観光バスとは立山駅でお別れとなります。
何とも贅沢な観光バスの使い方でしょうか。
(バスも1泊したのです)
立山駅はアルペンルート富山側の出発点であり、長野側の終着点。
ここから先マイカーの乗り入れはできないのです。
マイカー回送や手荷物配送などの有料サービスがありますが、
車一台の配送が25000円程はかかります。
立山駅から乗車するのは、立山ケーブルカー。

平均勾配24度の坂をツルベ方式で2台の車輌が昇降します。

11月ともなると乗客は減りますが、
トップシーズンは待ち時間も多くなります。

やはり最前列で見る景色は違いますよ。
先着順なので座席はとれませんでしたが…。
車窓からは柱状節理の岩肌を見ることができます。

立山駅から1.3km、標高差約500mを一気にのぼり、
約7分程で美女平駅に到着しました。

美女平の標高は977m、立山杉、ブナ、トチの原生林があり、
野鳥観察などもできるのですが、外は雪景色。

黒部ダムの様子なども知ることができます。
室堂と黒部ダムでは気温も6度位の差がありますから
目的地は氷点下でしょう。

美女平からは高原バスに乗車します。
途中、称名滝を遠景に見るポイントでは
バスも停車してくれます。
(車内から写真を撮るだけです)
秋のアルペンルートの服装は保温性重視。
2泊したのでリュックは大きめのものとなります。
(宿泊する荷物を持っての移動なのでリュックが便利

雪も想定し、薄手のダウンの上にレインスーツを着用。
アルペンルートの旅を快適に過ごすためには
その季節に合った服装や持ち物を工夫することです。
富山県立山町
2014.11.3