今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ゴレンジャーとかバロム1とか

2006年05月28日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 NHK-BS2での「BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集」という番組。途中から見たのですが、バロム1の歌なんてのは物凄い久しぶりに聞きました。(歌唱はオリジナルの水木一郎氏) 画面に歌詞が出るのですが、練りに練ったと思われるそのフレーズが泣かせます。(泣けるか?)

 次に出てきたのが「秘密戦隊ゴレンジャー」。歌唱はささきいさお&堀江美津子コンビ。今回の出演者の中から適当に組み合わせたのかと思いきや、なんとオリジナルもこの二人の歌唱だったんですね。初めて知りました。(オリジナルはこのお二人に加えて音羽もんぎり会…じゃなくて、コロンビアゆりかご会も加わってますが。)

 今回はウルトラマンとか仮面ライダーとかレインボーマンもありだったので「“アニメ主題歌”という番組名に偽りあり!」と騒ぐむきもあるでしょうが、この手の番組はあちこちのテレビ局でやってるので、マンネリを防ぐ意味で実写ヒーローものも取り入れるというのは妙案でしょう。ショッカーの皆さんが会場に乱入するというサービスもありましたし。

 で、やっぱり凄いなぁと思うのが堀江美津子さん。彼女は日本の宝ですね。前川陽子さんなんかもキーを下げないという点で頑張ってますがさすがにちょっと苦しそうなので、余計彼女の偉大さを感じます。折角なので「あくび娘の歌」とか「紅三四郎」も歌って欲しいのですが、さすがにそれはないですね。

 あとは、折角実写ものをやるんなら「光速エスパー」とか「シルバー仮面」とか「アイアンキング」もやって欲しいです。「白獅子仮面」をやれとまではいいませんので。CMなしで2時間というと物凄い曲数でかなり充実してますが、ヤマトとかガンダムとかメジャーどころをおさえるだけで結構時間を食いますので実際「おおっ」と思う曲は少ないです。

 女性歌手では太田貴子さんという人が出てて、私は彼女の事を全然知らなかったのですがなんか客席から凄い声援が飛んでました。こういうのを見に行く人たちはアニソンおたくばかりでしょうからそういうのには驚かないでしょうが、テレビの前の私はドン引き。(充分アニソンおたくのくせに何を言う!という批判は受け付けません)

 ところで、子門真人氏はこの手の番組でさっぱり見かけませんが、もう歌ってないのでしょうか? 当時から歌手専業ではなかったように記憶してますが。ちなみに、アニメ関係をいろいろ調べてたらこちらのサイトが相当充実してました。ああ懐かしい。

 さて、話は変わりますが、今朝も「サンデーモーニング」で教育基本法の「愛国心」の話をしてました。その中で浅井慎平氏が言ってた事で「なるほど」と思ったことがありました。今回は「countryへの愛とnationに対する愛」という事を言ってたのですが、たしかにそういう考えは大事でしょう。

 「愛国心」というと即座に「天皇陛下万歳」「軍国主義」と考える向きが多いですが、自分が住んでる町を愛する、郷土の歴史や風土に関心を持つ、育ててくれた両親や祖先を敬う、という事の集大成が「愛国心」につながると思うのですが。

 どうもうちの子供の中学校も問題が多いらしい事と考えると、親のしつけが悪いと考えるのは当然。少年犯罪とか学校に不良がいるとかそういうのは今に始まったことではありませんが、全体的に非常に緩んでるんです。それから考えると、要するに現在中学生の子供を持つような親の年代がダメなんですね。

 それが戦後教育のせいであるなら、そういう方向に持っていこうとした人の思惑は大成功でしょうが、なんとか住みよい町にしたい住みよい国にしたいという気持ちが愛国心なら大歓迎じゃないですか? 愛国心=危険なナショナリズム、と短絡的に結びつけて語ることはやめていただきたいと。

 信号待ちの時に道路に空き缶を置いていく奴とか、車の灰皿の中身を道路にぶちまけて平気な奴とか、下手すりゃ自分の住んでるマンションのエントランスに弁当のゴミをほったらかしにしていく奴とか、そういうのは愛国心を徹底的に否定した教育の成果ではないかと思ってしまいます。どんなもんでしょう。