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2022年7月期のドラマレビュー

2022年10月04日 | ドラマレビュー

 この7月期のドラマで個別にレビューしたもの以外で最後まで見たのは、「家庭教師のトラコ」と「初恋の悪魔」でした。どちらも日テレ系ですね。

 トラコの方は橋本愛さんが結構好きなのと、脚本家が人気の方なので頑張って(?)最後まで見ました。が、この脚本家の方のいつものパターンというか、終盤で方向が変わってしまってぐちゃぐちゃな印象。もっともそこまで考えての作品なのでしょうが、そもそものキャラが強烈なので前半の流れのままで最後にちょっとドラマを作るくらいでもいけたかも。

 この人のいつものパターンで、あの「偽装の夫婦」とか「過保護のカホコ」とか「同期のサクラ」とかと同様で、出オチというかタイトルで満足してしまった感はあります。ただ、今回は一つのドラマで色々なタイプの橋本愛さんが見られてファンは満足したかも。私はガラッパチ系の家庭教師が好きでした。あの人はセリフにキレがあるし。

 一方「初恋の悪魔」は坂元裕二脚本というだけでも注目の作品でしたが、難解ということではこれまでで一番かもしれません。キャストもキャラ設定もストーリーも極めてチャレンジングでしたが、ここは難しい役をやり切った松岡茉優さんにアッパレをあげましょう。

 なお、わかりにくくはあったのですが、面白くなかったわけではないので、機会があればまた最初からちゃんと見たいとは思います。あの伊藤英明が絡む部分がわかりにくかったし、引っぱりすぎだった気もして、満島ひかりも出てきたところがさらにわからんと。

 あとは「マーヤのヴェールを剥ぎ取るんだ」というセリフとあのポーズが一番のヒットでした。もっと流行るかと思ったのですが、そうでもなかったですね。

 なんにしても、7月期のドラマがいまいちだったところを、8月末から始まったNHK夜ドラの「あなたのブツが、ここに」が全部持って行った感はあります。10月からの民放ドラマには奮起を期待したいですが、話題の作品はあるでしょうか。