あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

高円寺UFO「青梅街道膝栗毛」を見る(5)

2018年02月18日 | 邦楽
MCネタが続きますけどね。
パンのネタで「自分がツイストパンになった気分♪」という
南雲氏にですね、絶妙に背を向けるJinさんの姿も写っててね

なんともコノ距離感も最高ですよね。



我ながら何でこういうシーンばっかり撮ってるんですかね。
ステージングの写真はもっとブレて残せていないってのも
あるんですけどね。



いや、ブレても格好良いのありますねどね。
ドンドンUPして行きましょうかね。

荒っぽい演奏の中で、やっぱりギター2本の絡みがイイですね。



絡みというか、南雲氏の切り込み具合。
それを受け入れるjinさんの隙き作り。

その塩梅が絶妙。



先日BS版のベストヒットUSAでTレックスのLIVEを放送してて
それが『ゲット・イット・オン』だったんだけど、Mボランは
ギター1本で頑張っちゃってるんですよね。

その姿勢は立派だけど、歌いながらだからギターはブギーの
リズム取るのでイッパイで。

ファンが聴きたいフレーズが出てこないのよね。
「♪ズチャッチャッチャラララ、ジャララ~♪」というリフ。



それがあるのと無いのじゃ大違いなんだけど、桂田5には
それがある。

アクションも荒っぽく決めるし、私は南雲氏のギターは相当
好きです。



Jinさんにイジられる感じも好きです。

MCの余韻に浸ってる間にもステージは進んでいます。
(さっき書き写したセットリスト通りか)



「加速しないラブズ」
「アナーキー・イン・ザ・流星群」

南雲氏もギターを振りかぶり、見事なアクション決め!
言うまでもなくJinさんも!



う~ん、アツい!
やっぱライヴっていいな~と思わせてくれる。

そして、どストレートな「死んだ方がまし」



もうステージ上はアドレナリン全開!
ギターは振り回され、Jinさんは再度ジャンプを繰り返す。

※Jinさんジャンプは撮れてない。スマホ駄目だなぁ~。



ドラムとベースは疾走パワーを増し、大団円。
つか、まだ荒れ狂ってるJinさんはギターを振り回し、
そのままサイドスロー!



轟音を鳴らせたまま退場。
おお、やっぱり音は鳴り続けるんだ!

ライブ映画とかで投げられたギターが鳴り続けてるのは、
本当だったんだ!

そんな感動してるうちに、桂田5のステージは終了したの
でした…。

(続く)

高円寺UFO「青梅街道膝栗毛」を見る(4)

2018年02月18日 | 邦楽
ステージは好調に続く。
MCも好調?



でも「ロレツ回ってないぞ~」とヤジが飛ぶ。
「飲んでないんですけどね~」というJinさん。
※でも数十分前まで飲んでた?



曲は続く
「多摩川日記」
「仏典読破」



どこでMC入ったか記憶曖昧…。
セットリストの曲間に線が引いてあるから、そこかな?

すいません、曖昧です。



お礼を述べながら…シェッッ!
~と、新手の悪態をつくJinさん。面目躍如です。

「禅の庭」
「美女軍団T」



私自身SNSやっといて、こんなコト言うのもどうかと思うが、
あんまり表現者(特にバンド)とファンがベタベタなのは
居心地悪かったりする。



[みんなのパワーを貰って]
[いつも応援してます]

こんな遣り取りが延々続いてたりしたら
…気色悪い!



ほどよい突き放し。
それも表現者と受け手の関係性。そして距離感。

桂田5は塩梅が丁度いい。
…ちょうどイイっけ!?



※思わずドリンク飲むタイミングが合ってしまう
 Jinさんと南雲氏。

 ナイスコンビ!



「256」
「昨日・今日・ASS!!」

南雲氏がMCを任せられるシーンもあり。



でもJinさんからのツッコミは厳しい。

口答えあったら飛び蹴り、間延びの気配あったら
ペットボトル投げ。

※でも中身を飲み干した物を投げるトコロは優しさ
 100%

(続く)

高円寺UFO「青梅街道膝栗毛」を見る(3)

2018年02月18日 | 邦楽
【青梅街道膝栗毛】
DJ:げるしー

LIVE:
桂田5
かまボイラー
水中、それは苦しいSP
ヤスエでんじゃらすおじさん
 Vo.ヤスエでんじゃらすおじさん
 Ba.飯田裕[SEBASTIAN X, 僕のレテパシーズ, MANGA SHOCK, etc.],
 Gt.近田崇仁[はいからさん]
 Key.工藤歩里[SEBASTIAN X]
 Dr.服部ケンジ[ex.THEラブ人間, ZEWS]


