あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

漫画家・聖 日出夫さん死去

2016年03月14日 | 漫画
3月10日、「なぜか笑介」「だから笑介」などで知られる漫画家の
聖日出夫さんが胃ガンのために逝去されていた。享年69。

長い闘病の末、自宅で息を引き取ったとのこと。
葬儀は遺族と近親者のみで執り行われている。



1968年にマンガ家デビューした聖先生は、大ベテラン。
少年漫画誌での活躍の後、活動の場を青年誌に移した。

週刊ビッグコミックスピリッツにて連載された「なぜか笑介」や、
ビッグコミックスペリオール(どちらも小学館)に掲載された続編
「だから笑介」といった安定作を発表。



いずれもサラリーマンの主人公・大原笑介を描いたマンガで、とにかく
登場人物が「ズッ」という擬音で斜めにコケるのがお約束。



ほのぼのサラリーマン漫画なれど、絵柄といい話の展開といい2,7割で
コンスタントに出塁する野球選手のような存在だった。

作品を熱狂的に読ませるタイプではないが、気が付くとそこにある連載作。
聖先生の漫画には、そんな魅力があった。

聖 日出夫先生の御冥福をお祈り申し上げます。

ホワイトデー

2016年03月14日 | 生活
今年のバレンタインデーは家族に
ストーンズのチョコレートを貰ったので

これりゃそれなりのお返しはしないといかんと
連れ合いの好物などをデパ地下の名店をチェック
しながら購入。

3日間に分けて渡すという作戦を取った。



まずは豆大福。これは好物だ。

そして「ベルンのほほえみ」。



洋菓子の名門がピスタチオの風味を隠し味に
使った一品だ。



さらに「焼きティラミス」も購入。
これは職場の女性陣にも手渡した。



2016年早々、思い入れあるミュージシャンが
次々と亡くなり、凹みっぱなしだが。

こういう日常で気を紛らすのもイイだろうな。

追悼:キース・エマーソン(3)

2016年03月14日 | 洋楽
そして1992年のELP来日公演。
「記念で行っとくか」と大きな期待をせずに見たら、
これが予想以上の演奏。

「悪の経典#9」からムーグとハモンドの音色炸裂。
カールのドラムは走り気味。
グレグの歌声(特に中域)はジェントリー。



「タルカス」はスタジオ版と同じオープニング。
ファンは大いにどよめき、「パイレーツ」の演奏では
悠々とした風格を感じさせた。

※キースはシンセ・サウンドを重ねてオリジナル版の
オーケストレーションを再現していた。

そして「庶民のファンファーレ」。
終盤、この曲を持ってくるか?

そう思っていたら、見事なファンファーレからデジタル・
シンセの音色が響く。

曲はそのまま「アメリカ/ロンド」へと雪崩れ込む。
ああ、これぞ私が見たかったELPだ。

特にキースの元気さは素晴らしい、キーボードに乗っての
ロデオ、逆さ弾き、ナイフ突き立て、揺らして底を床に
叩きつけ・・・。

そのたびにキーボードは唸り声のような音色を発し、
炸裂音を上げる。
その全盛に近いパフォーマンスには大いに感激させられた
もんです。



カール・パーマーのドラムソロもパワフルで、さすが空手で
鍛え続けてるだけの事はあるな・・・と感じ入る。

「展覧会の絵」ではワークス・ライヴや冨田勲の音色を
感じさせるシンセで私を魅了する。

残念なのはグレグ・レイクの喉。
贅肉で声帯が押し潰されてるんじゃないか・・・と思わせる程
高域が出ない。「悪の経典#9」からしてそうだった。

「展覧会の絵」でも「To Be!」がキーを落としてガッカリ。
帰りにスーツ客が「あそこはシャウトだよな」とボヤいてました・・・。



キースにしても、指さばきのスピードは全盛ほどでは無かったが。
そりゃピークが70年代のバンドですもの、そういうアーティスト
ですもの。

私は充分に元は取った気でいたのですが。
同時期のLIVEアルバム「アット・ロイヤル・アルバート・ホール」の
カスタマー・コメントなどでは「指が動いていない」などの厳しい評も
あって、「そんなもんか。私は普通に楽しんじゃったけどなぁ」と
色々な見方がある事に驚いたものでした。



エンターテイナーとして、
ファンサービスに殉じたキース・エマーソン。
一人の人間として彼の亡くなり方は悲劇的だし、それは何より残念だ。

プログレでありながら痛快な疾走感も併せ持ったELPの楽曲。
※私など「展覧会の絵」ではブルース・バリエーションが好きだったりする。



今後聴く時は悲劇性も加わってしまうのだが、それでも
「恐怖の頭脳改革」のエンデイングでは「リージョィース!」
(Rejoice!)と、高らかに宣言されるのだ。

「Their graves need no flowers」

花など手向けるつもりはない。



キース・エマーソンに祝福を!!!

