」
行ってまいりました。

場所は吉祥寺CLUB SEATA。
北口からヨドバシカメラ先、スターパインズのもっと先。
でも入口は大通り側で分かりやすかった。



出演バンドは、新世代グループの「Yuka & Chronoship」
「金属恵比須」「Fantasy Rock Orchestra」。

ユカ&クロノシップと金属恵比須は海外のプログレ・
フェスへの出演あり。Fantasy Rock Orchestraは、
新しいグループだが実力は認められているとか。



開場は16:00予定だったが、今回は金属恵比須の「箱男」
Tシャツが発売されるので時間前に並んだ。

クラブシータは地下一階にあるので、階段に列を作った。
※B1Fの向かいには「いせや北口店」があるのな。
 昔、公園側の店には良く行ったから懐かしいなぁ。

番号順に呼ばれて階段の一番下へ。
あれ?直ぐ前を稲益さんが私服で通ったぞ。続いて宮島氏も。
金属恵比須のVo.とKey.が・・・と思ってたら階段下が控室の
ようになってる模様。
高木総主席やマスヒロさん(dr.)も会場側へ移動。

チケットコーナーは色々と慌しい。当日券や関係者向けの
チケットやりくり?

少し押したが16時過ぎに開場。今回はチケット番号が席番に
なってるから安心。
ドリンク代の500円を支払って中に入ったら、ドリンクの
カウンターすぐ手前に長テーブルあり。



金属恵比須の皆さんがグッズを販売していらっしゃいました。
さっそくTシャツを購入。

私のサイズはXL。
このサイズ、けっこう早く売り切れたそうで。
※プログレファンって恰幅いい人けっこう多いからねぇ。

いやぁ、危なかった・・・。

アニメ『うしおととら』初のキャラソンCDが発売予定

2016年03月19日 | アニメ・特撮
4月に第3クールが放送されるテレビアニメ『うしおととら』。

それに合わせ、メインキャストによるキャラクターソングCD
『うしおととらキャラクターソングス』が、5月18日にリリース
されるとの事。

登場するのは、主人公・蒼月潮(CV:畠中祐)、とら(CV:小山力也)、
中村麻子(CV:小松未可子)、井上真由子(CV:安野希世乃)、
鏢(CV:浪川大輔)、秋葉流(CV:細谷佳正)、かがり(CV:清水理沙)、
キリオ(CV:潘めぐみ)の8名。

潮や麻子のソロ曲のほか、真由子の楽曲「私のナイト」には“とら”が
台詞で参加するという。
※歌わないのかよ!「オマエ、美味そうだな」とか言うのかね・・・。

なお、同アニメは4月1日よりTOKYO MXほかで第3クールがスタート。
宿敵・白面の者との最終決戦も必見だ。
※白面の者(はくめんのもの)、CVは林原めぐみさん。これにも注目だ。



『「うしおととら」キャラクターソングス』

[収録曲]
1:いつの日か旅の終わりに/蒼月潮(CV:畠中祐)
2:渇いた魂/ヒョウ(CV:浪川大輔)&秋葉流(CV:細谷佳正)
3:おかえり/中村麻子(CV:小松未可子)
4:私のナイト/井上真由子(CV:安野希世乃)&とら(CV:小山力也)
5:終わりない道/かがり(CV:清水理沙)
6:生きる証/キリオ(CV:潘めぐみ)

2016年5月18日(水)発売
¥2,200(税抜)

ジョー・ウォルシュとバッド・カンパニー、共同ツアーへ

2016年03月18日 | 洋楽
70年代ロックの重要なメンツが手を組んだ!

