先日録画したアントニオ猪木追悼SP<第2夜>は、80年代の試合特集。内容は以下の通り。
スタン・ハンセン戦、唯一ハンセンに逆ラリアート(1980年9月25日)
ラッシャー木村戦、ランバージャックデスマッチ(1981年11月5日)
アブドーラ・ザ・ブッチャーと初対決(1982年1月28日)
長州力戦、最後の蔵前決戦(1984年8月2日)
藤波辰巳戦、実力世界一のベルト(1985年9月19日)
アンドレ・ザ・ジャイアントに初勝利(1986年6月19日)
ショータ・チョチョシビリ戦、初の東京ドーム(1989年4月24日)
私の場合は猪木信者でもディープなプロレスファンでもないので、今回はチョチョシビリ戦がお目当て。そもそもブッチャーと猪木というのは、あまりかみ合わないように思うし、ラッシャー木村戦というのもその他の対戦に比べると興味を持てず。
チョチョシビリ戦は初の東京ドーム興行で、なおかつロープを外し円形のマットを敷いての試合。話には聞いたことあったのですが、全編見たのは初めてでした。結構緊迫感があったし、あの裏投げで叩きつけられると確かにダメージありそうなのは見てて思いましたが、猪木がKOされてしまうというのは実際の会場ではどんな反応だったのでしょうか。
なお、この頃の新日は色々あったので「この時に海賊男が出てきたんだっけ?」「たけし軍団ってこの試合の前に来たんだっけ?」とか思ったのですが、どちらも違いますね。さらに、時々「猪木 VS チチョリータ」という勘違いもしてしまいます。それならそれで面白そうではありますが。
なお、この試合は異種格闘技戦での初の敗北であり、ナビゲーターの清野茂樹さんは「この時が実質の引退試合だったのではないか。」との感想でした。その辺は、猪木ファンの方の目に当時どう映ったかと気になるところではあります。
そういえば80年代の試合にホーガン戦が出てこないですね。選ぶ方にもいろいろな思いがあったと思われます。80年代というと猪木選手も色々あった時期ですから、10年というのは本当に長いですね。