開場 18:00
開演 18:30

予約:¥2300 +ドリンク\500



上衣を脱いでTシャツ姿に。桂田5Tシャツです。

DJサウンドに身を任せてると、カーテン閉まったステージ内でサウンド
チェックの音。トップバッターは、いきなり桂田5。



そもそも、こちらも縁あって出会ったバンド。
私の連れ合いの友人繋がり。

でも、その縁はあくまでキッカケ。ライブ観て何か引っかかりを感じた
からこそ以降に繋がっている。



捨て鉢スレスレの歌が良かった。でも曲によっては叙情的だったりした。
バンドの疾走感も良かった。

能書き垂れちゃっているが、結局「良かった」のだ。「刺さった」のだ。



ブランクあって再活動、でもイキが良い。むしろ以前より迫力増してる。

最新盤など、それが最高だったりする。
音圧高い録音もすんばらしい。

いよいよ登場。カーテン開いて入場。

BGMはゾンビーズ。食パンを巻きながらノシ歩くJinさん。



一曲目開始。
※公式発表のセットリストより。

「鴨川日記」



※写真が粗いのはお許し下さい。
 迫力を保存するためのテクニックです。
 …嘘です。



おなじみ曲だが、さすがライブ・ヴァージョン。
迫力UPしております。

ヴォーカル&ギター、ギター、ベース、ドラムの4人編成。



絶妙の面子。
疾走するベース、オカズの数も絶妙なドラム。
気持ちよく差し込まれるギター。
荒々しい歌とギターの刻み。



ゴキゲンです。
ギター2本の絡みも最高です。

ツボを押される感じです。イタ気持ちいいのです。

(続く)

高円寺UFO「青梅街道膝栗毛」を見る(2)

2018年02月18日 | 邦楽
JR高円寺駅前の漫画喫茶でブログ書き込み。
またチャー研コンサートを長々と何パートにも分けて書く。



HP時代からそうだが、イベント終わって何日も経ってから
書く日記って、我ながら如何なものか?

18時からのイベント開始、次の会場はU.F.O.クラブ。
青梅街道沿いだ。



※道中のBGMは桂田5で御座います

環七を南下すればOKと分かっている。
17時50分に漫喫を出て環七に出たが、なかなか青梅街道に
出っくわさない。

しまった。
阿佐ヶ谷や中野で慣れてたつもりだったが、高円寺駅から
高円寺U.F.O.クラブは結構な遠さだぞ!



結局歩いて約15分。暗いし街道沿いだし一層遠く感じたよ。
コンビニで差し入れ購入。

好物という「麦チョコ」。
これは良い。どこへ行ってもポロポロ落ちる。すぐ居場所が
バレる。バックステージでも富士の樹海でも。

食べた先から尻より出るかも知れない。まったくそのままで。
落ちたものを誰かが啄むかも知れない。
それは小動物かも知れない。



そういう意味でも良い。

ちょいと遅れたが、まだDJタイムだった。
1Fで受付してもらい、B1Fへ。桂田5はそこにいた。
トップバッターだけど、普段と同じ様子だった。
さすがにキャリアはダテじゃない。

麦チョコを渡した。笑顔で受け取ってくれた。



中に入ってワンドリンク。ビールをオーダー。
赤い場内。天井にはミラーボール。

表の看板はDJバー。
ステージもあるオールスタンディングのライブハウス。



オッサンの私は隅に椅子を見つけてまず座る。
隙きあらば目を閉じて休養。

大音響(?)のDJサウンドも心地良い。

(続く)

高円寺UFO「青梅街道膝栗毛」を見る(1)

