まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

映画 あと1センチの恋

2015-01-16 00:23:09 | 映画(劇場鑑賞)
ボタンを掛け違ったまま12年、もどかしい恋のかたち。
「P.S.アイラヴユー」の作者だからと観に行ったラブストーリー。

成人の日、街には振袖姿の華やかな女性があちこちに。
もちろん私にもそのような時代がありまして、思い出してみたり…
成人式はもちろんのこと、卒業式、友人の結婚式、お正月と
袖を通した振袖も和ダンスにしまわれたまま
陰干しさえしなくなってしまいました。

途中でツレと別れ、私だけ映画館へと足を運びます。
封切られて1ヵ月のメジャーな映画ではないけれど、人気のようです。
圧倒的に若い女性ばかり、カップルもチラホラ。
一人で来て良かったぁ。



ロージーとアレックスは6歳からの幼なじみで、
ずっと一緒に青春を過ごしてきた友達以上、恋人未満の間柄。
夢の話も恋の話も、なんでも共有し、イギリスを離れ、
アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学することを目標にし、
見事に二人とも合格するのですが…

ここで上手くいったらこの邦題はつかなかったでしょう。
その先は、これはラブコメだったのといった展開にも。

「近すぎて伝えられない」キミとの距離まで、あと1センチ…。
セシリア・アハーン原作ですからね。
短絡的ではなく、展開が読めるような読めないような。

じれったくてもどかしい話なのに、何しろ12年の展開が早くて
主役二人のリアルな演技もあって退屈することはありません。

とかく運命の恋は、身近にあったり、
どこかにある運命の糸を手繰り寄せるものなのでしょう。

想いはしっかり伝えないと

監督:クリスチャン・ディッター
原作:「愛は虹の向こうに」セシリア・アハーン著
出演:リリー・コリンズ サム・クラフリン。
ドイツ・イギリス 103分

シネ・リーブル池袋

2015.1.12
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