今日のひとネタ

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期待し過ぎました

2013年05月09日 | 映画

 映画「ステキな金縛り」を見ました。2011年10月の公開ですが、当時映画館で見たくて見たくてたまらなかったもののスケジュールの都合で見られず、今年になってCS放送でやっと録画しました。三谷幸喜氏も好きだし、深津絵里・西田敏行主演の法廷コメディーと言えば面白くないはずがないとすごく期待していたものであります。ということで、以下はネタバレがバリバリなので、まだ見てない人とか展開を知らずにDVD見たいという人は閲覧をご遠慮下さい。あとで文句言われても困りますので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 録画したものを見た感想としては率直に「無駄に長い!」ということ。上映時間142分なのでせめて2時間以内であれば「もっと見たい!」という感覚になったであろうに、と思います。展開が西田敏行氏による落武者の幽霊、冤罪で裁判にかけられるKANとその周囲、中井貴一や阿部寛による法廷闘争、小日向文世氏と陰陽師が出てきてからの霊界の話、深津絵里さんとその父親の親子愛の話などそれぞれストーリーがあって、それらがうまく絡みあっていないという印象。複線のようなのがあちこちに出てきますが、それがうまく複線になっていない印象でした。

 希望としてはもっとシンプルに落武者の幽霊を法廷に呼び出したドタバタ劇だけでよかったのではないかと思うのですが、それはそれ、そこそこヒットしたようですので私が期待し過ぎだったのでしょう。一番のヒットは、深津絵里さんがこれまで見たどの映画よりも可愛く見えたことかと思います。彼女にはまったく興味はないのですが、それでも時折「オッ」と思ったので、同様の感覚を持った人も多いのではないかと。

 私にとってはタイトルとか設定を見ると「すごく面白そう」と思ったのですが、実際見てみるとそうでもないという典型でした。いわゆる期待が大き過ぎたということでしょうが、世間一般の評価はどうだったのでしょうか? 封切り後はあんまり話題になってなかったようにも思いますが。皆さんいかがでしょう。