ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

にこまる栽培歴14年

2020-12-02 | 米づくり(にこまる)
水稲にこまるを栽培して14年。

そのにこまるの生みの親ともいえる
農研機構の S さんから Facebook におめでとうのメッセージが。

当時、農研機構の九州センターに勤務され、
長年にわたって「にこまる」の育種に携わられた方だ。

食味分析鑑定コンクールを紹介されたのも
確かSさんだったと思う。

当時、お米の直売も始めたばかりで、
「ながさきにこまる」をPRするための冠が欲しかったこともあり、
即、その年から出品したことだった。





長崎県といえば稲作のイメージがない方も多いでしょうが、
諫早平野から雲仙市の一部にかけての
諫早湾沿岸が唯一の穀倉地帯といえます。

諫早湾は有明海の一部に属し、
古くは江戸時代から盛んに地崎干拓が行われ、
広い干潟は広大な農地へと変貌してきました。





ただ、この諫早湾という言葉には、
悪いイメージを抱かれている方も少なくないと思います。

二十数年前、諫早湾が干拓堤防で閉め切られたとき、
その工法から「ギロチン堤防」と揶揄されたこともありました。

また、諫早湾が一気に堤防で閉め切られたことで、
海洋環境問題や漁業者との対立が続いており、
排水門の開門問題で未だに裁判が続いています。

そんな諫早湾の悪いイメージを払拭するためにも
食味抜群の「ながさきにこまる」というお米の強い味方を得て
諫早湾で獲れるお米として少しでも多くの人に知っていただくことが
イメージアップに繋がると考えたのも事実です。






雲仙太良シーライン雲仙岳を望む(ながさき旅ネットより)


雲仙太良シーライン多良岳を望む(ながさき旅ネットより)


2012.8.3 撮影 わが家上空から遠くには大村湾と長崎空港が見れます。


2012.10.5 撮影 手前の台地ジャガイモ畑上空からです。


少しは諫早湾のイメージアップになりましたでしょうか。





  ←クリックで応援をお願しいします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ありがとうございました | トップ | 密かに期待していたのだが・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