'07/09/05の朝刊記事から
15歳少女 男性刺殺
静岡の山中「襲われた」
4日午後1時5分ごろ、静岡県島田市大代の山中の市道を車で通り掛かった男性が「『人を刺した』と言っている少女がいる」と110番(通報)。
島田署員が駆け付けると、上半身から出血した男性が路上に倒れ、死亡していた。
近くに、腕や腹に刺し傷のある静岡市の少女(15)がおり、病院に搬送された。
島田署によると、死亡したのは同県掛川市中5853、会社員松下宏樹さん(38)で胸や腹に刺し傷があった。
少女は「自分が刺した。3日夜に友達と別れた後、静岡市内の安倍川の辺りで知り合った」と供述しているという。
同署は殺人容疑で少女から事情を聴いている。
少女は松下さんの車に無理やり乗せられた可能性もあるという。
調べでは、松下さんは8月下旬に家族から捜索願が出されていた。
付近に松下さんの黒いワゴン車があり助手席付近から刃物やアイスピックのようなものが見つかった。
同署によると、少女は襲われたとほのめかしているという。
少女は中学校卒業後に美容師見習いをしていた。
4日未明から連絡が取れない家族が心配し、静岡中央署に捜索願を出していた。