2018年02月18日 | 邦楽
またもイベントのハシゴで御座います。

間に少し時間が空いてるから、新宿→高円寺へ向かう
前に遅めの昼食など。

新宿ならアイリッシュパブと行きたかったが、
今回は酒も飲まず、さっさと食べて移動しようという
ワケで、駅地下の「C&Cカレー」に致しました。



ここは立ち食いスタイルだが、イブニングセットあり。
Bセットはポークカレーに温泉卵とソーセージが乗って
いるオトク物。

それをオーダーし、ツイッター見ながらパクつく。
駅地下をウロウロ探したため時間をロスした。

さっさと総武線に乗ろうと移動してると「冬季五輪の
アイス・モニュメントが。



ちょうど羽生結弦クンが感激の五輪連覇を決めてくれた
だけに、記念撮影する人が結構いる。

開幕直後は「盛り上がらない」と言われた平昌五輪だが
やっぱ勝てば盛り上がるよね。



そこで、ふと「プリキュア15周年のパネルも新宿にあった
はずだぞ!」と思い立ったが…。

さすがに探す時間もパワーも私には残っておらず、総武線
各駅で高円寺駅に降り立ったのでした。

まだ時間がある。
そこで私が寄ったのは漫画喫茶。

そこのパソコンで弊ブログの「チャー研コンサートを見た」
記事をシコシコとUPするのでした。

(続く)

金属恵比須トークイベントに行く

2018年02月18日 | 邦楽
新宿ディスクユニオン 日本のロック・インディーズ館で
金属恵比須 公開新譜ミックス(?)イベント。



地下一階のスペースは必ずしも広くは無いが(失礼)

見える所イッパイに詰め掛けたファンの只者じやない感が
凄いですよ。



※画像は昨年10月のライヴ「戦国恵比須」のモノです

15:30~
金属恵比須トークイベント@新宿 入場無料

新作『武田家滅亡(仮)』プロトタイプ音源を一挙公開!
みんなでミックスしながら方向性を決める?! 題して、
「みんなでつくろう武田家滅亡!」



流されたのは、確かに完成前の音源。

ギターも数パターン披露され、高木リーダーとヴォーカルの
稲益さんから「どれがイイと思います?」と質問される。

NHK大河をイメージした曲では「徳永家康」の映像を皆に
Youtube再生させながら場面との一致度を説明。

※しかし私は「家康曲=冨田勲先生」なので別の事を考え
 出す始末。



多数決でアレンジ決定。
ギターに関しては「生ギターか?」「危機っぽいギターか?」
「両方混ぜるか?」で挙手。

圧倒的多数で「両方混ぜる」。
メンバーの栗田氏は「危機っぽいのはクドいから…」と余り
推して無かったようですが。

クドいのが大好物なのがプログレ・ファンです!



つ~か、「クドい=大衆受けしない」って事なんですけど。
この会場で「金属恵比須を大衆向けに」なんて考えた人は
一人もいません!

「アコギ+危機」が気持ちよかった!だからソレで!!

はい、私なんて最たるもんです。
イチバン気持ちいいのに手を挙げました!



※画像は(以下略)

最後はコーラス収録。
~というか掛け声。数名で「武田家!滅亡!」と叫ぶ。

有志が募られたが、稲益さんが皆にマイクを向けてくれた故
私も遠方から参加(?)したよ!



たぶん声は入ってないと思うけどね。

その場で命名されたディスクユニオン新宿合唱団の一員として
声を張らせていただきました。



楽しい時間はあっという間に終わり。

サイン会へとイベントは移行したが、基本的にワタクシ買える
ものは既に買っているので、今回の戦利品は無し。

『戦国恵比須』の発表を待ちたいと思います。
または新たなイベントに期待!

「チャージマン研ライブシネマコンサート」に行った(5)

2018年02月17日 | アニメ・特撮
最後に小ネタの数々などを追記。

・物販のグッズ2点購入すると特製『チャージマン研』チロルチョコが
 貰えるという話だったが、DVD・Tシャツが分殺だったのでGET出来ず。



・『チャー研』劇伴曲の演奏中、テルミンみたいな音が流れ、奏者の
 足元で小型モニターに『チャージマン研』映像が再生されていたが、
 これは画面の音楽を弦とボウで再生する新しい楽器(?)との事!

 因みに原曲で使われてたのはテルミンじゃなく、ミュージカルソー
 (♪オマエ~は~ア~ホ~か~♪で有名なアレです)だそうです。

 前の方の席は早々に「ライブシネマ形式」になってて、皆も気に
 なって仕方なかったので、演奏者さんは黒い布を被せてました。



・アニメ制作のナック代表に西さんが電話をかけて『チャージマン研』
 音源化などの話をした時の音声も流される。
 返答は、ほぼ「どうでもいい」感まる出しで、やはり場内は大笑い。



