今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

偉人というのは偉い人と書くのね

2006年05月07日 | TV番組レビュー

 日テレで「ニッポン人が好きな100人の偉人」というのをやってました。1万人アンケートにより順位を決定したそうですが、今回は故人のみ対象とするということだったので、結果として1位が織田信長、2位が坂本龍馬、3位がエジソンでした。

 gooの辞書によると「偉人」とは「世のためになるような立派なことを成し遂げた人。偉大な人。」ということになります。他人の好みをあーだこーだはいいませんが、ランキングの中ではこの定義でもって考えると「はて?」と思う人が多いのが多いのも事実。その辺テレビ画面に突っ込みを入れながら見てた人も多いでしょう。

 個人的に違和感があったのは、ジャンヌダルク、卑弥呼、沖田総司、夏目雅子、アンネフランク、尾崎豊、水戸黄門、マルコポーロ、コロンブス、ダイアナ妃など。(ただし、番組を全部見てたわけではありません)

 なんか、「有名人=偉人」と勘違いしてらっしゃる人が多いのではないかと思うのですよ。夏目雅子は私も好きだったのですが、「人気絶頂の中倒れた不運の女優」という事であって「偉業をなしとげた」というのとは違うように思います。(もちろんファンにとっては、彼女の演技は偉業なのでしょうが)

 あとはチャップリンの言葉として紹介されてた「一人殺せば犯罪者で、数万人殺せば英雄」という事を考えると、「え、偉人?」と思ってしまう人も多いような。コロンブスなんかは、私の認識では侵略者ということなのですが。沖田総司もファンは多いのでしょうが、テロリストというイメージがありますし。

 古賀政男とか服部良一とか宮川奏ってのは出てきたんでしょうか? 私が考えると、どうしてもゲージツ家が優先されるのですが。ま、こうやって突っ込みを入れながらネタにすること自体がテレビ局の思うツボってことでしょうね。フンだ。