今日のひとネタ

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故郷は地球

2006年05月06日 | ドラマレビュー

 長野オリンピック閉会式で「私たちのふるさとは地球」なんて言葉がありましたが、今日からファミリー劇場で始まった「シルバー仮面」を見てて「お、あれの元ネタはこれだったのか!」と思いました。

 が、さらに遡るとそもそもウルトラマンでジャミラが登場した回のタイトルが「故郷は地球」だったんですね。んで、この回の脚本が佐々木守氏であり、シルバー仮面の主題歌「故郷は地球」の作詞者も佐々木守氏であると。ネタの使い回しというか、変わらぬ芸風というか。

 さて、「シルバー仮面」についてですが、これが何か知りたい人は適当にネットで検索して下さい。実は、子供の頃第一回を見たときには「わかりにくい!」と思って、その時間帯にはミラーマンを見てました。

 なので、大人になってから見たらどうでしょう?ということで見てみたのですが、感想は「やはりわかりにくい」の一言。一番の問題は第一回の画面が暗すぎること。さらに、手元に解説を置いておかないと設定がさっぱりわからんと。よくよく設定を見ると面白そうなんですけど。

 キャストは結構豪華で、主役の兄弟が亀石征一郎、柴俊夫、篠田三郎、夏純子、松尾ジーナの5人。なんか刑事ドラマでも始まりそうな感じですが、この人たちが真面目な顔で「チグリス星人が…」なんて話してるのは面白いです。(オッパイ星人が…とかっていうともっと面白いのでしょうが)

 第一話がチグリス星人でしたから、第二話はユーフラテス星人でしょうというのは安易な発想。キルギス星人だかクルグス星人だかそういう相手なのですが、そいつが「地球人は傲慢だ」と怒るわけです。曰く「月の石を勝手に持ち帰り、火星にもロケットを打ち込んだ。誰に断ってやったんだ!」ですと。無茶いいなはんな、と。ところで、大阪の人に大声で「メコンデルタ!」というと焦るらしいです。(本当か?)

 そんなドラマですが、主題歌は「故郷は地球」という曲。作詞:佐々木守、作曲:猪俣公章という豪華さ。妙にかっこいいのですが、歌は「柴俊夫、ハニーナイツ」となってます。私の記憶の中ではハニーナイツの声しか聞こえなかったのですが、今日聞いてみても柴さんの声はわかりません。

 柴さんというと「さわやかな男」の主題歌が印象的ですが、あのときのヒロインの真野響子さんを「まやひびこ」と読んだ人はもういません。真野響子さんというと、なんといっても「三つ首塔」が印象的ですよね。(今の若い人は知りはれへんやろなぁ)

 そんなこんなのシルバー仮面ですが、視聴率の低迷によるてこ入れから「シルバー仮面ジャイアント」に変わってしまったのは有名な話。名前は似ていますが「ジャイアント・シウバ」とはちょっと違います。今日は1~4回でしたが、明日は5~10回の一挙放送。で、ジャイアントは???

(この記事はココログ時代のblogから移植しました。)