自宅近くでジンチョウゲが満開で芳香を漂わせている。この花の咲くのは杉花粉が飛ぶ頃と図鑑にあったがこうしていても鼻がムズムズして仕方ない。漢字表記すると沈丁花だがチンチョウゲとは言わない。花の香りをジンコウ(沈香)とチョウジ(丁字)の香りに例えたのが名の由来からだろうか。
基部から密に分枝して球状の樹形になる。樹皮は非常に強く葉は互生
花には花弁は無く花びらに見えるのは筒形の萼の先が4裂したもの。雌雄異株で日本には雄株が多く、ほとんどが結実しないという。
小学校のカンヒザクラも満開だ。漢字名は寒緋桜で、別名が「ひかんざくら」だが、このシーズンになるとどっちが正式和名だったかいつも迷う。
蜜が多くヒヨドリが泣き交わしながら吸蜜に来ている姿が多く見られる。