都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

旧 村木商店

2021-01-16 | 千代田区 
旧村木商店
所在地:千代田区 神田須田町1-10
構造・階数:木/3F(屋根裏)
建設年:昭和初期頃
解体年:2013(平成25)年1月
設計 :岡田信一郎
Photo 1996.2.20

 1990年代の住宅地図では佐山商事と記されていた建物。最初は「村木商店」という問屋として建てられたものだそうだ。

 「★近代建築探訪★」というブログ内の記事には、側面の写真と立面図が、また「ぼくの近代建築コレクション」内の記事にも、側面の写真が掲載されている。

 正面からだと分かりにくいが、それらの写真や図面を見ると、この建物はドーマー窓付きのギャンブレル屋根が2階に載った屋根裏3階の建物だったようだ。数回通り掛かってはいたのだが、通るのが毎回夜間で、ほとんど写真を撮らずに終わったのは残念。

 1980年代にはまだ正面にネットが掛けられていなかったが、私が訪れた頃には既にネットで覆われていた。南側の隣接地がコインパーキングになって側面が見えるようになったのは解体の前年。その後この並びの建物は全て解体され、2016年に13階建てのマンションとなった。

OSN076看板建築(村木商店): ★近代建築探訪★
旧村木商店、びいんず/神田須田町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 千代田区  #近代建築  #岡田信一郎  タグ一覧
コメント
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