昨日に続いて神様の話。Spotifyに神様岡林のアルバムがいくつかありますが、「1973PM9:00→1974AM3:00」というライブアルバムもあります。これはその名の通り、1973年の大晦日から翌年の明け方までやったコンサートの様子。
岡林というと、フォークの神様と言われてたのが、ある時はっぴいえんどを従えてステージに登場し観客が戸惑ったという話を聞いたことがあります。当時はフォークギター=フォークソング、エレキギター=ロック、というイメージだったので、フォークの神様と言われた岡林としては一種裏切り者扱いだったのかもしれません。
それでこの「1973PM9:00→1974AM3:00」というライブにもドラムやベース、キーボードにエレキギターも入ってて、これがはっぴいえんどかというとそうではありません。何しろ既に解散してましたし。
そのメンバーはというと以下の通り。
Dr:松本隆
Bass:細野晴臣
Key:矢野誠&鈴木慶一
E.G:伊藤銀次
演奏を聞いてると、ギターがめちゃめちゃ上手いしスライドギターも聞こえるので鈴木茂さんかと思ったら伊藤銀次さんでした。そりゃまあ上手いですよね。鈴木さんよりは音色も弾き方もロック度が強いような気がしました。お昼休みはウキウキしそうな(?)。
岡林というとギター一本で弾き語りかというとそうではないという証明ですね。このライブは結構熱いです。とはいえ、この時期になぜ神様岡林が年越しのライブをやったのかというような事情は承知しておりません。色々時代的なものもあったのでしょうか。