追悼:キース・エマーソン(2)

2016年03月14日 | 洋楽
70年代ミュージシャン冬の時代は続いたが、思わぬところで彼らの勇姿を
拝める機会があった。

アトランティック・レコード40周年コンサート。
1988年5月14日に、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、
アトランティック・レコードの創立40周年記念行事として、半日以上
行なわれたイベントだ。

出演したのは、米国のアトランティック・レコードからレコードを出して
いたアーティストのみ。
同社40年の歴史を表すかのように初期の黒人ミュージシャンから新鋭まで
多様な世代が出演。

中には、公式に解散していたり、活動停止中のグループもあったが、
このコンサートで演奏するために再集結したバンドもいた。



イベントのトリはジョン・ボーナムの息子ジェイソンをドラムに据えたレッド・
ツェッペリンだったが、正直「カシミール」以外に冴えを感じられず。

「ロンリーハート」で復活を果たしたイエスなどの「全盛期にも不摂生し
過ぎなかったバンド」が衰えを見せずに好演を果たし、印象的だった。
※イエスは「I've Seen All Good People」「Perpetual Change」
 「Roundabout」などの70年代曲を演奏。

キース・エマーソンとカール・パーマーはベースのロバート・ベリーを加えて
「アメリカ~ロンド」を演奏。

エマーソンの代表曲でELP時代もコンサートで演奏されているのに
LIVE盤に収録されてない同曲。
演奏を聴くだけでも感激なのに、TVで「動くエマーソン」が見られる事に
大興奮した私は、もう「凄い!凄い!」と飛び跳ねっ放しになったものだ。

曲のテンションも素晴らしいし、なんといってもエマーソンのステージ・
アクションが衰えを感じさせない。
ろくに全盛の映像を見てない私に、そう確信させるほど彼の演奏は鮮烈で。

同じくソロをアトランティックから出しながら余りヒットしていなかったポール・
ロジャースが、スティーヴ・クロッパーとダック・ダンの演奏(ザ・MG's)で
オーチス・レディングの「ドック・オブ・ベイ」を歌った感激と合わせて
「やはり放蕩に走らず、真に実力ある人達は錆びていない」と、感涙に
むせたものでした。

※キースに言わせると機材のセッティングが上手くいかず大変な目に遭った
 そうだが、それでも「ポール・ロジャースと並ぶベスト・パフォーマンス」と
 言われて嬉しかったんだとか。

それから時を経て、ELP再結成。
映画への音楽提供や「3(スリー)」、「エマーソン、レイク&パウエル」も
話題になったが、ファンの望む売れ方では無かったから、そうなるのも
やむなし・・・の雰囲気だった。

※EL&パウエルのライヴも発掘されたが、パウエルの「サーキットを疾走
 するが如きドラミング」に乗って展開されるELPソングも興味深かった。

新譜は・・正直「往年の名盤」に及ぶべくもなく、やはり売れ行きは芳しく
なかったようだ。



それでも来日公演が発表されればソールドアウト。
ファンは生で演奏に接する機会を求めていたのだ。
追加公演が発表され、私もチケットを購入した。

全盛から20年経っていたが、それでも88年のイベントで素晴らしい演奏を
見せたエマーソンとパーマーに僅かながら期待が持てたからだ。

追悼:キース・エマーソン(1)

2016年03月13日 | 洋楽
彼のキャリアの大半を占める「エマーソン、レイク&パーマー」。

楽曲との出会いは、やはりFMから聴こえてきた「聖地エルサレム」だったと
記憶している。
透明感あるキーボード、神々しいヴォーカルとドラム。



まさに「イギリス第二の国歌」のプログレ・ヴァージョン。
プログレらしからぬ2分台の短さだが、ELPの魅力が詰まった名曲だ。
※この曲がトップに配されている事も私が「恐怖の頭脳改革」を
 好きな理由でもある。

