CSのフジテレビTWOにて再放送中の「夜のヒットスタジオ」ですが、録画してあった#40を見ました。オリジナルの放送日は1976年9月13日だそうです。当時見てたかどうかは不明。
今回の出演者と演奏曲は以下の通り。
郷ひろみ「あなたがいたから僕がいた」
八代亜紀「もう一度逢いたい」
太田裕美「最後の一葉」
森田公一とトップギャラン「青春時代」
黒沢年男「ゆきずりの花」
水前寺清子「にっぽん流行歌」
野口五郎「針葉樹」
沢田研二「コバルトの季節の中で」
今回も知ってる曲が多くて好きな曲もあったので楽しめました。郷ひろみの曲はタイトルの部分だけ知ってましたが興味がないのでとばして、八代亜紀は「こんな曲もありましたねぇ」と1コーラスだけ聞いて飛ばして太田裕美は真剣に見ました。
「最後の一葉」は当時大好きで、彼女がテレビに出てるたびにじっくり見てました。しばらく弾き語りはしてなかったのが、この曲でまたピアノを弾いたんですね。曲調としては暗いので今はあまり好きじゃないのですが、ピアノがすごく印象的でした。
説明するまでもないかもしれませんが「最後の一葉」とはO・ヘンリの短編で、この曲はそれを元ネタにしています。(設定を変えて男女間の恋愛の話にしてますが) 私はこれで興味を持ってO・ヘンリの短編集を読みました。岩波かどっかだったような気がしますが、短編集3の最初に収録されてたのではないかと。(何も調べずに書いてるので適当です)
そういう意味でボンクラ中学生に文庫を読ませただけでもこの曲は大変な役割を果たしてます。彼女の曲の中では特にヒットした方じゃなかったらしく、歌番組の名場面集で取り上げられることがないだけに見たのが久しぶりで懐かしかったです。ただし、結構長い曲なので2コーラス目がカットで1コーラス半で終わってしまったのが残念。
次はまた私の好きな森田公一とトップギャラン。森田公一はまず作曲家としてすごいと思います。キャンディーズにもデビュー曲をはじめいろいろ作ってます。「ハートのエース」とか名曲ですよね。トップギャランの方は結構歴史があるようですが、私は「下宿屋」からのファンでした。
「青春時代」は大ヒットしましたが検索してもバンドのメンバーの名前は出てきませんね。女性が渡辺さんだか渡部さんだかというのは覚えてますけど。私の父は当時テレビで見るたびに「あの女の子に歌わせればいいのに」と毎回言ってました。いえ、だからどうだというわけじゃないですけど。
トップギャランはギターが二人いて、リードギターがレスポールでサイドギターがテレキャスターだった気がします。が、今回はサイドギターはセミアコでした。リードギターは今回もかっこよかったです。ただ、間奏のギターソロがなくて2コーラス目終わったらすぐまたサビの繰り返しでした。残念。
で、ここまで見たらほとんど燃え尽きてしまって、あとはジュリー以外はつまんなかったです。黒沢年男が結婚したらしく、その話で時間を食ってたようですね。特にヒット曲ないしこの番組の常連でもないのにこの扱いはなんでしょう? 事務所が強いのかなぁ、う~む。
ということで次回も結構注目なので忘れずに見ねば。