・ライブシネマの「コンサート会場に爆弾」シチュエーションで、研
 ファミリーが聴いていた楽曲はオッフェンバックの「天国と地獄」
 ~という事で。

 本編では流れなかった一番盛り上がる一説をトリプティークさんが
 全力演奏(徒競走のBGMで使われる曲…)。

 客席の好事家に「オマーラ、俺ら本気出せばコレくらい演奏するん
 だぜ!」と主張されてるような気も致しました。



・司会の西さん
 『チャージマン研』好きすぎ。

 宮内國郎といえば「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ガス人間第1号」
 の方が圧倒的に有名な筈なのに、チャージマン推し甚だしい。



 レコードプレイヤーを持参、わざわざ作成した「殺人レコード」を
 舞台上で流し、自ら床でのたうち回る寸劇も披露する西さん。



 終演後、それを展示し「いつでも流して下さい」と、「粋な」計らい
 見せてくれた西さん。
 粋と言うか、物好きと言うか…ヤバイです。



・『交響組曲チャージマン研』、実に20分超える長さ。
 ※プログレかよ!

・「頭の中にダイナマイト」、最初の恐竜対決時の鳴き声はゴジラと
 ガメラじゃなく、普通の声だった。
 ※大人の理由?



~という事で、指揮の髙橋奨さん、オーケストラ・トリプティークさん、
ひばり児童合唱団の皆さん。

心より感謝いたします。



ちなみに
上記の画像は公演終わった直後の私です。
「殺人レコード」にヤられてます。

つか、疲れました。いろんな意味で…。グッタリです。



そのまま疲弊を極め、シワシワです。
本当は頭に何かを埋め込まれた西さんを捜索すべきなんでしょうが、

それはチャージマン研ファミリーが果たしてくれたコトでしょう。



羽交い締め状態で研ママのビンタ炸裂!

同時に西さんの耳から超小型の強力爆弾がポロリと落ち、それを
キャッチした研が遠くまで運び、我々が知り得ない場所で大爆発。

めでたしめでたし。



翌日からマトモに戻ったスリーシェルズ西代表は、再び伊福部昭や
黛敏郎ら日本の作曲家の楽曲紹介に努力して行かれるでしょう。

私もマトモに戻って通常生活を送りたいけど、日曜日もイベントが
あるんだよなぁ。

金属恵比須と桂田5のイベントをハシゴ。
…マトモには戻れないや!(笑)

「チャージマン研ライブシネマコンサート」に行った(4)

2018年02月17日 | アニメ・特撮
最後は、スリーシェルズ企画+トリプティーク演奏イベント名物。
「みんなで歌おう」のアンコール・コーナー。

『マジンガーZ』『バビル2世』『仮面ライダー』と数々の名曲を
歌った記憶はあし、メタルヒーローの変身ポーズ指南も受けた事
だってあるが。今回は違います。



『チャージマン研』なのです。

まず、指揮の髙橋奨氏が司会に呼び描けて小芝居が始まる。
「やりたいた事があるんだ」。

会場全体でチャージングGO!のポーズを決めたい…と。
あと、皆で主題歌を歌いたい…と。

司会の西さん、わざとらしく「う、うん、1回きりだよ」

まずは変身ポーズの指南。
指3本を立てて腕をクロス、右手だけを大きく上げる!
そして「チャージング、GO―!!」



巻き上がる爆笑と歓声。
ああ、やっぱ今までの劇伴コンサートとは雰囲気が違う。

「さぁ、次は本番だよ!」ってんで
ひばり児童合唱団も登場済みです。



※画像は…(以下略)

指揮に合わせて、オーケストラがイントロを響かせる。
皆で歌い上げる『チャージマン研』のオープニング曲!

TVサイズなのが残念なほど盛り上がった。
2番も歌いたかったねぇ!



【アンコールその2】
大喝采のなか、これで終了か…と思ったら、西さんがマイクで
客席に語りかける。

「皆さんスマホを立ち上げて下さい」←エ?

「もう一度、殺人レコードを演奏いたします」
「皆さん是非、演奏を撮影してください」
「録音・録画もOKです。SNSへ投稿してもイイですよ!」



わああああ、そう来たか!

つか、この場合の「アンコール」はファン主導ではありません。
主催側がやりたいからヤってます!

「苦しむなり、何なり、どうぞ御自由に」
~というわけで、「殺人レコード」の生演奏開始!



ああ、なんか異常な盛り上がり!
つか、皆がスマホ持った手が林立して怖い!

