ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

山本富士子さん、産経新聞の「朝の歌」から読者の詩を読んでいらっしゃった・・・涙が溢れると

2018年01月03日 | 政治

何気なく見たテレビだが、往年の女優、今や80代でも美しい山本富士子さんが「産経」のある記事を読んで「こころに響いた記事、これを読んで涙がどっと溢れた」と仰っていた。私はあまり泣かない、でも親の在りし日のことを思い出して嗚咽をこらえた。

 

老親の介護は私にとって感謝と畏れ多い輝かしい義務だった。

でも時には辛いこともあった、ただひとり私の肩にかかってきたこと。

そんな時、親は私が介護する何倍も愛情をこめて育ててくれたこと、

こうして今、自分の人生があるのも親の愛情のおかげであり、私はその何分の1も返せなかったこと。

私も山本さんが涙して書きとめたこの詩を、大きな感動で書きとめていたい。

・・・父のレイテ出陣の寄せ書きの国旗、ピアノの部屋に飾っています。

 

では山本富士子さんがテレビで読み上げていらした詩、「産経」の読者の作です。

 

粗相をしたと

叱られているその人は

あなたのおむつを替えてくれた人

 

ぼんやりと宙ばか

見ているけれど

赤ちゃんのあなたを

優しい瞳で

のぞき込んでくれた人

 

あなたは何一つ

おぼえていなくても

 

★ また、親だけではない。私の周りには感謝する方々でいっぱいです。

そして日本を愛しています。2日に書こうと思って3日になってもう30分過ぎました。

今年は勉強することがたくさんありますし、至らないところを努力してがんばりたいと思います。

 

ブログのティールーム

本日は不滅の名歌手、イタリアの至宝フランコ・コレッリが歌うダンニバーレ作曲「太陽の土地」・・・戦場から帰った兵士が故郷を愛する熱い気持ちを歌います。

 

Tenore FRANCO CORELLI - (Bovio-D'Annibale) " 'O paese d' 'o sole " (1961)

何て楽しい今日であることか
泣けてきそうなくらい幸せだ
本当にナポリに帰ってきたのか

本当にここにいるのか
列車が駅に、その時マンドリンの音色が聴こえたのだ

ここは「太陽の土地」「海の土地」
ここはすべての言葉が
甘く切なく、すべて愛の言葉
ここは「太陽の土地」・・・     (意訳 ベッラ)

         

 

コメント (4)
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