そして「ナットロッカー」。
アルバム「展覧会の絵」アンコールで演奏され、シングルカットされた
インスト曲。
電子チェンバロこと(?)クラビネットの響き、どう叩いてるか分からない程
刻みまくるドラミング。
会場の歓声も凄まじく、熱狂の様子が伝わってくる名演だ。



そこからアルバム購入と至ってハマりまくり、彼らのキャリアを網羅。
CD化の波が押し寄せて大半のLPを売り払う事になろうと、いまだに
手放せないでいるのが「展覧会の絵」と「恐怖の頭脳改革」・・・だ。



※「恐怖の...」に至っちゃ変形スリーヴだから尚更。
 H・R・ギーガーのイラストも最高。グループが設立したレーベル
 「マンティコア」の第一弾レコードでもあった。



※タルカスに登場した「マンティコア」。そのシルエットがレーベル・
 マークになっている。配給はワーナー。
 
内容も帯にあるとおり、充実したグループの現状を反映した密度の濃い
演奏がパッケージされてる。まさに総力を集約した傑作。



それゆえに燃え尽きたんじゃないかと思わせるような印象もある。

グループは3枚組のLIVEアルバム発表後は沈黙。
その後、発表された2枚組の「ワークス」は内省的なアルバムとも言えた。
※「海賊」と「庶民のファンファーレ」はライヴで映えるスケール豊かな
 楽曲だが・・・。

オーケストラ参加アルバム「ワークス」のイメージでツアーしようと
オーケストラを引き連れて公演を目論んだが、費用がかさみ途中で頓挫。
とんでもない負債を抱えてしまう。

プログレは飽和状態となり、シンプルなパンクロックが勃発。
パンクからは格好の攻撃の的にされた。

電子楽器も進化し、演奏技術を必要としないデジタル音楽も登場。
ステージに持ち込む巨大なモジュラーシステムなど旧時代の産物と言われた。



音楽性も人間関係も行き詰まり、遂にグループは解散。
エマーソンは映画音楽の制作に表現意欲を向けた。
※「ナイトホークス」のキーボードワークに喜んだ事も懐かしい思い出だ。

日本のアニメ映画「幻魔大戦」のサントラを担当したのもこの頃。
60年代後半~70年代初期に活躍したミュージシャンたちは新しい波に
駆逐され、ロック界に行き場を失っていた。

キース・エマーソン逝去(2)

2016年03月12日 | 英国ロック
キース・エマーソン(享年71)

3月10日、カリフォルニア州サンタモニカの自宅で死亡しているのが
発見されたとの事。
彼の頭部には銃傷があり、サンタモニカ警察は、拳銃を使っての自殺と
みて調査を進めている模様。



彼の死を受け、Billbord Japanが4月に予定されていた来日公演の中止を
発表している。

近年の彼は、右手の神経障害の8本の指でしかキーボードを弾くことが
出来ない時もあり、一時は「引退」を仄めかしたりもしていました。

現役こそ続けていたが、症状がさらに悪化するのを自覚し、深く気に病んで
いたという・・・。

いざ鍵盤に向かうと「以前は可能だった事が出来ない」ジレンマに悩まされ
続けていたという事なのか・・・。

私のような者は「年齢的に仕方ない」「いま出来る事をやってくれれば」と
簡単に言うが、ロック界のトップに立った男には耐え難い苦痛だったという
ことなのか・・・。



私も色々言いつつ、どこかで期待していた部分はあるから、彼が持つ
「ファンに応えたい」気持ちに負荷を掛けていたのかも知れない。
彼のミュージシャンとしての自負もある・・・。

2月にはYouTubeで日本のファンへのメッセージを公開してくれた
キース・エマーソン。

東日本大震災では被災者に捧げる曲「The Land Of Rising Sun」
(日出ずる国へ)を字幕メッセージと共にYouTubeで公開する心優しき男でも
あった。

代表作「タルカス」は近年も吉松隆、佐渡裕らによりクラシックの編曲で
披露され、吉松氏が手掛けたNHK大河ドラマ「平清盛」の劇中音楽でも
オーケストラ版が流れ、多くの日本人の耳に触れる事になった。



