まるみのあっちこっち巡り

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黒部渓谷トロッコ電車(猫又駅~欅平駅)

2015-01-07 16:10:49 | お出かけ 中部


ねずみがえしの岩壁は、猫又駅下流の対岸から望める
黒々とした岩肌が威圧的な高さ200mの大岩壁。

猫に追われたねずみも登れないほど切り立っているので
この名がついたようですが、ごつごつとした岩肌が
美しい紅葉に彩られていました。





黒部渓谷鉄道は、もともとは日本電力、
日本発送電による黒部川電源開発のための
資材運搬用鉄道でした。





「トロッコ」とは、トンネルやダム等の
工事現場からの土砂や石の運搬などに
使用される貨車のことです。





通常の列車車両と異なり、上部が外気に
開放された車両に乗客が乗り込む形となり、
全国各地の観光用路線に使用されているのです。





猫又駅は標高358メートルの位置にあります。
関西電力の業務目的で造られた作業員の専用駅であるため、
区間運行で当駅折り返しとなる列車であっても
一般旅客は下車できないのです。





黒部峡谷は、北アルプスのほぼ中央の
鷲羽岳に源を発し、長さ86km、
標高差3000mを流れ下る黒部川の上・中流域に、
切り立った深いV字峡を形成する大峡谷。





清流日本一でもある黒部川の清冽の流れ。





全国屈指の渓谷美、トンネルや鉄橋を
いくつも越えながら宇奈月から欅平まで
運行されている黒部渓谷鉄道。





目を見張るような自然美、紅葉も堪能でき、
充実したトロッコ電車の旅でした。





私達は、終点の欅平駅で下車します。





台湾の阿里山森林鉄道と姉妹提携していたのですね。
私は阿里山の高山茶が好きなので、
何だかうれしくなってしまいました。

富山県黒部市

2014.11.3
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