井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

オペラ《サダコと千羽鶴》

2018-02-07 20:51:00 | 音楽
原爆の話は聞くだけで胸が締め付けられるので、無意識に遠ざけているかもしれない。

それで「禎子の千羽鶴」という話があること自体、最近まで全く知らなかった。三省堂の英語の教科書にも掲載されているらしい。

それを含め国内で数十種類の本などがあり、諸外国でも数十カ国で翻訳されているそうだ。

中でもアメリカでエリノア・コアが「サダコと千羽鶴」という絵本を作ったのは有名で、アメリカとカナダの副読本になっているとのこと。

それをまたオペラ化した方がカナダにいらっしゃる。以前ヴァンクーヴァーの記事で少し触れた日系カナダ人作曲家のリタ上田さんである。そして、そこでも紹介したヴァンクーヴァー・インターカルチュラル・オーケストラの伴奏で歌われる、かなりユニークなモノ・オペラだ。

この短縮版を今年9月1日福岡で上演することになった。ソプラノ、サントゥール、ダンバウ(ベトナム)、ピパ(シナ琵琶)、箏、笙という珍しい編成で、私が指揮をする。

その直前にはアムステルダムで公演をしているが、日本では初演になる。

かく言う私もまだ実態がわかっていないのだが、まずは第一情報としてお知らせまで。

外車のバス

2018-02-04 08:53:00 | 旅行記
バスがとても好きな訳ではないけど、猫よりは好きかもしれない。

日本のバスはほんの数社で作っている。だから、メーカーでどうこうという話には あまりならないのだが、最近「外来種」のバスを見かけた。



この「外来種」は先頭にエンブレムをつけている。在来種、つまり国産のバスはつけていないから、とても違和感を感じてしまう。(そんなの私だけだろうか?)

メーカーは大韓民国の現代(ヒョンデ)自動車、いわゆるヒュンダイ。

これがベンツやボルボだったら高級感があるのだが、ヒョンデとなると「お金がなかったのかな」とか「売り込みが凄かったのかな」などと良からぬ想像をしてしまうのだ。

猫よりは好きなバス、それも国産バスが好きな故、かもしれない。

ついでに、この写真の背景が読めるだろうか。
SHIBUYA 109 KAGOSHIMAという、何だかよくわからない表記がある。

この建物はJR鹿児島中央駅なのだが、このならびに東急ハンズもできて、JRなのに顔の一部は東急という、私からしたら気持ち悪い状態になっている。

まあ、お陰でにぎわっているから良しとするか。

ちなみに向こう正面は西鉄ソラリアホテル。福岡の私鉄系列である。これのお陰で桜島が見えなくなったので、私には不評。

一体鹿児島はどこに行った?