井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

オペラ「千の鶴の物語」②

2018-09-21 08:02:47 | 指揮
楽譜は大体において最初から読むものだ。

まず、拍子がない。指揮者は何をすれば良いのだろうか。

入りの合図、かな?
これも、多分に即興性が含まれているので、演奏者に任せても勝手にやってくれそうな気もする(実際、本番では合図を出し忘れて、勝手にやってもらった箇所もあった、sorry.)。

とりあえず、入りの合図は全部出すことにして…

どんな音がするのか見当もつかない楽器の集団の上、トーンクラスター(音の塊)や特殊奏法も多く、それらを統合した響きを頭の中に作り出すのは不可能だった。

仕方ないから、最初のリハーサルに「賭ける」ことにして…

読み進めると、津波の「絵」(ツナミ・ハザードと書いてあった)や、携帯電話、ipadまで出てくる。


左側に見えている奏者が携帯をいじっているところだ。

また気持ち悪くなってきたので、続きは③で。