旧 天神山
所在地:文京区 本郷6-18-1
構造・階数:木・2
解体年:2008.6〜2012
Photo 2006.12.16
本郷通りから西へ入ったところにあった洋風建物。アパートのような外観をしていたが、「洋食レストランの草分け」とする記述がネット上にあり、かつては飲食店だったようだ。一般の住宅としてはやや華やかなデザインで、玄関も引き戸ではなく観音開きだった。洋瓦を用いているあたりも洒落ていた。
戦前版の火災保険特殊地図では用途等は不明。戦後版(1952(昭和27))に天神山と記されていてこれが洋食屋だったようだ。ただ、ネットで調べた範囲ではその詳細は不明。「ぼくの近代建築コレクション」によれば、1966(昭和41)年の地図にも「天神山レストラン」と記載されているという。
しかし1973年の住宅地図では既に天神山の名はなく、一般住宅になっている。レストランとして営業していたのは、戦前か戦後すぐの頃から1970年頃までだったようだ。
建物はその後も住宅や小規模事務所として残っていたが、2008〜12年に解体され、跡地にはマンションが2013年10月に完成している。
天神山レストラン/本郷6丁目 - ぼくの近代建築コレクション
東京都文京区の近代建築探訪 1
Tokyo Lost Architecture
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