ジョー・ウルッシュとバッド・カンパニーが、今年5月から北米で
共同ツアーを行なうと発表したのだ。



ツアー名は「One Hell Of A Night」。
ウォルシュのバンドとバドカンでジョイントコンサートというか
「ダブルヘッドライナー」って事でしょうね。

バドカンは以前、ドゥービー・ブラザースともジョイントツアーを
行なっており、その時もトム・ジョンストン達とリスペクトしあう
コメントを発していた。

ともに黒人音楽の影響を受けた者同士、通じ合う物があるのは明白。
今回も同様のエール交換が行われている。



バッド・カンパニーのポール・ロジャース(Vo.)は
「僕はずっと、彼と一緒になにかできないかって思っていたんだ」
「30年経ってようやくツアーをやることになった」
「ジョー・ウォルシュは唯一無二だ」
「彼はユニークな人物で物凄く才能があるシンガー、ソングライター、
ミュージシャンだ」とコメント。

一方ウォルシュは「僕は、ポールはもちろん、バッド・カンパニーを
とてもリスペクトしている。僕らは凄く気が合うんだ。ポールと僕は
オーディエンスの皆にとって、そして僕らにとっても忘れられない、
素晴らしい音楽の一夜にしようって同意した」と話している。



・・・なんか、湿っぽい話題が多かった当ブログですが。
久々に前向きになれそうです。

それ以前に、ポールさんに何かあったら私はどうなるのでしょう。
寝込んでしまうんじゃないでしょうか。

だからこそ、こういうニュースは嬉しいです。
ジョー・ウォルシュはイーグルスにHRテイストを持ち込んだ人物、
「ホテル・カリフォルニア」収録の「ビクティム・オブ・ラブ」には
ポール・ロジャース楽曲の香りがした事もあり、今回アンコールで
共演なんてあったら最高だと思います。

※イーグルス以前に在籍した「ジェイムズ・ギャング」なんて最高の
LIVE演奏を披露するアメリカン・ハードロック・バンドでしたから!



ウォルシュ曲でロジャースがヴォーカル取ったり、ロジャース曲で
ウォルシュがギターを弾いたり・・・と「色んなお楽しみ」がありそう。

「One Hell Of A Night」ツアーは5月12日に米ダラスで始まり、
7月3日まで25公演が開かれる予定で、各地での大歓迎が予想される。

成功を期待してます。

P.S.
なお、同ツアーには2010年のバッド・カンパニー来日公演にも帯同した、
スティーブ・ロジャースも参加。
父であるポール・ロジャースが、またしても親バカぶりを発揮してる模様。

まぁ、父親似の良い声してるけどね。
来日時には、ちょっとエキゾチックな音階使ったりしてたし、そういう
アコースティック・スタイルを、どう消化しているか注目だ。

リッチー・ブラックモア、HR活動の継続を示唆

2016年03月18日 | 洋楽
HR復帰を表明したリッチー・ブラックモアが、この夏に行なうフェス公演に
ついてコメント。

リッチーはオランダ・メディアのインタビューで「セットリストは約70%が
レインボーの曲になる。『Stargazer』は演る。みんなが聴きたいと思って
いる曲だろうから。約30%がディープ・パープルだ。よく知られている曲を
ピックアップするつもりだ」と、嬉しい発言をしてくれている。

「ロニー・ジェイムス・ディオ時代は、この公演の中核となるだろう。
ジョー・リン・ターナーとグラハム・ボネット時代の曲も演奏する。
パープルは、I・ギラン時代をプレイする。デイヴィッド・カヴァデール
時代の曲もある」



新しいリッチー・ブラックモアズ・レインボーは、ドイツのHRフェス
「Monsters Of Rock」で6月17,18日の2日間と、UKバーミンガムで6月25日に
プレイする予定だ。

現在のところ、公演はその3日しかないが、リッチーは期待が持てる言葉を
続けてくれている。

「我々が楽しみ、オーディエンスからポジティブな反応があったら、以降も
可能性はある」との事だ!

ただし、奥さんとのユニット=ブラックモアズ・ナイトの活動もあり、
「次は多分、2017年になるだろう」と続けたそうな。

リッチーの年齢を考えると、少しでも早くワールド・ツアーをやって欲しい
トコロだし、アコースティック・ユニットならもっと先でも出来るんだから
まずはHR公演を優先させて欲しいけどなぁ・・・。

え?成功して継続すること前提で話している?
そりゃそうでしょう。オーディエンスは大感激。大歓声でレインボーを
迎えることは間違い無いのだから。

グレン・ヒューズはディープ・パープルとの殿堂共演を希望

2016年03月18日 | 英国ロック
ロックの殿堂入りが決まったディープ・パープルに新たな動き?

