先週金曜にWOWOWで放送してました。WOWOWでは甲斐さんのソロデビュー35周年を記念して、スペシャル番組を企画してますが、これはその第1弾。2000年に開催したソロツアーの模様が収録された映像作品でした。
それで、見てみたらこれは凄く良かったです。ソロツアーとはいえ、驚いたことにほとんどが一人でのアコギの弾き語り。甲斐バンドのステージでもギターを弾いてる姿は珍しくないですが、こんなにまとめて弾き語りを見たのは初めて。
それも弾き語りとはいえ「ブライトン・ロック」とか「冷血(コールド・ブラッド)」とか「翼あるもの」も一人でガシガシ弾くので驚きました。「観覧車」も良かったし。曲によっては松藤さんがサポートで入ってましたが、基本的には一人でした。
甲斐さんというと、普通のギターを左利きで構えるので弦の並びが普通とは逆になり、ストロークしただけでもかなり独特な音になります。それが今回見てたら、高音の2本を開放のままで鳴らしながら低音弦だけポジションを移動しながら弾くフレーズが印象的で、ああいう技は甲斐さんしかやらないでしょうね。一人でやるから歌もギターもまったくごまかしがきかないわけで、かなりの覚悟で臨んだと思われますが、一人でもロックができるというのが素晴らしいです。本当にギター上手いと思いましたが、それ以上に魂を感じるステージであり、本当にいいもの見せて貰いました。
これの映像作品はBOXセットでしか販売されてないのでしょうか。今回の放送も1回こっきりしか予定がないので、ちゃんと録画できた自分を褒めたいと思います。来月は1999年に行われたLIVE IN 飛天 DELUXEが放送だとか。2月まで色々やるようですね。全部録画します!