私は動画を皆様に任せてフォトをパシャパシャ。
ブログ用に撮りまくる(でもピンボケ)。

演奏終わって大拍手。感動の大団円で御座いました。



「マジンガー」たちヒーローと違い、生きる勇気を貰ったとか、
人生を教わったとか、そういう事は一切ないアニメです。

※作った方々は低予算でも懸命に作られたのかも知れませんが

いま見ると、ただただデタラメで、バカバカしくて、中身も
何もあったもんじゃありません。

でも、それでも「ただただ面白がれるアニメ」があるって事は
凄いじゃないですか。素晴らしじゃないですか。

そんな事も考えた『チャージマン研ライブシネマコンサート』
でございます。



なお、今回の公演の模様はニコニコ動画にて配信されるとの事!

開演前に「ドワンゴさんが…」なんて説明あってブッ飛びましたよ。

【チャージマン研!ライブシネマコンサートの公演映像編集版】
ニコニコ生放送にて、3月4日(日)22時より最速無料配信。
※公演の全編放送じゃないので、あしからず…。

ほんと、ネット時代の賜物ですねぇ~。

(続く)

「チャージマン研ライブシネマコンサート」に行った(3)

2018年02月17日 | アニメ・特撮
絶対アタマに何か埋め込まれている司会の西氏の紹介で
「チャージマン研楽曲」のコーナーに移る。



まず、ひばり児童合唱団の皆さん登場。
代替わりしているとはいえ、いたいけな少年少女の方々に一抹の申し訳なさを
感じてしまう。

何人かは西さんに近い身長のコもいたが…。
おもむろに西さんが女の子に声を掛ける「どうですか、今日は?」てな感じで。

そして「チャージマン研って知ってる?」
女の子「いえ・・・」

そんな感じの遣り取りあって、いよいよ始まります。
オーケストラ演奏に乗ったひばり児童合唱団の皆さんのテーマ曲歌唱です。

『チャージマン研!』
『研とキャロンの歌』



宮内國郎さんは大真面目に作られたOP曲は、一瞬メロディが憂い帯びる名曲。
挿入歌歌唱も素晴らしいです。

しかし、いまやカルトアニメとなった『チャー研』の曲を歌わせるなんて・・・
酔狂な大人の趣味に突き合わせる申し訳さは、何とも言い難い。

しかも西さんが、ソデにはける女の子に「お菓子好きかい?」って尋ねて、
奇跡のように「うん、好き」てな返事が返ってきて・・・。

嗚呼、ごめんね!
大人を軽蔑しないでね!!



※画像は許可あって撮影したアンコール時の転用です。

そして、オーケストラ単独演奏の『交響組曲 チャージマン研!』

第1楽章 ジュラル星人!
第2楽章 研とキャロンと…
第3楽章 間奏曲
第4楽章 チャージマン研!
※もちろん、それぞれ細かく分かれたトラックあり

サントラ劇伴のオーケストラコンサートは「お手の物」のトリプティークさん、
安定の演奏でございました。

・・・というか、
既に狂気のピアノ練習曲やキチレコ曲が披露されて、「録音してるので咳も
御遠慮ください」という注意を破り、吹き出してしまう大人たち多数・・・。



15分の休憩を挟んで第2部
【ライブシネマコンサート形式】

大画面スクリーンに当時のTV番組を流しながら、オーケストラが演奏する
という、狂気の企画。

映像とCVの声、効果音などはそのままに、音楽は生演奏。
三大傑作+1ゆえ、OP曲とエンディング曲は1度だけの演奏。

チャージマン研!の三大傑作+1

・第16話「殺人レコード 恐怖のメロディ」
・第45話「鳩時計が 3 時を指したら」
・第31話「危機!爆破一秒前」
・第35話「頭の中にダイナマイト」



作曲: 宮内國郎
復元編曲:今堀拓也

指揮:髙橋奨

第2楽章キチ〇〇ピアノ連発。ほんとに正確に女性ピアニストが演奏!!
パワフルに!素っ頓狂に!

もう笑ってOKだけら皆ゲラゲラ笑いながら鑑賞。

「よくもこんなキ〇ガイレコードを!」
「ボルガ博士、お許し下さい!」

お馴染みのセリフで爆笑、拍手喝采!

カオスです!

