岡崎市内の旧花街
所在地:愛知県岡崎市板屋町166
構造・階数:木・2F
Photo 1994.9.9
ここも旧東海道(松葉通り)の南裏側。
この建物を見た瞬間、これは街道筋の普通の建物とは明らかに違うぞと感じた。軒先に電灯がいくつも付いているなんて、普通の家ではまずない。角地の建物はこの時点では料理屋(たぶん料亭)だったが、この外観はやはり旧遊廓だからこそのものだろう。
現在は2棟ともない模様。ただ、Google Street Viewで確認したところ、角地の大型建物は、改築されて様子がかなり変わったものの躯体としては残っているかもしれない。奥行きや屋根の傾斜などは同じだが、1階の庇と張り出しなどを取り払って、左右の幅も詰めて、窓位置も外壁も変えた形になっている。
ちなみに、後方のホテルは名を変え、外装も変わっているが、現存している。電柱広告がある山田旅館(ビジネス)も現存。現状のストリートビューは下記。
地元の方は昔のことはあまり語りたくないのかもしれない。私のように面白がって撮影する人はどちらかというと迷惑だったのだろう。だからこの手の建物は人知れず無くなっていく。
Google Street View
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