ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

北方領土問題について  三浦瑠璃・鈴木宗男両氏の対談・・・どちらも不安な意見だが・・・

2016年10月06日 | 政治
   
★ 鈴木宗男氏とリベラル三浦瑠璃氏と北方領土問題を話す話題のyoutubeです。

三浦瑠璃×鈴木宗男「北方領土問題の鈴木先生に対しありえない論理展開!!」

鈴木宗男氏は安倍さんの「側近」のひとりになっている。
はたしてどんな展開になるのか。鈴木氏は≪道筋が見えてきた。≫と言っているが・・・。

三浦瑠璃氏はロシアとチャイナやロシア系住民が住んでいるところの白系ロシア人のナショナリズムの強さから「時間を置けば置くほど難しくなる」という。クリミアがその一例だ。
偽りの希望を持つことに気を付けなければならないと力説。
「経済協力」と「北方領土」について・・・プーチンは資源ばかりに偏っている。ロシアはモスクワの位置が遠く彼らの政治エリートにはピンときていないのではないか。

鈴木氏は「ロシア人が最も警戒するのは中国人、次に北朝鮮。日本を警戒はしていない」というが、なかなかロシアは手ごわいと私は思う。安倍氏はまた海外に大量のおカネをばらまくことになるだろう・・・。

ところで10月5日の時事通信には次のようなことが書かれています。

北方四島、帰属譲らず=戦略対話前に日本けん制―ロシア
時事通信 10月5日(水)19時52分配信

 【モスクワ時事】ロシア外務省のザハロワ情報局長は5日、日本との北方領土問題について「ロシアの立場は一貫しており不変だ。(四島は)第2次大戦の結果、ロシアに帰属しており、ロシアが主権を持つことに疑問の余地はない」と述べた。

 モスクワで外務次官級の日ロ戦略対話が近く開催されるのを前に声明を出した。

 安倍晋三首相は3日、衆院予算委員会で「四島の帰属問題を解決して平和条約を締結していく考えに変わりはない」と表明したばかり。プーチン大統領の12月の公式訪日を前に日本国内で領土問題解決への期待が高まっていることを踏まえ、ザハロワ局長は改めて日本側をけん制した格好だ。 (以上)

★ この件も含めて「国防」等で三宅博氏と西部邁先生の対談があればと思う。


ブログのティールーム



★ ムソルグスキー作曲「ボリス・ゴドゥノフ」~皇帝ボリスの戴冠式
Musorgsky Boris Godunov Coronation Scene  (ロシア語歌唱)


史実の歴史、ロシアの歴史は一部の権力者に握られていた。
権謀術策を尽くして皇帝になったボリス、しかし彼の胸中は常に不安そのものだった。
当時の大国ポーランドはローマカトリックの指令を受けてロシアをカトリック化しようと仕掛けている。
民衆は皇帝の権力とは別に日々飢えており、市井の聖職者すら生活の為にローマカトリックに付いていく者もいた。

このオペラは私の10代後半ではじめて「ロシア」について考えるきっかけになり、それ以降の歴史は形を変えても「やはりロシアは」と
思えるような気がしたのです。

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西部ゼミナール~錆びついて剥げていく「日本のこころ」中山恭子氏と対談(2)

2016年10月06日 | 政治

★ 西部先生の「ゼミナール」もうひとつ中山恭子先生との対談があるのでご紹介します。

トランプvsヒラリー米大統領選の前に考える日本のチカラ 中山恭子参議院議員〔日本のこころ党代表〕


【テーマ】錆びついて剥げていく「日本の心」【2】

西部氏・・・平定された弱小国、ひとつの国しかない、みんな反乱を起こしている。
中山先生が前線で闘っている、僕は後方で支援する。中山先生が傷つかれたら僕が前線に行く。
大問題は「日米安保」で歴史認識をつかうとアメリカはベトナム・イラクなどで大変なことになっている。日本が巻き込まれるというのは正しい、アメリカに巻き込まれぬためには日本は
どうするか考えなければならない。軍事力・政治力などがあればアメリカにノコノコついて行かなくて済むんだ。