吉松氏の還暦公演で演奏された「タルカス」を会場で聴いたキースは、
プロの日本人オーケストラが熱演してくれたのを心底喜んでいたとの事。

昔と違い、コンサートマスターが「キースは神!」と言い切るプログレの
おたくだったり・・・と、70年代後期とはまるで違う環境。
※「モンスター・モジュラー・システム」もギャグ扱いだったもんな。
 「ただのコケおどし」「今なら、ずっと小さなサイズで同機能が可能」
 ・・・とか言われてね。

それを心地良いと感じてくれていたのなら、ファンとしても喜ばしい思い
だった。



2010年のレイクとの日本公演はエマーソンの結腸ポリープ手術のため
中止(あの時もチケットを取ったものだが・・・)。

今回の来日公演も最悪の結果で中止となった。
クリス・スクワイアに続き、プログレ界のVIPの逝去。
本当に残念としか言いようがない。

A・フレイザーとスクワイアは前年の来日公演で素晴らしい勇姿を拝んだ後。
キース・エマーソンは、まさにこれから来日して公演を行おうかという時期。
※それに先駆けてTV出演の予定もあったそうだ・・・。

実に悲しく、寂しい。
素晴らしい楽曲、パフォーマンスの数々には感謝あるのみです。

キース・エマーソンよ、安らかに・・・。

キース・エマーソン逝去(1)

2016年03月12日 | 洋楽
Twitterトップにキース・エマーソンの写真があがってた。
「来日が近いからメッセージを寄せてくれたのかな」と思ったら
・・・・訃報でした。



来日公演で彼の勇姿をみる事を楽しみにしていたのに、もう
力が抜けて・・・
彼の作り上げたエマーソン、レイク&パーマーの名盤群が
頭の中でリピートされています。



1992年のELP来日公演は「記念で行っとくか」と
あまり期待せずに見たら、これが予想以上の演奏で。



特にキースの元気さは素晴らしく、キーボードに乗っての
ロデオや逆さ弾き、ナイフ突き立て・・・と。その全盛に近い
パフォーマンスには大いに感激させられたものでした。



オープニングもね。
「悪の教典#9 第一印象Part2」のシーケンスが聴こえてきて、
あの「WelcomeBack My Friends…」の歌詞、そこからキースの
鍵盤音、カールのドラムとグレグのベースが重なって・・・・
一気にクライマックスの様相。



「恐怖の頭脳改革」好きの私を大いに感激させてくれたものでした。
「タルカス」や「展覧会の絵」(ハイライト)も演奏され、やや速度を
落としたシーンがあったとはいえ、70年代の名演が再現されるという
夢のような時間・・・。



つい先日のような感覚でいたら、もう20年。
それでも一時は「引退」の噂もあり、今回の来日は「今のキース」を
見ようと思ってチケットを購入したのだが。

さすがに「全盛」は求めるべきでは無いと分かっていたし、ギタリスト
参加と知り“任せるところは任せた”現状で可能な演奏を見せてくれると
思っていたのです。

HRバンドのドラマーを帯同させたり、Moog特製の「モンスター・
モジュラー・システム」も持参を公言したりと、そりゃ期待は大きく
膨らんだけど



2014年のイエス来日公演みたいに「無理をしないプログレ・ライヴ」
だってあるんだから、自身の負担を減らしたライヴを見せてくれれば、
それで充分だったのだ。

こう言っちゃなんだけど、デカイ機材を前に彼が鍵盤弾いてる姿を見れる
だけで良かったのに!

