備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

競争力ランキング 日本24位に後退

2009-06-12 21:39:35 | 社会


'07/05/10の朝刊記事から

日本24位に後退 中国に抜かれる
競争力ランキング


【ジュネーブ9日共同】スイスの国際ビジネス教育・研究機関IMDは9日、世界主要55カ国・地域を対象にした2007年版「競争力ランキング」を発表した。
前年16位の日本は24位に後退。
18位だった中国は15位に上昇、日本は1989年のランキング開始以来初めて中国に抜かれた。

米国が首位を維持し、2位はシンガポール、3位は香港だった。

日本はインフレ率や外貨準備高、平均寿命といった項目がトップクラスだった半面、直接投資の受け入れ額や企業税制、財政赤字、外国語能力などが最低水準に低迷。
総合順位で中国のほかにドイツ、英国、イスラエルなどにも抜かれた。

日本については①生産性向上②民間活力強化のための改革実施③高齢化社会への対応-などが課題と指摘。
中国には経済・社会改革の継続や、環境に配慮した持続的な成長を求めた。

IMDは国内総生産(GDP)やインフレ率、携帯電話の料金体系など323の指標を使い、経済活動、行政効率、企業効率、インフラ整備の4分野で各国・地域の競争力を分析した。


外務省のサイトのODAのページでは、
'98年の中国への有償資金協力は 2,065.83億円
同無償資金協力は 62.30億円
となっている。
このほかに技術協力というのもある。
ODAという制度が廃止されたというのは知らない。
まだ続いているのだろう。

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BSE感染性確認できず

2009-06-10 22:05:21 | 牛肉


'07/05/10の朝刊記事から

BSE感染性確認できず
揺らぐ輸入条件 米の圧力必至


厚生労働省研究班の中間報告で、生後21、23カ月の牛海綿状脳症(BSE)感染牛から採取された異常プリオンの感染性が確認できなかったことは、日本が世界で唯一、生後21カ月から30カ月までの牛のBSE検査を義務づけている根拠の一角が揺らぐことを意味する。
最終報告でも同じ結果になれば、米国からの輸入条件緩和圧力がさらに強まることも必至だ。

国際獣疫事務局(OIE)は、生後30カ月以下の牛の肉は、特定危険部位の除去など一定の要件を満たせばBSE検査なしで輸出入を認めると定めている。

しかし、日本は生後21カ月のBSE感染牛が発生したことを根拠に、国内では生後21カ月以上の牛にBSE検査を義務づけている。
米国産牛肉の輸入条件もこれに準じ生後20カ月以下に限定した。

ただ、生後21、23カ月のBSE感染牛については、発生当初から「通常のBSEではないのではないか」「人体への危険性は低いのでは」などの声が、米国やOIE関係者からも寄せられていた。

研究で感染性が最終的に確認できなければ、「輸入条件を生後30カ月以下に緩和するべきだ」とする声が強まるのは避けられない。

OIEは今月下旬の総会で、米国を月齢に関係なく牛肉を輸出できる国に認定する見通しという。
農水省幹部は「感染性が確認できないことも根拠にして、米国は日本に月齢条件の緩和を一層迫ってくるだろう」と見る。

一方、研究結果が確定すれば、国内のBSE検査条件を生後30カ月超に緩和する動きも出てきそうだ。

ただ、法的には生後21カ月以上が対象の現在の検査も、消費者の不安を防ぐため事実上、全頭検査が続けられている。
検査条件が緩和された場合も、消費者らの反発に配慮して、全頭検査が続けられる可能性は高い。

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わいせつ被害 空自女性隊員 国に1100万円賠償請求

2009-06-09 20:24:14 | 社会

Kodak DC4800

'07/05/09の朝刊記事から

わいせつ被害 空自女性隊員
国に1100万円賠償請求 札幌地裁


同僚男性からわいせつ行為をされ、被害を相談した上司から逆に退職を強要されたとして、道内の航空自衛隊の部隊に所属する女性隊員(21)が8日、国を相手取り、約1100万円の損害賠償を求める訴えを札幌地裁に起こした。
原告代理人の弁護士によると、現職自衛隊員が国を訴えるのは異例と言う。

訴えによると、この女性は昨年9月、勤務中に泥酔していた同僚男性(32)から基地内で押し倒され、無理やり体を触られるなどした。
女性は上司数人に相談したが「退職願に(印鑑を)押せよ」「ここまでこじれたら、自衛隊ではやっていけないんだよ」などと、逆に約半年間にわたって嫌がらせを受け続けた。
女性は上司に男性の退職か転勤を求めたが、基地側が適切な措置を取らず、長期にわたり精神的苦痛を受けたとしている。

女性の父親(48)は提訴後、札幌市内で記者会見し、「私は加害者や上司を許すことができません。被害者が泣き寝入りする現状があってはならず、現職のまま闘います」と女性のコメントを代読。
さらに父親は、女性から話を打ち明けられた時の心境を「本当につらかった。言葉には尽くせない」と語った。

同席した代理人の佐藤博文弁護士も「自衛隊には、世間では理解し難いようなハラスメント(嫌がらせ)がある。今回の訴訟は、氷山の一角にすぎない」と強調した。

これに対し、女性が勤務する基地は、警務隊が今年2月から強制わいせつの疑いで捜査していることを認めたが、退職の強要については「あったかどうかも含め、部内で調査中」と説明。
訴状については「正式に受け取っていないので、コメントできない」としている。

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札幌の栗城さんがチョーオユー登頂

2009-06-09 19:57:16 | 社会

Kodak DC4800

'07/05/09の朝刊記事から

札幌の栗城さんがチョーオユー登頂
「あきらめなくて良かった」


世界七大陸最高峰の単独登頂に挑み、残り2峰に迫っている札幌の登山家栗城史多さん(24)が8日、標高世界6位のヒマラヤ山脈チョーオユー(8201メートル)の登頂に成功した。

6峰目となるエベレスト登頂に向けた訓練で、無酸素で挑戦した。
標高5700メートルのベースキャンプで無線連絡を受けた「KURIKI隊」の三木栄治さん(25)によると、7日午後11時半(日本時間8日未明)に標高7700メートルの第3キャンプを出発。
8日午前9時半(同8日午後)、山頂に立った。

栗城さんは「天候が悪く何度か引き返そうと思ったが、あきらめなくて良かった」と話したという。

チョーオユーはネパールと中国の国境線上にある。
栗城さんは4月28日にベースキャンプを出発し、5月1日にアタックを試みたが、8100メートル地点で断念。
ベースキャンプで体調を整え、5日から再挑戦していた。


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ツシマヤマネコ確認

2009-06-07 21:17:01 | 社会

Kodak DC4800

'07/05/09の朝刊記事から

ツシマヤマネコ確認
対馬南部で23年ぶり


長崎県は8日、同県の対馬にだけ生息し、絶滅の虞がある国の天然記念物ツシマヤマネコが、対馬南部の下島で23年ぶりに確認されたと発表した。
県が下島に設置した自動カメラに成獣一匹が写っていた。

ヤマネコは北部の上島では、ほぼ全域に分布しているとみられているが、下島での確実な個体確認は車に轢かれた死骸が1984年に見つかって以来。

県によると3月2日未明、下島南部の矢立山(649メートル)近くの森の中で撮影に成功した。
性別は不明だが、栄養状態は良好とみられる。
周辺で51個の糞が採取され、複数生息しているかどうかをDNA鑑定中という。

昨年9月の環境省の推定では、上島にはヤマネコが80-110頭生息。

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