都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

都ビル

2021-01-12 | 千代田区 
都ビル
所在地:千代田区 神田須田町1-8
構造・階数:RC・4F
設計 :千葉利智
建設年:1929(昭和4)
解体年:2009(平成21)
Photo 2005.3.25

 靖国通りの南側、須田町交差点と淡路町交差点の間に建っていたビル。写真は歩道橋上から撮ったもの。住宅地図では2006〜2008にはビル名の記載がなく、廃屋扱いになっていた模様。写真の4年後に解体され、跡地には新しいビルが建てられている。

 下記リンク先には1980年代の写真と、解体直前の写真が載っている。その写真と記事を見て初めて、スクラッチタイル張りだったことや上部に緑色の瓦屋根が載っていたことに気がついた。

 「ぼくの近代建築コレクション」の記事内の写真は1985、86年。たまたま休みだったのかもしれないが、この時点でもシャッターは閉まっていて、4階の窓際や屋上には草木が生えている。袖看板はないが、2階の窓際には花も咲いているので、なんらかの形で使われていたのかもしれない。また外壁にネットは掛けられていなかった。

 上写真は2005年だが、この時は既にネットが掛けられていた。また2階から上の壁面はツタかなにかで全面が覆われてしまっていた。

 そして、「アクトデザイン凛太郎のブログ」の記事内の写真は2008年。ネットが掛けられているのは変わりがないが、ネットの下のツタは一掃されていた。また、ブラインドの上下の状態が2005年とは異なる。廃屋だったのかと思っていたが、最後の頃まで何らかの形で管理されてはいたようだ。

アクトデザイン凛太郎のブログ 都ビル
田丸電機、都ビル/須田町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
フィールドノート Level チラシの裏 都ビル解体その1

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 千代田区  #近代建築  #オフィス 
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