まるみのあっちこっち巡り

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松阪肉元祖 和田金 後編

2016-09-08 14:33:58 | お出かけ 近畿


迷いに迷ってあみ焼(松)コースを選択しました。
(竹)でも良かったのですが、柔らかいヒレ肉との言葉に
従ってしまったというわけです。







炭火で焼いた松阪牛ですから(梅)も
美味しいはずですが、固いか柔らかいかと言えば、
柔らかい肉のほうが好みです。

炭は上質な菊炭を使用しています。







希少価値の高い特製ヒレ肉のシャトーブリアンまでは、
勧めないでとまるみの顔に書いてあったと思います。
そこまで贅沢をしてはいけません。
特別な日でも何でもないのですから。

ヒレ肉と野菜と共に炭火で焼いて…
う~ん、香ばしい香りがしてきましたよ。







お箸でいただける柔らかいお肉でした。







寿き焼きコースもオーダーしました。
「和田金」の代名詞と言えば、寿き焼きです。
外すわけにはまいりません。







あみ焼きも寿き焼きも全て中居さんが焼いてくださいます。







まるみがやらなければならないのは、
この玉子を解きほぐすことくらいです。







全ての素材が厳選された良いものばかり、
椎茸は大分産、玉ねぎは淡路産…
納得の選りすぐりです。







南部鉄の鉄鍋で焼いた松阪牛

えっ、そんなにお砂糖







もう我慢ができそうにありません。







思い出しただけでもとろけそうです。
肉はもちろんのことタレも絶妙
濃過ぎず、甘過ぎず… 

自社牧場で牛を育てるというこだわりの「和田金」
店主が自ら兵庫県産の黒毛和牛の中から優秀な雌の子牛を
厳選して仕入れ、飼育、出荷、安心、安全な環境を整え、
豊かな脂肪を蓄え、きめ細やかな高い香りを醸す肉質を求めて、
丁寧に時間をかけているそうです。







実はすき焼きはトラウマでもありました。
学校給食が始まって肉嫌いになり、
一切口にしなくなり、本格肉デビューは二十代後半。

子どもの頃に我が家の冬の土曜日の夕食はすき焼き、
父の大好物と決まっていたのです。
野菜と焼き豆腐しか食べられず、憂鬱でした。

嚙みきれないような学校給食の肉とは、
比べようにもありませんが、この味を子どもの頃から
知ってしまっていたらそれはそれでコワイかも。







コースには御飯もついています。
そして、この御飯も美味、おかずがなくても
何杯でもいけそうなほどに。
でも、牛肉の櫃まぶしを追加しました。

お米はまるみもお気に入り山形のつや姫とか、
近年デビューしたお米ですが、美味しいものがあれが
それに変えることもしているのですね。







これがまた美味、鰻も良いけれど櫃まぶしは、
松阪牛に軍配が上がります。

注文を受けてから肉を切り、炙ったものですから
他の牛肉でも美味しくできるはずですが、
それを「和田金」の松阪牛でするのですから最高です。
もうお会計のことさえ気にならなくなってしまいました。







もったいないくらいに美味しいです。
テンションが上がってしまい、多弁になっていました。

厳選した様々な素材とともに濃厚な旨味と香りを
心ゆくまで堪能させていただきました。







御餅も焼いてくれます。







メロンも絶品です。







最後にお会計が待っています。
予算は二人で5万円が限度と思っていましたが、
お土産を購入しても予算内に収まりました。

観光先でいただいた食事の中ではもちろん
断トツの感動的な美味しさとおもてなしです。

三重県松阪市中町1878

2016.2.6
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