現状のグループ構想は以下の通り。

【2016年4月8日にNYで開かれるロックの殿堂セレモニー】

殿堂入りする歴代メンバーがアワードを受け取り、パフォーマンスは
D・エイリーやS・モーズを含む現メンバーで行なう。

ただし、グレン・ヒューズは改めてコメントを表明。
「一夜限りのリユニオン、皆でプレイしたい」と望んでいるとの事。

何度もメンバー・チェンジを繰り返してきたディープ・パープル。
今回殿堂入りするのは以下の8名だ。

第1期の4人「ジョン・ロード(Key)、リッチー・ブラックモア(G)、
イアン・ペイス(Dr)、ロッド・エヴァンス(Vo)」
「現メンバーのイアン・ギラン(Vo)とロジャー・グローヴァー(B)」
第3期の「デイヴィッド・カヴァデール(Vo)とグレン・ヒューズ(B)」
※D・カヴァデールは第4期にも参加



イアン・ギランは
「ドンとスティーヴが殿堂入りしない事など、不満が多い」とコメント
しており、カヴァデールとヒューズは大人の対応を見せている状態だった。

イアン・ギランはその後「リッチー、デイヴィッド、グレンも一緒に
アンコールのジャムで『Smoke On The Water』をパフォーマンスしたい」と
Facebookで表明したが、進展していない模様。

そこで、ヒューズが痺れを切らした可能性もある。

「自分らは本当に歌わないかって招待されることを願っている。俺は、
その夜、ディープ・パープルは幸せな一つの大家族なんだって思いたい」

ヒューズはまた、欠席を発表したリッチー・ブラックモアに対しては、
「彼には来てほしい。彼が、あれらの曲を、あれらのリフを書いたんだ」
「ブラックモアはアワードを受け取るべきだ」ともコメントしている。



私なんぞは「カム・テイスト・ザ・バンド」も結構スキなので、トミー・
ボーリンが選ばれていなのも不満なんだが。
・・・っていうかバンド名義で表彰し、メンバー全員受賞でイイじゃん。

グレンは故ジョン・ロード追悼イベントでも「BURN」を見事に歌い、演奏
しているから。
当然、私は彼にもパフォーマンして欲しいんだよね。
パープル・カヴァーをホワイトスネイク名義で発表したカヴァデールにも。

そしてハードロック復帰を表明し、メンバーと参加フェスまで発表した、
リッチー・ブラックモアにも。

そして「ロックの殿堂」には、
キース・エマーソンの功績を称えるコーナーを設けて欲しいと切に願いたいと
思うのです・・・。

ビル・ワイマンが癌を公表

2016年03月18日 | 洋楽
元ザ・ローリング・ストーンズのビル・ワイマン(79才)が、
前立腺がんと診断され、闘病中である事を公表した。

幸い、早期発見により完治する見込みだという。

ワイマンは3月5日にロンドンで開かれたミック・ジャガーの
元妻ジェリー・ホールと「メディア王」ルパート・マードックの
結婚式に出席。
元気な姿を見せていたと言われている。



ストーンズの初代ベーシストであり、バンドの記録係的な存在の
ビル・ワイマン。

79才とはいえ、まだまだバンド史の執筆や、自身の音楽活動など
続けて欲しいところ。

なんか、いろいろ病気のニュースが多いから、これも気が滅入るが。
早期発見というトコロが救いですね。

回復を祈りたいと思います。

ELP「展覧会の絵・完全版DVD」に浸る

2016年03月18日 | 英国ロック
今度は映像版。

解説によると収録は英国内のライシウム。
※後にボブ・マーリィ&ウェイラーズが歴史的LIVE盤を録った場所

よって冒頭のプロムナードはパイプオルガン使用なし。
パイプオルガン好きとしては、それが少し寂しいが、時期的には1st
発表の後。こういう映像が収録されただけでも凄い。
記録的・ロック史的にも意味がある。



