2016/10/08 に公開
パネリスト:
加瀬英明(外交評論家)
川口マーン惠美(作家・拓殖大学日本文化研究所客員教授)
西尾幹二(評論家)
丸谷元人(ジャーナリスト・危機管理コンサルタント)
湯浅博(産経新聞特別記者・論説委員)
渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総
★「討論」下記の動画ひとつに全部収録されています。
【討論】ヨーロッパ・中東の現在[桜H28/10/8]
・17世紀までヨーロッパはイスラムの頸木から逃れることができなかった。
日本は古代中国を脱出、日本独自の文化を持った。
イスラム文明・古代中国文明からすると自分たちが先だったのに。(西尾)
・安倍さんについて言うと最初は「歴史修正者」と評されていた。メルケルは移民・難民問題で支持律低下。英仏もそうである。
・サウジアラビア、チャイナ、どちらが先に崩壊するか?
・これからは中東が台風の目になる。
・中東に頼る石油を止められると日本は電気も止り、困る。(加瀬)
・ロシアはアサド政権を助けるのではなく国際法を護るためにしている、と言う。
・中東からアメリカを追い出すようなシフトではないか。
・フランスはテロから空爆に参加、EUはロシアに経済封鎖をしていたが今は仏露は同盟。さらに混迷を深める。
・アメリカ主導によって一気に叩くところをロシアを呼び込んでしまった。(湯浅)
・EUの問題、難民でとどめをさされた。ヨルダンやレバノンに400万人、パキスタン、エチオピアなど貧しい国に入っている。
・アムネスティインターナショナルはもっと豊かな国に受け入れるようにいう。
・どこまで受け入れたらいいのか? 一番体力とおカネがある人がヨーロッパに入ってくる。
・すべてロシアが悪いということになっていて、マレーシアの飛行機爆撃など。誰かが戦争を起こしたいのではないか。(川口マーン)
・5日にイギリスのメイ首相がグローバリズムを否定。キャメロンのような親中が否定される。
・トランプの出現、貧しい国が豊かになると戦争が起こる、フランスのオランドは次回は首相候補に慣れないかもしれない。
・貧しい国の人が豊かな国を目指す。メルケルの支持が低下、ドイツ銀行の弱体化も背後にある。(渡辺)
・ヒラリーのメール問題、トルコのクーデター未遂、ロシア機の撃墜等の影にアメリカ。トルコはアメリカとロシアの間をうまく泳ぐ。
・大企業は国家を通じて動かし富を得る。ビジネスその他が絡む。
・イスラエルはサウジアラビアに近づく。過去では考えられなかったことが起きている。
・イスラエルはゴラン高原などで過激派を援助しているという。
・中東は通過点でありそれにヨーロッパやチャイナなどが加わる。(丸谷)
・鳩山由紀夫とドイツの類似点、ドイツのジレンマ(西尾)
・・・まだまだこれからです・・・戦後ドイツの苦悩、東西のドイツの考え方の相違、そしてモラルを誇り「難民・移民」を大量に入れた結果、またドイツが中韓と結んで反日、などなど話されていた。
★ 「討論」視聴に長時間必要ですが、動画が3つに分かれていた頃は「さあ次は?」とわくわくして見たものでした。
しかしそれがひとつの動画になったら、気持ちの問題ですが最初から「長いんだなあ」って負担に感じるのです。
★ 次回は昨日京都で開催された「三宅博・谷田川」先生のお話(皇室問題など一部書けないところもありますが(録音・録画禁止だったので)をエントリ予定。