中山氏・・・北朝鮮が内乱になった時、果たして拉致被害者を救出できるのか国会で安倍総理に訊いたら「韓国・アメリカに救出してもらうしかない」という答弁だった。

西部氏・・・その時の状況である。戦っている人に「おにぎり」を運びます、というのではダメだ。左翼は長年やっていると完全なバカになる。
自分の国は自分で護るのが常識だろう、小学校しか出ていなくてもみんな常識があった。
今の世間で流行している論、それが「世論」になっている。

中山氏・・・理性も判断力も・・・

西部氏・・・平成を振り返っても細川政権が大人気だったが8ヶ月で終わった。
「お前さんらの頭は脳震盪で狂っている。先生、この国で政治家をやってはいけませんよ」
寄らば大樹の陰、長いものに巻かれろ、でしょう?

中山氏・・・ウズベキスタンにいたときに、タリバンとアルカイダが大きい勢力になってきていた。その時に「日本人を対象にするのか?」と問いあわせると「日本は原爆を落とされたがそれ以降日本は欧米と歩調を合わせてきた。だからテロの対象になる」ということだった。

西部氏・・・もう長い長い前哨戦がもう始まっている。中山先生、政界でいろいろ辛い立場でしょうね。ご健闘を祈ります。(以上)

★ 走り書きはここまで・・・です。


ブログのティールーム

★ 「殺し屋スパラフチレ」(ヴェルディ「リゴレット」の登場人物)にも矜持はある。
まして法律の専門家(だった?)あるホシュ御仁においてはさぞかし矜持や義理が、なんて思っていたら大間違いだ。(これは独り言です。)



★ やはり素晴らしい名演、もう60年以上も前の録音ですが・・・
ヴェルディのオペラ「リゴレット」から
・・・殺し屋スパラフチレにチェザレ・シエピ、妹のマッダレーナにジュリエッタ・シミオナート、
外でその様子をうかがうリゴレットの娘ジルダをヒルデ・ギューデンが歌っています。

G. SIMIONATO, C. SIEPI & H. GÜDEN "Scene Maddalena/Sparafucile/Gilda" Rigoletto


超イケメンの遊び人マントヴァ公爵によって愛娘ジルダが騙され捨てられたことから、公爵の罪深さと自分の今までの愚かさを恥じて道化師リゴレットは、殺し屋スパラフチレに公爵を殺害するように頼みます。
スパラフチレは美人の妹マッダレーナを囮(おとり)にして公爵を誘惑させ自宅に誘い、殺害する手はずを整えますが、妹のマッダレーナは公爵に一目ぼれ、依頼金を払いに来るリゴレットを代わりに殺してくれといいますが、殺し屋スパラフチレは妹マッダレーナを叱り飛ばします。(プロ魂か)
それを聴いていたジルダは自分が公爵の身代わりになろうとします。
悲惨な物語ですがヴェルディの名作のひとつです。

【殺し屋スパラフチレ】 ・・・1分50秒から。
歌唱はあのヴェルディの『シチリアの晩鐘』「おおパレルモ」でご紹介した名歌手チェザレ・シエピです。
あいつを殺すだと!・・・何て酷い事を言うんだ!
俺は泥棒か?強盗か? 俺がどんな客を裏切ったんだ?
奴は俺に金を払う・・・俺は筋を通すんだ。




★ それほどまでに超イケメンで女性にモテるマントヴァ公爵とは?
パヴァロッティが歌うマントヴァ公爵~女心の歌(風の中の羽のように)
(イタリア語歌唱、字幕はスペイン語)
La Donna e mobile subtitulada


★ オペラではイケメンや美女という役の設定でも、「鵜呑み」にしてお考えください。
歌手だって「一にも声、二にも声、三にも声)なんですから。(爆笑)

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