ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

宮崎正弘氏の「世界は暴言で満ち溢れている」、その他国内で心配なこと。

2016年10月25日 | 政治

★ 宮崎正弘氏のメルマガから~読み応えあります。

 世界は暴言、放言時代。こんどはイラン大統領が次期米大統領を
  「だれがなっても『悪い』か、『もっと悪い』かだ」とロウハニ

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 世界は暴言で満ちあふれている。

 「ヒラリーは嘘つき」なんてトランプの暴言も、今や何のパンチもない。
 「オバマは売春婦の息子」(ドゥテルテ比大統領)。

 イランのロウハニ大統領はインタビューに答えて曰く。
 「誰が次期米国大統領になろうとも、それは『悪い』か『もっと悪い』かだ」(エルサレムポスト、10月24日)。
 「米国は200年間民主主義政治を貫いたなどと言うが、この間に50回の大統領選挙をおこない、そのモラルを見ても、政治倫理的に立派なものと言えるのか。米軍の軍備では、いまやイランのパワーをまかすことはできない」とロウハニは付け加えた。

 オバマの腰抜けがシリア問題を悪化させ、その結果がEU諸国を蝗の大群が襲って、経済難民問題はEUの分裂を招来させようとしているとする分析が欧米の政治アナリストの間には主流の意見だが、EU諸国としては、オバマ批判にうつつを抜かしている時期は過ぎた。

 そのオバマ政権が展開した外交は連続的な失敗であり、アジア太平洋では『アジアピボット』のリップサービス。
発言から五年、米艦艇は、スカボロー岩礁近辺をうろうろと「航海の自由」作戦を示威するだけ、その結果、南シナ海は『中国の海』と化した。
最大の被害国フィリピンは、領海問題を棚上げして、北京にすり寄った。米国はアテにならずというわけだろう。

 ベトナムはひとり意気軒昂。米艦も寄港しているが、最大の軍事的庇護はロシア、北京とは一戦交えても構わない覚悟である。

 しかし東欧はガタガタになってロシアの外交攻勢が高まり、中東はイランとの宥和でサウジとイスラエルをモスクワへ近づけてしまった。これぞまさしく米国に負とでた、「中東ピボット」の失敗ではないのか。

 オバマはミャンマーとキューバとの外交関係再開で、たしかに外交得点を稼いだかも知れないが、イラン外交は拙速すぎたとの批判が米国に渦巻いた。
 
 それでもイランを重視するという背景には、やはりドル基軸体制の維持という目的以外には考えにくい。
イスラエルのロビィが、連邦議会工作に初めて失敗したのも、このイランとの核合意だった。

しかし民主党としても、イスラエルとの絆を犠牲にしてまでも、こうした外交を進めたオバマの裏にひそむドル防衛というもくろみを了解したからではないのだろうか。
  イラン大統領の暴言に対して米国からの正式の反応はまだない。(以上)


★ フィリピンのドゥテルテ大統領が来日、「やっぱり・・・」想像の通り?

「日本は前向きな言動を」=比大統領訪日で警戒―中国
時事通信 10月25日(火)19時37分配信

 【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は25日の定例会見で、フィリピンのドゥテルテ大統領の訪日について、「南シナ海情勢は既に緩和に向かっており、中比は関係を修復し、協力に向け努力している」と強調、「他国にはその前向きな情勢にプラスになる言動を望む。その逆であってはならない」と日本の動きに警戒感を示した。

 
 局長は「われわれは、隣国同士が健全で前向きで協力的な関係を維持すべきだと主張してきた」と強調。一方で「そうした関係は地域の平和・安定・発展に役立つものでなければならない」とくぎを刺した。(以上)

★ 老舗「ホシュ」政治家が皇后陛下のお誕生日のお言葉を絶賛しているが、下記のことは読まないのか?

「日本人戦犯」とはどなたのことでしょうか?「日本人捕虜」の間違いではないのでしょうか?
 ああモンテンルパの夜は更けて


★ この文の中にある「日本人戦犯」とはどなたのことでしょうか?
宮内庁は皇后陛下が「日本人捕虜」とお書きなのを「日本人戦犯」と助言?されたのでしょうか?


<宮内庁発表の皇后陛下お誕生日のお言葉から抜粋>

今年1月にはフィリピンの公式訪問がありました。アキノ大統領の手厚いおもてなしを受け,この機会に先の大戦におけるフィリピン,日本両国の戦没者の慰霊が出来たことを,心から感謝しています。戦時小学生であった私にも,モンテンルパという言葉は強く印象に残るものでしたが,この度の訪問を機に,戦後キリノ大統領が,筆舌に尽くし難い戦時中の自身の経験にもかかわらず,憎しみの連鎖を断ち切るためにと,当時モンテンルパに収容されていた日本人戦犯105名を釈放し,家族のもとに帰した行為に,改めて思いを致しました。

http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/3

★ 世界で活躍されている日本の若きバリトン歌手の御祖父さまの著書には、兵士が苦しい時は勇ましい歌よりもこの歌を口ずさんだと書かれていました。当時流行していた淡谷のり子さんの古い録音から。

雨のブルース   淡谷のり子



★「夜になっても気温が下がらない、若い自分よりもご年配の方がもうずっと屋根の下に眠ったことがない、という現状に心が痛んだ。」これはフィリピンのレイテで戦った私の父がよく語った言葉です。
怖くて全部はとてもきけなかった。
父は終戦を知らせるビラも疑い、武装を解かず12月になって投降、米軍の収容所でしばし暮らしました。
やっと日本に還ったら息子の帰還を待ち続けた優しい母親は亡くなっていたということです。

私は老父を10年間介護しました。でも今も至らなかったと、もっともっと尽くしたかったと辛い気持ちです。
捕虜になっても「戦犯」ではありません。「レイテ激戦の勇士」である誇らしい父の娘として今もなお変わらぬ敬意をいだいています。




★ そして「沖縄」の現状について・・・「土人発言」は確かによいとは言えませんが、沖縄にいる反日勢力が「したい放題」暴れている、もちろん暴言・暴力です。
このことは政府は「放置」なのでしょうか?

この動画、ご覧になった方も多いと思いますが、マスコミでは取り上げられていない。
機動隊員が凄い暴言・暴力を振るわれているのに「現行犯逮捕」もできないのでしょうか。
「松井知事」を責めたりする前に「本来抗議しなくてはならないところ」はスルーでしょうか。


極左暴力集団リーダーによる警察官への暴行


またこんな番組もありました。少しホッとします。

【土人発言】沖縄出身・嵩原弁護士の見解 あさパラ!2016.10.22「あれは沖縄人ではない」


政府はこれをどうお考えでしょうか。
ほとんどのマスコミ報道では「差別発言」と一方的に繰り返し報道していますが、沖縄はどうなっていくのでしょうか。


ブログのティールーム


★ カップッチッリの前の時代、エットレ・バスティアニー二という名バリトン歌手がいた。
今、バスティアニー二のこの歌を聴いて「オペラの黄金時代」の圧倒的な歌唱を思う。


曲はレオンカヴァルロ作曲「道化師」~ごめんください、皆様方。

・・・彼(道化師)には信条があるのです
役者もひとりの人間であることを


Ettore Bastianini Pagliacci "Il prologo" (イタリア語歌唱)


コメント (12)
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