井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

クロイツェル20番②「伝統のミスプリント」

2019-04-25 07:40:00 | ヴァイオリン
IMSLPでクロイツェルの練習曲を見つけて、まず驚いたのは、曲数が違うものがあることだ。

ずっと「42の練習曲」だと思ってきたが、「40の練習曲」もいくつかあった。なぜか2曲少ないものもあったのである。

だから20番ではなく、19番となっているものもあった。

そして件の箇所なのだが…

「ほら、やっぱり…」
という、これが正しいと思える版が見つかった。

ところが一方、全音篠崎版と全く同じ内容の「ミスプリント楽譜」も見つかったのである。
篠崎版は、恐らくこれに盲従したので、勝手に間違った(?)訳ではなさそうだ。

さらに、篠崎版とも異なるミスプリント版まで存在した。

こうなると、もう何が正しいのやらわからなくなってくる。ミスであろうが非音楽的であろうが、トリルの練習になれば良い、と思う人も出てきておかしくない。

しかし、ともすると無味乾燥な練習になりやすいエチュード、わずかなことでも「正しい形」であってほしいなあ。