漫画家・神江里見さんも亡くなっていた

2016年03月12日 | 漫画
「弐十手物語」などの小池一夫原作劇画で知られる、漫画家の
神江里見さんが、2月14日に亡くなっていた。

小池書院のTwitterで明らかになったとの事。享年64歳。
こちらも若い・・・。



高校卒業後、「さいとう・プロ」の入り。
退社した後は小池一夫を中心に小山ゆう、叶精作らと共に
「スタジオシップ」を設立。

絵的には叶精作さんを思わせたが、大きな眼(まなこ)で
キャラの可愛らしさを強調。セクシャルな描写も抜群でした。
※男子キャラも憎めないヤツが多かったな・・・



小池一夫原作の「青春チンポジュウム」なんて、
タイトルだけで笑かして貰いました。

※内容もそのまんまだった気がする・・・。

チャーミングな劇画を描く人でした。
神江里見さんの御冥福をお祈り申し上げます。

漫画家・ちば拓さん、亡くなっていた

2016年03月12日 | 漫画
2月27日、死因は腎盂ガン。56歳だったとのこと。

1982~83年に週刊少年ジャンプで連載した学園ラブ・コメディー
「キックオフ」などで知られる。



サッカー漫画の筈(?)が途中から完全に「タッチ」のデフォルメ版
みたいになり、読者から「おいおい!」と言われて話題になった。

島本和彦氏は「あだち充は『ムフ』だけで成り立っている!」とか
自分のキャラクターに言わせていたが、ちば拓さんは正に「ウフッ」
オンリーで漫画を成り立たせていた。



もはや「芸」の粋に達していた・・・といったら言い過ぎだろうか?
※言い過ぎだろうな。

今も強烈に覚えているんだから、インパクトは大きかった。
ほのぼの絵柄なのに・・・。

ちば拓さんの御冥福をお祈り申し上げます。

内山高志は暫定王座と対戦へ

2016年03月11日 | ボクシング
結局、ワタナベジムの3世界王者は4月27日に国内で防衛戦を
行なう事になりましたね。

場所は東京・大田区総合体育館。

WBAスーパーフェザー級スーパー王者の内山高志は、同級暫定王者
ジェスレル・コラレス(パナマ)と対戦が決定。

勝てば世界王座連続防衛記録を「12」となり、具志堅用高の国内
男子最多「13」まであと一つだが・・・。

まぁ、以前も書いたけど、暫定王者との統一戦は真の統一戦じゃあ
ないですからね。
同団体内のトップと1位で対戦する、昔で言ったら指名試合。

無敗正規王者フォルトゥナと海外で対戦・・・なんて話もあったが、
「ああ、やっぱりこういう事になったのか」という印象ですわ。

内山チャンプのモチベーション低下が心配だが、御本人は
「油断せずに圧勝し、今年か来年中には記録更新したい」と前向きに
コメント。

数字が「12」になると、渡辺会長が守りに入って下位ランカーを
引っ張ってきそうで不安だ。
連続13の首位に並ぶ事を優先したりして・・・。

まぁ、ジュスレル・コラレスの実力次第ではありますが、なんとか
キャリアの糧になる試合をして欲しいものです。

なお、ともに3度目の防衛を目指すスーパーフライ級王者の河野公平、
ライトフライ級王者の田口良一の対戦相手は未定だそうで。

後日発表というトコロに取り敢えず会場は押さえ、興行開催する事を
公にしたかった思惑が見て取れます。

それなりの相手との対戦を希望します。

最近の収穫:ハッケンサックのCD「GIVE IT SOME」

2016年03月10日 | CD紹介(洋盤)
後にSAMSONなどで活躍する巨漢ニッキー・ムーアがフロントを
務めた70年代の英ロック・バンド「HACKENSACK」。

他のメンバーには後にRay Majorと改名しMOTTへ加入するRay Smith(g)も
いた・・・と言われております。
※しかし、Ariel Benderと云い、よく改名させたバンドだなぁMOTTって…

今回購入した「GIVE IT SOME」は、同バンドの活動初期に
録音された幻の未発表デモ音源を収録したモノ。



'96年リマスター発掘音源だが、生々しい音は逆に新鮮で良い。
FREEフォロワーという触れ込みで、'74年に発表された唯一の正規盤を
聴いたら事前情報が邪魔して楽しめなかった経験もあって、あまり聴き
馴染んでいないハッケンサックだが・・・



CD屋さんのポップ「FREEのトラベリン・マンをカヴァー」という一文を
読んで思わず購入してしまいました。
あと、続く「GLORIA」の文字にも惹かれましてな。

曲は正規作以前の69年~72年に録られたモノ。
それらを集めた編集盤だが、全体に統一感がある。
※やっぱりムーアさんの存在感ゆえですかねぇ

一曲目なんて前ノリで「FREE云々」言わなかったら別の魅力を素直に
感じられて逆に良いかも知れません。
ブギー・バンド的な要素もあるし。
バラードもサザーランド・ブラザーズが作るような大らかで、ほろ苦い
好曲ありです。

初期だけにブルージーな歌唱も目立つムーア、
パワフルにしてアグレッシヴな演奏陣。予想以上にイイ!

