今日のひとネタ

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朝ドラ「ちむどんどん」始まりました

2022年04月11日 | ドラマレビュー

 本日から新しい朝ドラ「ちむどんどん」が始まりました。オリジナル脚本なのでどういう話になるかはわからず。今日は何しろ初回なので、まだ面白いかどうかもわかりません。ただ、さすがに風景は素晴らしいですね。

 今回は舞台が沖縄ですが、まだヒロインは子役でこの時点では1964年。今日の説明でもありましたが、まだアメリカの統治下で車は右側通行、流通貨幣はドルの時代。今年は沖縄が本土復帰して50年だそうですが、逆に言えば50年前まではアメリカだったのですね。本土復帰前の沖縄が舞台になるのは、朝ドラ史上では初だとか。

 復帰前はアメリカの統治下にあったので、私なんぞは昔は当時の沖縄の人はみんな英語がしゃべれるのだと思ってました。そう思ってしまったのは南沙織さんのファンだったことがあるのですが、なぜ彼女は家では英語で会話をしてたのか、なぜアメリカンスクールではなくカトリック系のインターナショナルスクールに通っていたのか、などお分かりの方はどれくらいいるでしょうか。ちなみに南沙織さんは、ハーフだと思っている人も多いかもしれませんが、そうではありません。その辺の話は朝日新書の「南沙織がいたころ」(永井良和著)という本を読んでいただくとよくわかります。

 沖縄というとつい南沙織さんの話ばかりしてしまいますが、彼女は1971年デビューなのでまだ本土復帰前だったのですね。沖縄からパスポートを持って「来日」した少女が、その後どういう芸能生活を送ったかも上記の新書に詳しいです。

 とにかく、どこまで子役の時代が続くかはわかりませんが、復帰前の沖縄と復帰当時の様子は知りたいと思ってますので、今回のドラマは注目したいと思います。誰も好きな女優さんは出てないのですが、それが関係なくなるくらい熱中できることを期待します。