1970年12月に行われたライブ。
アルバムになった公演とは別日。
「展覧会の絵」自体はワイト島フェスでのデビュー演奏でも
披露されてるから充分こなれているが、それでも初々しさが見える。

収録曲は以下の通り

1. 未開人
2. 石をとれ
3. 展覧会の絵
  プロムナード~こびと~プロムナード~賢人~古城~
  ブルース・ヴァリエイション~プロムナード~バーバ・ヤーガの小屋~
  バーバ・ヤーガの呪い~バーバ・ヤーガの小屋~キエフの大門
4. ナイフ・エッジ



ビデオ版では「展覧会の絵」のみだったが、DVDで1stアルバム収録曲も
追加され「完全版」として発売された。
しかし、レコードやCDに収録されて「展覧会の絵」とワンセットだった
「ナットロッカー」が入っていない。
代わりに「ナイフエッジ」後半は「ロンド」に繋がるので、それで私は
満足している。



Keith Emerson : Moog Synthesizer,Organ,Electric Clavinet
Greg Lake : Bass Guitar,Acoustic Guitar and Vocals
Carl Palmer : Drums,Gong,Tubular Bells and Assorted Percussion

それぞれの機材は、73年頃の肥大したモノに比べればシンプル。

音質は(当時の物としては充分に)良い。
ただ、画質面では70年代によく見られたサイケデリックな効果というか、
邪魔なエフェクトが途中で被って来て、3人の演奏が見られなくなるという
マイナス要素あり。

せっかく「ブルース・バリエーション」に浸ろうと思っていたら、変な
ソラリゼーションが画面に掛かり、台無しだ。
※演奏自体は普通に聴けるのが救いだが。そこにノイズとか入ってたら
 暴れるトコロです。

「石をとれ」では、中間部のピアノ・ソロで「タルカス」のフレーズが
出て来る。時期的にはセカンド・アルバム「タルカス」へ向けたリハも
やっていた頃。

ステージで披露してみたのか、それとも「このフレーズ」を発展させて
「タルカス」を作り上げたのか興味深いところだ。

※ツェッペリンも1st発表後のライブで「ハウ・エニモア・タイムズ」内に
 「胸いっぱいの愛を」のリフを聴く事が出来る。



3人の演奏している表情、歌っている表情がとても良い。
未来への期待・希望に満ちている。

眩しいばかりで泣けてくるよ・・・。

終盤ではキース得意のアクロバティック演奏が始まる。
言葉先じゃなく、本当に上になったり下になったりして、オルガンと
「大格闘」しているのだ。

DVDでこれを観れただけでも感激したのに、1992年には「生で」見れたのだ。
ホント、改めてキースに感謝だな。

なお、ピアノ習ってる我が子に以前このDVDを見せた事がある。
「ポカ~ン」として何だか理解できてない様子だったが、
「まぁ、こういうモノもあるという事で」と説明しておいた。

いま分からなくても感性の深層に残った事だろう。

ショック!望月三起也先生がガン告白

2016年03月17日 | 漫画
「ワイルド7」などで知られる漫画家の望月三起也先生も、もう77歳。

今年1月、肺がんを患い、医師から「長くて1年、短くて半年」という
余命宣告を受けたとの事。

ああ、ショック。
また私の好きな人が病気になったニュースだ・・・。

ただし、「(奥様と)2人で説明を聞いた後、『あと半年あれば、
何とかなるかな』って逆に思った」というのが望月先生の凄いトコロ。

結局、自分の中で未完だった作品を描き上げる事を選んだという。

題材は「新選組」。
ファンなら直ぐに分かるだろう。「俺の新選組」だ。

もともと新選組ファンだった望月先生。

週刊少年ジャンプの第一回愛読者賞(各作家が読み切りを発表し投票で
グランプリを決定する企画)で堂々トップを飾った「ダンダラ新選組」は
同企画史上最高作だったと今でも思う。
※秋本治さんの「最後の狙撃兵」とツートップと言っても良い