(続く)

「チャージマン研ライブシネマコンサート」に行った(2)

2018年02月17日 | アニメ・特撮
個人的にはスリーシェルズ主催のオーケストラ・トリプティーク公演は
何度も来ており(伊福部昭、渡辺宙明、菊池俊輔)、雰囲気には馴染み
ある積りなのだが。



さすがに今回は違った。まったく違った。
なんと言っても『チャージマン研ライブシネマコンサート』なのだ。

ネタ感ありありなのだ。



でも第一部は、あの「宮内國郎(特撮およびTV劇伴)特集」なのだ。
正統派の「日本人作曲家を紹介する公演」なのだ。

司会の西氏が演奏開始を告げ、音が会場内に鳴り響いた。

「ドン!キキキ‥‥」「カッ!」



『ウルトラQ』OPのSE音から再現かいっ!!

さすがじゃないか!
この「タダ者じゃなさ加減」。これぞスリーシェルズ!
これぞオーケストラ・トリプティーク!

そこから「あの名曲」。
あのサーフコースターズがカヴァーした『ウルトラQのテーマ』。
ギターの再現度もサスガです。



そして『ウルトラマン』OP曲。これを歌なしヴァージョンで。
ドラムやベースも引き続き大健闘。

おっさん的にはコレだけでも元取った気分だ。

『快獣ブースカ』
『とびだせバッチリ』
『宇宙猿人ゴリなのだ』



『スペクトルマン・ゴーゴー』
『ガス人間第1号』
『ラブラブショー』



※画像は後に撮影OKが出たアンコールからの転用です。

ブースカにグッときて、ゴリとスペクトルマンで昭和のTV特撮
音楽の豊潤さに感激。

ガス人間のスケール感には驚愕に似た衝撃があった。
すごい、素晴らしい!!



しかし、ちょいちょい出てくる司会の西氏は、そこら辺の凄さを
語りつつ、全てを「これが後のチャージマンに帰結していく」的
こじつけでチャー研に話を持って行く・・・。

あなた・・・頭に何か埋め込まれてるでしょ!?!?(笑)

(続く)

「チャージマン研ライブシネマコンサート」に行った(1)

2018年02月17日 | アニメ・特撮
『チャージマン研!ライブシネマコンサート(宮内國郎特集)」
伝説の70年代アニメ『チャージマン研!』。

その映像にオーケストラが合わせて生演奏する、ライブシネマ
形式の「シネマコンサート」が行なわれる!・・・って事で。



行って参りました渋谷区立総合文化センター大和田。

『チャージマン研!』は平日夕方にTBS系で放送されてた1話完結の
帯アニメ。



低予算の為ストーリーは滅茶苦茶、無音の間も多数、作画も微妙…な、
〇△アニメとして知られたが。

2000年代になり、ネットを中心にカルト的な人気コンテンツとなった。



今回、どれくらいの集客あるかと微妙な気持ちで会場入りしたが、
TシャツやDVDの物販は早々に売り切れという盛況ぶり。

う~ん、インターネット舐めたらいかんね!



贈られたスタンド花こそ少なかったが、その数少ない花の送り元は
「ニコニコ動画」!

う~ん、インターネット舐めたらいかんね!



しかし、超カルト作の音楽を担当してるのは宮内國郎さん!

『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ガス人間第1号』の音楽を担当した、
誰もが知る大家なのだ。



道中のBGMは『ガス人間第一号』で御座います。

今回の「シネマコンサート」は2部形式で、第1部は「宮内國郎特集」。
『チャージマン研』に至るキャリアを総括するような内容だ。



席に座ってプログラム読んでワクワク。

客層も、年齢性別がバラバラだ。ニコ動でチャー研を見たっぽい若い
人から、古い特撮劇伴で知ってるオールドファンと、年齢差が激しい。



開演時間の14時。
オーケストラ・トリプティークの皆さん入場。指揮の髙橋奨氏も壇上へ。

司会の西さん登場。
実は企画したスリーシェルズの代表です。偉い人なんです。

イベント趣旨や注意事項を説明する西さん。
ただし、『チャージマン研』大好きなのが隠せない様子。

さぁ、コンサートが開始されます。

(続く)

「チャージマン研!ライブシネマコンサート」チケット発券

2018年02月16日 | アニメ・特撮
『チャージマン研!ライブシネマコンサート(宮内國郎特集)」
株式会社ICHI(ナック)公認

伝説のアニメ『チャージマン研!』が、オーケストラが映像に合わせ
生演奏するライブシネマ形式の「シネマコンサート」になる!



