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'07/09/02の朝刊記事から
女性射殺警官 退職金支給せず
警視庁 両親が受け取り辞退
警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が、知人の佐藤陽子さん(32)を射殺後に自殺した事件で、警視庁は1日、友野巡査長の退職金を支給しないことを決めた。
両親が受け取りを辞退したという。
友野巡査長は独身で、退職金の受給権利者は両親だった。
警視庁によると、両親が同日、警視総監宛に受給の権利を放棄する旨の書面を提出した。
友野巡査長は死亡退職扱いで、退職金は通常の5割増しの約1200万円が支給されることになっていた。
死亡した友野巡査長を懲戒処分にできないため,警視庁はこれまで退職金支給を制限する理由がないと説明。
両親は支給された場合には被害者の遺族に渡したいとの意向を示していた。
一方、警視庁には市民から事件に対する多数の苦情などが寄せられ、約3割が退職金への疑問の声だった。