まるみのあっちこっち巡り

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西武鉄道ハイキング 野火止用水から黒目川沿いを歩く

2015-01-24 14:21:05 | 駅からハイキング(西武鉄道・JR東日本)


スタートは西武拝島線の萩山駅でした。
この時には既に傘をさす人もいらしたのですが、
歩くには傘がないほうがラクなので、
傘もささずに歩き始めたのです。





しかし、狭山・境緑道には舞い降りた雪が
うっすらとではありますが、その跡を残し始めていました。





この道をまっすぐに進むと西武多摩湖線八坂駅に出ます。
八坂駅の下を流れるのが野火止用水です。

東京都立川市の玉川上水から埼玉県新座市を通り
新河岸川に続く用水路で全長は約25kmです。





かつて多摩地域は、乏水地帯の原野でした。
江戸時代、幕府老中の川越藩主松平信綱は、多摩川の水を
羽村から武蔵野台地を通す玉川上水を開削し、
野火止用水を作らせたのです。

川越藩では農民や家臣を多数入植させ、
大規模な新田開発を行いました。

野火止用水の開削によって人々の生活が豊かになったことを
松平信綱に感謝し、野火止用水を信綱の官途名乗りである
「伊豆守」にあやかって伊豆殿堀と呼ぶようにもなったのです。





野火止用水沿いにずっと歩きたいところですが、
このコースは東村山運動公園を通り抜けていきます。

野球場、陸上競技場、テニスコート、ジョギングコースの
運動施設があり、蒸気機関車も展示されていました。





ピョンピョンと渡ってみたいと思いましたが、
スタッフに何をしているのかと思われそうで止めました。

雪が舞う中、参加者も少ないのにずっと立って
見守らなければならないスタッフに感謝です。





東京都及び埼玉県を流れる一級河川の黒目川です。
荒川水系の新河岸川の支流で、
水源は小平霊園から流れ出て延長17km。





黒目川の湧水点の表示。
多数の湧水が流れ込む綺麗な川のようです。





再び野火止用水沿いを歩きます。
途中左に折れるとまもなくゴール。





ゴールは池袋線の清瀬駅の手前です。
清瀬駅を利用するのは初めてなので散策したかったのですが、
あまりに寒かったのですぐに電車に乗りました。

歩行距離:約9km 
歩行時間:1時間40分

東京都東村山市・東久留米市・清瀬市・埼玉県新座市

2015.1.21
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