『チャージマン研!』は1974年4月~6月の平日夕方にTBSテレビなどで
10分枠の帯番組として放送されていた1話完結形式のテレビアニメ。

低予算のため、ストーリーは滅茶苦茶、作画も微妙…として知られ、
2000年代になりネットを中心にカルト的な人気コンテンツとなった。

私もリアルタイムでは知らない。
『さよなら絶望放送』で神谷浩史さんがネタとして話していたのを
聞いたのが実は初めてだったのです。

地球を異星人から守るチャージマン研。
何かあったら「ジュラル星人の仕業に違いない!」。場合によっては
盾にされた人の危険もお構いなし!



しかし、その超カルト作の音楽だが、担当してるのは宮内國郎さん!

『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ガス人間第1号』の音楽を担当した、
誰もが知る大家なのだ。
その宮内さんは『チャージマン研!』において、ジャズやロック要素を
加えながらもオーケストラの魅力を聴かせているのだ!

※だって企画したスリーシェルズさんが、そう言うんだもん!!!

今回の「シネマコンサート」は2部形式。

第1部は「宮内國郎特集 コンサート形式」
スリーシェルズさん得意のパターンである、日本人(特に劇伴)作曲家の
曲を豪華にオーケストラ演奏する『宮内國郎メドレー』



「ウルトラQ、ウルトラマン、快獣ブースカ、とびだせバッチリ、宇宙
猿人ゴリなのだ、スペクトルマン・ゴーゴー、ラブラブショー、ガス人間
第1号オープニング、エンディングより」

「オール怪獣組曲」

「チャージマン研!主題歌」「研とキャロンの歌」
ひばり児童合唱団の歌唱による

『交響組曲「チャージマン研!」(BGM22曲を組曲演奏)』



そして第2部

【ライブシネマ形式でアニメスクリーンに上映しながら生演奏】
チャージマン研!の三大傑作+1

・第16話「殺人レコード 恐怖のメロディ」
・第45話「鳩時計が 3 時を指したら」
・第31話「危機!爆破一秒前」
・第35話「頭の中にダイナマイト」

作曲: 宮内國郎
復元編曲:今堀拓也

指揮:髙橋奨
演奏: オーケストラ・トリプティーク
合唱: ひばり児童合唱団

主催: チャージマン研!コンサート実行委員会
公認・協力: 株式会社ICHI

企画制作 スリーシェルズ
/ ジャパニーズコンポーザーアーカイブズ
※皆川おさむ氏がゲスト出演予定だったが、リハビリ入院が
 長引いたため、コンサート出席は見合わせになったとの事。

チケット:S席7000円 A席6000円 B席5000円 



正直、旧来の「ライブ録音中ゆえ声出しは不可」パターンで
『チャージマン研』上映コンサートなんてやられても拷問じゃ
ないか…と思い、チケット購入は控えてたのですが。

主催サイドから「笑うのOK」てな達しが出たのでオーダーし
発券するに至りました。

ただし、第一部は旧来どおり「拍手は演奏終わって(指揮者が
頭下げるまで)」というルールは同じ。

第二部も「手を叩きながら大爆笑、そのまま手拍子」は無しで
しょう。発声可能上映会じゃないワケだし。

でも、
「みんなでチャージングGO!」とか 「みんなで主題歌を歌おう!」
~とか、そういうイベントは予定(?)されてるそうで。

まぁ、どちらにしても…楽しみですわ!!

小椋佳の初期アルバムを聴き返す

2018年02月15日 | 邦楽
なんか、つい聴きたくなって…。

布施明や尾崎紀世彦は「昭和のスタジオミュージシャン」が
演奏を務めているという意味もあって聴き返したのだが。
※猪俣猛、石川晶、江藤勲、寺川正興…

小椋佳って人は、もっと後にデビューした印象あり。
今回は「AMラジオで聴いた衝撃」を再体験したくて。



『めまい』を聴いた時、「こんなに美しい曲があるのか!」と
衝撃を受けたものですよ。

正直、アルバム単位で聴いた記憶ないので
※ベスト盤は聴いた記憶が…。
 それ以前に当時はTVやラジオで連日のように掛かって
 いましたからねぇ。

演奏に関しては「小椋佳の歌声を生かすために最高の環境を
整えた」印象だったが。

いま聴くとアレンジや音色などの垢抜け感が凄い。
小椋佳さんのアルトヴォイスは、包み込むように優しくて、
そして美しい。



CD化に際して、当時のレコードとは収録曲や順番が変わって
いるそうだが、やっぱり『シクラメンのかおり』の名曲ぶりは
際立っている。

ユーミンがニューミュージックで出てくる前(?)の話で、
小椋佳の楽曲は異色だったとも言われているそうだ。

日本のポピュラー音楽における「小椋佳の位置」ってどんな感じ
なんだろう…と気になって少し検索しちゃいました。

そもそもが「東大卒の一流銀行マン」ですから。
並行した音楽活動で素晴らしい実績を残しつつ、さすがに物量的
には数多くは残してはいない印象あるのです。

※昭和の大作曲家に比べて…ですけどね。
 曲の提供先は美空ひばり、梅沢富美男、中村雅俊、三橋美智也、
 さらにはアニメ「銀河英雄伝説」までと多岐に渡るのですが…。