フリーのカヴァー「トラベリン・マン」はオープニングを違う
アプローチで始めるが、やがて馴染みのフレーズが聴こえてくる。
グルーヴ感こそ感じられないが、歌もムーア流でキメる潔さ。
カッコイイじゃないか。

続く「グローリア」は、やっぱりゼムのカヴァー。
ヴァン・モリソンばりに声を潰して歌うムーア、演奏も本家より
ハードだ。これも掘り出しモノ!
発掘音源としては充分なクオリティだ。



ハッケンサックは後に出た(これまた発掘版)LIVEも持っているが
※ジャケットがエグい!
私は「GIVE IT SOME」が一番しっくりくるな。

こういう事がありますからね、
CD屋さんへのお出掛けも良いモノですよねぇ。

HACKENSACK「GIVE IT SOME」
01. Good Old Days
02. Winter-Hearted Woman
03. Prayer
04. River Boat
05. Generation(Falling Down)
06. Downtown Traffic
07. The Hustler
08. Calendar
09. Rock And Roll Woman
10. Travelling Man
11. Gloria
12. No Last Verse
13. Black-Witch Woman
14. Heartbreak Hotel
15. Tomorrow

最近買ったビール:「水曜日のネコ」

2016年03月10日 | 生活
サークルKサンクスで珍しいパッケージと商品名の
ビールを発見。
その名も「水曜日のネコ」。



もしやと思ってパッケージを良く見たら「よなよなエール」で
知られる長野県の地ビールメーカー「ヤッホーブルーイング」の
商品でした。

買って飲んだら、やはり個性的な味。
ベルギー生まれの「ベルジャン・ホワイトエール」という
スタイルだそうで。

オレンジピールとコリアンダーを使用しており、爽やかな香りと
すっきりした味わいが楽しめる・・・という触れ込みどおりだ。
これは「よなよな」や「インドの青鬼」とは違った旨味がある。



ベルギー・ビールでコリアンダー入りと言うと思い起こすのが
「ヒューガルデン」。
私自身、好きなビールなのだが、さすがに何杯も飲んでると
香菜の匂いがキツくなってくる。

その点、「水曜日のネコ」は隠し味+アルファって感じで
クドさが無い。
パッケージも、猫好きの人には堪らない個性的なイラストだ。

あとは私が「土曜日のネコ」とか間違った覚え方しない事だな。
※ホント冗談じゃないんですよ、
 すぐボケた覚え方して店員さんに尋ねたりして、大恥を
 かくんですから・・・

ハリウッドザコシショウ「R-1ぐらんぷり 2016」優勝

2016年03月09日 | 芸能
6日に行われたピン芸人日本一決定戦「R-1ぐらんぷり 2016」。
なんと、42歳のベテラン芸人ハリウッドザコシショウが圧倒的な強さで
優勝して幕を閉じた。



正直、静岡朝日TV「ピエール瀧のしょんないTV」で時折り姿を見ていたが
実質的な出落ちキャラというか、スベりキャラの印象が大きかったので、
既に温まっている「R-1ぐらんぷり 2016」会場で受けまくっている
彼を見て「意外!」としか思えなかった。

似ている云々をスッ飛ばした「誇張しすぎたモノマネ」。
なかば勢いだけで乗り切ったステージは、力技での笑いと受け取れたし、
審査員たちも、それに押されて笑わかされてる印象もあった。

視聴者からすると、一歩間違えれば本当に訳が分からないまま終わって
しまうタイプゆえ、「なんで彼が優勝なのか理解できない」という声も
Twitterなどで数多く見受けられた模様。

ネタの面白さよりも全体的に「動き」と「擬音」による瞬間風速で笑いに
持って行った感も拭えないので、その声にも納得出来る。



あと、この優勝で今後のスタンスに影響が出ないかも気になる。
今後は「出落ち」や「スベりキャラ」という存在では済まないのだ。

静岡出身タレントだから使われてる感も充分にある「しょんないTV」。
ピエール瀧や広瀬アナ(この人の天然っぷりは素晴らしい!)たちと
「ちり紙交換」と称して、いらなくなったゲーム機を本体とソフト毎
回収し、秘密基地的スペースで延々とクリアするまでプレイする・・・
なんていう「ゆる~い」企画で熱血していたザコシショウだが。

今後、客や視聴者は「R-1優勝」の実力を期待した目で見るワケです。

優勝後は御祝儀起用が続くでしょうが、そこで笑いを取り続ける事が
出来るのか?