※画像は復刻版。
 表紙は、おそらく改めて描き降ろされたもの。

まさに「人情」「ペーソス」「男気」「アクション」が同居する望月漫画の
真骨頂とも言える感動作なのだ。

ジャンプでは一旦ピカレスク物の「ジャパッシュ」を連載したが、
70年代末、週刊少年キングにて改めて「俺の新選組」を発表。

新選組草創期を描いた作品だが、初代局長の芹沢鴨が暗殺されるまでで
一旦終わった形になっている。

熱烈なファンからは「いつか続きが読みたい」という声が寄せられており、
先生は「最後にファンの期待に応えたい」と、続編の製作を決めたとの事。

「言ってみれば、人生最後の締め切り」「この作品で締め切りにしたい」。
ほぼ構想は固まっており、取材の予定も立てているという。



私自身「俺の新選組」は長期連載だったと記憶していたが。
そうでもなかったんだな。

「たぶん、この作品を描き上げるまで(自分は)持つんだろう」
「(そういう)変な自信を持っている」と語る三起也先生。

描き上げて下さい。
先生が密度濃く描く人情アクション物は最強です。

そして・・・、身体に合った治療法も模索して下さい。
御回復も祈っております。

池袋東武で「望月三起也作品展」あり

2016年03月17日 | 漫画
2月27日より神田神保町の書泉グランデにて開催されている、
望月三起也先生の「ワイルド7」原画展。

「3月27日(日)までだから、そろそろ行かなきゃな」と思って
いたのだが、なんと東武百貨店池袋店でもデビュー55周年記念展が
行われるとの事。


※このイラスト集は実家にある。
 若き望月先生のポージングなど貴重なフォトもあり。
 印象深い1冊です。

会場には「ワイルド7」を中心とした約30点のイラスト作品を展示。
「ワイルド7」文庫版の表紙イラスト、「W7~新世紀ワイルド7~」の口絵、
描き下ろしの新作イラスト、複製原画の見本も展示販売される模様。

3月27日には望月先生が在廊予定。来場者からの質問に答える。
当日限定で来場者にはポストカードがプレゼントされるので、ファンは是非
足を運んでみては。



<漫画家デビュー55周年記念 望月三起也作品展>

会期:2016年3月17日(木)~30日(水)10:00~20:00
※最終日は16:30閉場
会場:東武百貨店 池袋店6F 1番街 美術画廊アートサロン
料金:無料
望月三起也来場:2016年3月27日(日)14:00~16:00(予定)

~西武ギャラリーには行った事あるけど、東武は初めてだなぁ。
神保町と池袋、どっちに行こうかな。先生が来るんなら池袋かな。

キース・エマーソンと東京フィルの共演が聴きたかった・・・

2016年03月17日 | 洋楽
まだキース・エマーソンの事を考えている。

キースは吉松隆氏が編曲した「タルカス」のオーケストラ版の上演を
本当に喜んでいたそうだ。

吉松氏の還暦記念を兼ねた再演会場にも姿を見せ、ピアノの即興で
「Happy Birthday」を演奏したという。

吉松氏もコンサート・マスターも大のキース・ファン。
70年代中期「ワークス」ツアーでは有り得なかったクラシック側からの尊敬。



いまさら言っても仕方ないが。
もう少し上手く機が熟していたら、「東京フィル・オーケストラと
キース・エマーソンの共演」もあったかも知れない。

全面共演が無理でも、渡辺宙明先生みたいに客席で自作の演奏を鑑賞後
ステージに上がり、ファンの歓声を浴びながらアンコールに参加・・・
なんて、実現したら凄かっただろうな。

キースがクラシック版「タルカス」鑑賞後にステージへ移動、そして
オーケストラと一緒に「海賊」から「庶民のファンファーレ」を演奏して
くれたら、もう私は滂沱の涙だったでしょう。