人前にも出ない状態で音楽活動を行なっていた彼がコンサートを
やると言うだけでニュースになり、NHKが特集番組やり、それが
凄い視聴率を叩き出した。そんな「伝説」もある人なんです。



『彷徨』『道草』と改めて聴いたが、やっぱり良い。

音楽的にも元モップスの星勝さんの功績あったり…とキャリアを
積むに従い、音世界も拡大したという指摘もある。

もっと他のアルバムを聴きたいし、コンサートにも行きたいなぁ。
~なんて思って
公演予定を確認したら、4月にコンサートが予定されている。

相模女子大学グリーンホール 大ホール (神奈川県)
18/4/24(火)

■ 17/10/20(金)10:00~18/4/18(水)18:00 一般発売
一般発売・受付期間中

…行こうかなぁ。
微妙な都内だったら、こっちの方が近いんだよなぁ。

2018年バレンタインデー

2018年02月14日 | 生活
家族からいただきました。

連れ合いと我が子から。



連れ合いは「知る人ぞ知る名店」と、品川まで
行ってくれたとか…。

※ありがたいねぇ…



「アトリエうかい」。

私は知らなかったが、クッキー等でも知られる
名店とのこと。

職場でも義理チョコ貰うから、お返しはココで
何か買おうっと。



我が子からは手作りクッキーチョコ。
型抜きからやってくれたそうな。

~って事は粉こねも?
感激しきりって言いたいが、友達との交換が
メインで、私は「ついで」。



まぁ、分かっていますけどね。
最近は習い事のお友達を菓子交換とかしてる
みたいだし。

その辺の言動は耳に入っておりますよ。

「この世界の片隅に」を再びイオンシネマ幕張新都心で見た

2018年02月13日 | アニメ・特撮
「すずさんに会いに帰ってくるけぇのう!」

その約束を果たしに来たよ。
イオンシネマ幕張新都心ウルティラ8番スクリーンへ!



先日も「劇場版マジンガーZ / インフィニティ」を見に来た。
もっと前は片渕須直監督の舞台挨拶+アヌシー見送り(?)の
イベントで来た。



あの時も低音の凄さに圧倒されたが、それ以降に設備増強が
なされたなんて聞くと、また見に来たくなるじゃないか!

そんでまたノコノコやって来ましたよ。



今回も入口におりんさったよ、すずさんが。
「会いに来ましたよ」と挨拶したですよ。

すずさんも「よう来さったね~」とお迎えしてくれてます。



思い出しますよ。
あの時の舞台挨拶でウルティラの生みの親ともいえる岩浪音響
監督が急遽登場した事を。

スラッと背の高いハンサム青年。でも会場からはドヨめきが…。

只者じゃない雰囲気ありありなれど、自己紹介するときには
「ガールズ&パンツァーの音響監督をやっております、岩浪…
 ハイハイ、そこ、笑わない」と客席に突っ込んで。



なかなか楽しい方だなって印象ありました。
※でも音響への拘りが凄いってのはトークやインタビューで
 わかりましたよ。

そのULTIRA9.1…やはり今回も強力でした。
機銃掃射、そして頭上を飛行する戦闘機の爆音。

今回はこれにビビった。
そして、もう泣かないかと思ったら、やはり広島の母子の姿で
アウトでした…。

エンドロールまで見届けて、退場。



あとは非売品のポストカードのGETです。

エントランスにある『この世界の片隅に』グッズ購入、または
売店のフレーバードリンクと入場券の提示で貰えるのです。



私は売店で「ゆずフレーバー」のドリンクを購入。
その際にポストカードを受け取れました。

味も美味、量もたっぷりで楽しめました。



エントランスのテープルでドリンクを飲みながら、ポスト・
カードのすずさんを眺める。

朝日遊郭の臭いを嗅ぐ、すずさん。



無邪気ともいえる表情にグッときます。

また、会えましたねぇ。