ザコシさんの「グーン!」も静岡の小学生に人気出てますし、ここは
シンプルな魅力で茶の間を楽しませて欲しいと思います。

ジョージ・マーティン逝去

2016年03月09日 | 英国ロック
ザ・ビートルズの元プロデューサーとして数々の傑作を世に
送り出した名プロデューサー、ジョージ・マーティン氏が
亡くなったとの事。享年90歳。

あの「デッカ」のオーディションに不合格となったビートルズを
マネージャーのブライアン・エプスタインが次の売り込み先に
選んだのがマーティン氏。
なんの閃きか、若きビートルズをスタジオに招いた彼は、数曲を
演奏させて一気に気に入り、レコーディングに至ったそうだ。

クラシック音楽の基礎を学んでいるマーティン氏は、ビートルズの
クラシック的アプローチやオーケストレーションに大いなる貢献を
果たしたと言われる。

複雑なサウンド・エフェクトや、宮廷音楽のようなトランペットの
使い方はマーチン氏あればこと・・・とも。

P・マッカートニーとはソロやウイングスでも付き合いが続き、
やはりクラシック楽器を導入するポールの手助けとなっていたん
だろうな・・・と思います。

また、ジェフ・ベックの「ブロウ・バイ・ブロウ」のプロデュースも
重要な仕事で、これ以降ロック・ギタリストがインスト・モノに挑む
キッカケを作ったとも言えるでしょう。



それ以前にマーティン氏はマハビシュヌ・オーケストラ「火の鳥」の
プロデューサーとしても名前を知られてるから、ブリティッシュ・
ジャズ・ロックにも大きな影響を与えたと言えるだろうな。
※マハビシュヌのギタリスト、ジョン・マクラフリンの依頼だったとか

そういう意味でも功績は計り知れないなぁ・・・。

リンゴ・スター、ショーン・レノンらがTwitterで追悼の意を
表しているとの事。

ジョージ・マーティンよ安らかに・・・。

ユニクロの音楽レーベルロゴTシャツ「ポリドール」購入

2016年03月08日 | 生活
こちらも旗艦店とオンラインショップ限定という事で
A&Mと一緒にビックロで購入しましたよ。

ジェームス・ブラウン、ジミ・ヘンドリックス、ABBA、
クリーム、エリック・クラプトン、ザ・ビージーズ、ザ・フー、
フリオ・イグレシアス・・・など

盤にこのマークが付いてるアルバムをたくさん見てきたし、実際に
自分でも持っている。


※朱色に近い赤・・・・
 いい色で再現されてますねぇ。

日本のポリドールでもテレサ・テン、RCサクセションらが、この
レーベルからアルバムを発売。

そして、まんま白黒のポリドール・ロゴをアルバム・ジャケットに
使ったマジカル・パワー・マコも。
※インパクト抜群だよねぇ・・・



・・・というか、
そもそも歴史あるレーベルなんですよねぇ。
1924年、独グラモフォンの独立分社として設立されたそうで。
※ただし、当初のマークは蓄音機を擬人化したモノだったとの事。

日本も戦前から、淡谷のり子以前のポリドール所属の歌手が居ると
いう事ですから、これは大変なモノです。



私にとっては「レインボー」のレーベルだな。

塩ビ盤の時期って、しっかりジャケットの表や帯にもロゴが載って
たんだよねぇ。
※CD時代になったら無くなったり、小さくなったり・・・で
 ちょっと寂しかったりしたもんよ。



レコード盤に至っちゃ、中心付近にドーンとロゴが鎮座ましまして
おりましたから。

そりゃ印象も深いですよ。半ば摺り込まれてますよ。



だから、クリムゾンもELPもアトランティックの印象が大きいし、
ディープ・パープルもワーナーのイメージが記憶に焼きついている。

ちょっと話が脱線したけど
音楽ファンにとっては、それくらい大きな意味を持つ音楽レーベル。



ユニクロさんには安価でTシャツを発売してくれた事を感謝したいと
思います。
※ヴァージンが「プログレ期を感じさせる黒地に白文字だったら
 これも購入したけどね。



※しかも、それ以前のモロにプログレな絵柄とロゴのヴァージョン
 だったら、大喜びで3着くらい買いましたけどね。