「海賊」と「庶民のファンファーレ」が収録された「ワークス(四部作)」は
「恐怖の頭脳改革」で極限まで行き着いたELPの復帰作とも言え。
そもそも、その時点で「無理をしないプログレ」曲だったワケで。



「ホウダウン」ほど速弾き曲は入っていないし。
「悪の教典」みたいな、これでもかとELP要素を詰め込んで密度オーバー
気味になってる曲もないし。
余裕もって演奏できると思うのですよ。
※だから80年代以降もこの二曲はLIVE映えする。

自分たちの負担減らすため、または尚も新境地を求めた結果なのか、
オーケストラを起用している「ワークス」。

70年代に欧米公演で頓挫したクラシックとエマーソンの共演が、ここ日本で
実現したとしたら、実に感動的だったんですけどね。

返す返すも残念・・・。

最近のヘヴィローテーション「エマーソン、レイク&パウエル LIVE」

2016年03月17日 | 洋楽
あと、ELPの「ロイヤルアルバート・ホールLIVE」。

いずれも80年代後半~90年代のライヴ。
全盛は過ぎたが、それでもステージではファンサービスに徹さずには
いられない、演者の「業」を感じさせる。



とくに「庶民のファンファーレ」。
これがELPの歴代曲とメドレー形式になってて、もう堪らない。

こんな景気のイイ曲なのに、聴きながら泣いてる私がいる。

なんと「ブルース・バリエーション」に繋がったりする。
EL&パウエル版、コージーはサーキットを爆走するようなシャッフル。
ホットロッドでドカドカと突っ走るような。彼らしい前進力。

同曲の「ロイヤルアルバート・ホール」版、カールは71年版ほどじゃ
ないが、それでもスウィング&シャッフルで感激させてくれる。
こちらはカーブの多い海岸線を自在に走行しているイメージだ。



EL&パウエルでは「悪の教典」からアメリカ/ロンドへ繋がっていく。
コージーなりに例のドラム・フレーズを叩く。ドカドカと。
※I・ペイスがスペーストラッキン後半で叩いたドラム・パターンな。

「ロイヤルアルバート・ホール」版では、カールは当然軽やかに
リズムを刻んでいく。

後半、キースがオルガンと大格闘している様が目に浮かぶ。
92年の時点でイイ年じゃないか!50前じゃないか!

それなのに20代の全盛みたいな動きで観客を煽って、そんなに
ウケたいのかよ!

そうだよな!ウケたかったんだよな!

根っからのパフォーマーで、エンターテイナーだったんだよな!
ロンドの終盤じゃ、とうとう手のスタミナが切れてるよ。

でも勢いで弾き倒しるよ!
腕を挙げて、反対の手で白鍵を大きく掻きむしる(同時に腕は交差!)

十八番の動きが目に浮かぶよ!
記憶なのに涙でよく見えないよ!

幻の2016ジャパン・ツアーでも、きっと色々やりたかったんだよな。
小規模でも、今できる演奏でも良いからとファンは思っていても、
つい「1日2公演でOK」とか言っちゃったんだよな。

「ラグタイムとか演奏してくれるのかな?」と思ってたら「ナイスや
ELP、キース・エマーソン・バンドなどの代表曲を演る」と宣言して
くれたんだよな。

おとなしい演奏でも充分と思ってても、「HRバンドのドラムを連れて
行くよ」と、こっちをワクワクさせてくれたんだよな。

終いにや「モンスター・モジュラー持って行くから」と大サービスな
事まで言い出したんだよな。

そんで、
土壇場で手が上手く動かなくなって、広げた風呂敷を折たためずに
引っ込みがつかなくなったんだよな。



キースのアホ――――――――――――――!!!!

