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'07/01/16の朝刊記事から
四島領有は大戦後確定
ロシア上院議長
【モスクワ15日藤盛一朗】
ロシアのミローノフ上院議長は15日の記者会見で、北方領土問題について「ロシアの領土の一体性は、第二次世界大戦の結果確定しており、その全一性は保全されなくてはならない」と述べ、日本への領土引き渡しに反対する強硬姿勢を表明した。
同発言は、ロシアの四島領有が第二次世界大戦で旧ソ連が勝利した結果として確定しており、国際法上も正当とみるプーチン大統領の歴史認識に沿っており、領土問題での譲歩に強い抵抗感を持つ上下両院の空気を反映したものだ。
ミローノフ氏は両国の政治対話促進のため、今年後半に訪日する意向も示した。