お米のパッケージメーカーで営業を担当しているN君、
コロナ禍でここ3年近くは会えていなかったが、
先月久しぶりにわが家に訪ねてきた。
パッケージ等の追加注文は、
専ら通販サイトを利用していたので、
N君の実績には繋がらないらしく申し訳なかった。
3年の積もり積もった話も終盤になって、
何やらカバンの中からゴソゴソと。
新しいもの好きの誰かさんに何かまた提案か?
ん・・・!!
リーフレットと一緒にパッケージが。
オリジナルのパックご飯だそうな。
原料はあなたのお米!!
お米60㎏をお預かりして約800個のパックご飯に仕上げます。
『世界でひとつだけ』の
レトルトパックごはんを作りませんか?というもの。
小ロットだからこそできる!
販路はさまざま!
ギフトやお土産、ノベルティに!
ファーマーズマーケットなどのイベント対面販売に!
さらに、ふるさと納税の返礼にもピッタリ!
と、くれば直ぐにでもと思えるのだが・・・・
パックカバーのデザインと制作の初期費用も含め、
加工費だけで1個あたり200円近くなる。
ただ、原料となる肝心なお米代が含まれておらず、
お米2袋の送料をはじめ、
出来上がった製品の送料もお客様負担とか。
そうなると一個当たり150gの内容量で、
販売単価は200円以上ということに。
う~ん!
さすがに無理かなー。
賞味期限もあるようだし、
話題性を兼ねたイベント販売用かな?
先日も留守中に立ち寄ってくれたようで、
郵便受けに新しいリーフレットが入っていた。
これとても興味がある企画ですが、800はハードルが高いですね。
半分くらいだと、結婚式とか需要ありそうだし、
うちだと販促用にお中元等に渡したら喜ばれそう!
一番良さそうなのが、住宅メーカーのモデルハウスのイベント等で配ったら、めちゃ人気出そうです。
すぐ食べられる。簡単便利です。
すぐ食べられるところが「売り」で、後片付けの必要もないしですね。
今の若い人たちの米離れの原因の一つはそこなんですね。
ご飯を炊く手間、後片付けが面倒で、簡単に出来るパン食が増えているんです。
炊きたてのご飯をお茶碗で食べるとう本来の趣はありませんが、
若者にターゲットを絞ってパックごはんを勧めるのも一つの手かも。
むしろ高齢者にもパックご飯が重宝されているようで、
パックごはんの需要は右肩上がりで、10年で10万トン増えているとか。
6個用の専用ギフトケースもあるようで、
にこまる、ぴかまるのセットでギフトも考えてみましょうかね。
ただ、市販のパックごはんの単価を考えると・・・