でも、そんな人物だからこそ70年代のあの時期にTOPを張れたんだよな。
あくなきサービス精神、ファンの期待に応えようとする演者の「業」。

私は立川談志ファンだから。人間の、芸人の業は肯定しなければならない。
キースは演者の「業」に殉じたのだ。

ましてや鬱だったら通常の感覚・常識に当てはめる事は出来ない。
私の親族には自死、または実質自死という最後を遂げた者が数人いるが
正常な判断が出来ないのだ。晩酌の支度して死んだりするのだ。

また追悼文みたいな日記になってしまったが、正直「プログレフェス」の
予習の為に私ゃ金属恵比須らのプレイリストをウォークマンに落とさなきゃ
なんないんだよ。

「庶民のファンファーレ」聴きながらポロポロ泣いてる場合じゃないんだよ。

でもしかし。
あと一日。あと1日だけは浸りたい。ムーグの音色に、ハモンドの心地よさに、
教会オルガンの荘厳なサウンドに、カスタム・ムーグの透明感に。

・・・というか、それしか出来ないのだ。

「洋楽倶楽部ザ・ロニー・ウッド ショー」イアン・マクレガン登場回

2016年03月16日 | 英国ロック
ロニー・ウッドのトークショー
『洋楽倶楽部ザ・ロニー・ウッド ショー』。
イアン・マクレガンがゲストに登場する第3回が、NHK BS
プレミアムにて3月15日(火)午後11時45分から放送された。

はじめて見たが、ざっくばらんなプログラムだな。
まずはロニーが選ぶ(古いけどエバーグリーンな)音楽が流される。
チェス音源からモータウンまで、渋い選曲。

さしずめ映像付きのラジオ番組。



まず、最初のゲストはパティ・ボイド。
元ジョージ・ハリスンの嫁。
そしてクラプトンと惚れあって名曲「レイラ」が出来て、ジョージと
別れてクラプトンの嫁になった女性。もうクラプトンとも別れてるが。

ロニーとも「古い付き合い」。
「オレとも付き合ったっけ?まぁ、告白しそこなったのは失敗だった」と
大人のジョーク。



モデル当時、ビートルズ映画に出演した事がジョージとの馴れ初め。
その白黒シーンも流れる。
たしかに、いかにも当時の英国モデル系の美人だ。
※1964年で10代後半か20代前半。そういう年齢です。

現在のボイドさん、「アフリカで買ってきた指輪」をしてらっしゃる。
よく海外へ出掛けるそうだ。エスニック系も好きな模様。

映画「あの頃ペニー・レインと」の女性登場人物のようだなぁ。

パティのリクエストはボブ・マーリィの「リデンプション・ソング」。
アコギで歌われる鎮魂歌のような声に聞き入る二人。
ロニーもアコギを持ちだして爪弾く。

ロニーの昔の嫁と一緒の写真を持って来たりして、なかなかオチャメな
パティさん。ロニーも「懐かしいなぁ」と感慨深げ。
でも結構あっけらかんとしてるのな。

そして、再度DJコーナー。

古い曲からスモール・フェイセズ、フェイセズ、ジェフ・ベック・グループ。
ここいらではゲストのマクレガン氏は登場済み。

旧知の仲の二人。友達だし、音楽仲間でもある。
実にイイ雰囲気。



スモール・フェイセズの「オール・オア・ナッシング」、カッコいいなぁ。
スティーヴ・マリオットが右手を弦の前で回すように弾く動き。
後にポール・ウェラーがソックリの事やってるじゃないか。
※やっぱり憧れてんだなぁ・・・。

ケッサクなのが、
息子が加入する前のS・フェイセズをTVで見たマクレガン父の台詞。
「こいつら、凄いぞ!それにベースがオマエにそっくりだ!」。

確かにロニー・レーンとマクレガンて似てるもんな。声まで似てる。
それから暫くしてマクレガンはS・フェイセズに加入したとか。

マリオットが抜けてロッド・スチュワートが入って「フェイセズ」になったのは
有名な話だが。
ここでレコード会社などがロッドだけをスターにしようとして、他の
メンバーをバックバンド扱いしようとしたのが許せないというか・・・。

