自宅近くを散歩していたら、壁面にレリーフある家を発見。
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レリーフのある家
Photo 2006.11.25
洋風ではなく、木造の普通のお家に、西洋館によくあるレリーフが、漆喰かモルタルで付けられている。洋風のデザインを施した家というのはよくあるが、壁面の一箇所だけ洋風レリーフというのはあまり知らない。かなりの違和感。なんだろうこれ?、と思ってあたりを眺めてみると、答えらしきものが玄関の門扉に書かれていた。
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山下左官工業所
所在地:中野区上高田3-15
Photo 2006.11.25
左官屋さんのお家だった。門扉はかなり錆びてしまっているが、辛うじて左官工業所の文字が読み取れる。玄関脇の郵便受けは、今ではもう使われていないのかもしれないが、カーブを描いた小さな覗き窓が可愛らしい。仕事の特長を活かして塀や壁面にちょっとした飾りを付けたのだろうか。
昔のタイル屋さんや石材屋さんの建物には、そこで扱っているタイルや石が使われたりしていることがよくある。左官屋さんの場合は、こういうレリーフが作られたりするのかもしれない。
#古い建物 中野区