R・レーンやマクレガン、R・ウッドのような筋金入り英国人ミュージシャンに
なんという失礼な事を・・・。

アンドリュー・オールダムにも「電話したよ。もう殺意は無いし(笑)」だって。
イミディエイト・レーベルを作りナイスやスモール・フェイセズに関わった人物、
結構な言われようです。



ロニーは第一期ジェフ・ベック・グループの曲を掛けながら「ツェッペリンの
臭いがする。その頃よく客席に見かけたからな」と暗にZEPがJBGからアイディアを
盗んだと言わんばかり。

ロン・ウッドのソロ・アルバムにも、ほぼ皆勤賞で参加したマクレガン。
そのアルバムからの曲を流し、プログラムは終了。

マクレガンも故人となってるから感慨深いよ・・・。
ロッド参加でのフェイセズ再結集が一時期話題になってたけど、ロニー・レーン、
イアン・マクレガン不在じゃあフェイセズと言えないでしょ。

再結成もメンバーが元気なうちに集まらないと期を逸してしまう。
そんな時代になったんですよね・・・。

TBS-BS「Songs」「宇宙のファンタジー特集」

2016年03月16日 | 洋楽
3月15日午後11時からTBS-BS「Songs」でE,W&ファイアーの
「宇宙のファンタジー特集」が特集された。

当初は『洋楽倶楽部ザ・ロニー・ウッド ショー』の
イアン・マクレガンがゲストに登場する第3回が、NHK BS
プレミアムにて3月15日(火)午後11時45分から放送予定で。

終盤は完全に被ってる・・・と思ったが、さすがBSさん。

TBS-BS「Songs」はバッチリ23:45で終わり、TVショッピングが
始まったので、さっさとチャンネルを切り替えさせて貰いました。

両方、視聴して満足。



アースは初期のファンクグループ時代(こっちもカッコいい)、
人種・国境を超えたテーマを追い求めるようになり、その先に
「宇宙のファンタジー」があった・・・という解説には感動。

番組の時点でアルツハイマー病に罹っていたモーリス・ホワイトの
姿は少し痛々しかったが、「ディコソングを超越した」誇りを
感じさせ、堂々としたコメントには、これまた感動。

長岡秀星さんも登場し、ジャケット・イラストを解説。
ホワイトのイメージを描き上げ、そこに自身の秘密メッセージを
込めた事もコメント。

両者とも故人だけに印象深い。
現実は桃源郷はどこにもないと増々思い知らされる今日この頃。
それだけにM・ホワイト氏の理想が眩しい・・・。



日本側の番組制作が現地サイドのスタッフに「米国では30位内に
入らなかったが日本ではアースの代表曲と言えるほどヒットした」と
伝えると、驚いたような表情を浮かべられ。

「それは知らなかった。日本の文化を学び、検証しなければ」と
真剣な表情で語っていたのが印象的だった。

ビートではなく、美しいメロディとシンフォニックな展開。
ドラマチックな楽曲は、日本人の琴線に触れたのでしょう。

米国も現代はビート全盛。
それも良いだろうが、美しいメロディとドラマチックな展開は不滅。

そんな事を考えさせられた番組でした。

最近の購入品「サッポロ ホワイトベルグ」

2016年03月15日 | 生活
近くのスーパー「まいばすけっと」で購入。

500㎖缶。発泡酒。
原材料は、大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・大麦・コリアンダー
シード・オレンジピール・スピリッツ(大麦)
アルコール度数は5%。

ベルギービールにある味の深みは感じられないが、さっぱり飲める。
上面発酵で作ってるそうだ。それなのに安い。



350㎖缶が105円(税別)、500㎖缶が148円(税別)。
ベルギービールのおよそ1/5。
発泡酒ゆえの酒税の成せる技。サッポロさんグッジョブ。

ブリュッセルで最高ランクの「優秀味覚賞 三ツ星」を受賞した
というのも肯ける味。

レジの広告で見て、一度清算が終わってるのに酒コーナーに
戻って買った。

正解だった。また飲みたい。