今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

Tverのリアルタイム配信が福音となる地域はどこでしょう

2022年04月20日 | 日記・雑記

 テレビで民放4局というと、日テレ、TBS、テレ朝、フジになりましょうか。これらが普通に見られる地域にしか住んだことのない人は、そうでない人の苦労はわからないでしょう。

 私は昭和38年生まれで石川県の出身、民放局は幼稚園の年中までがTBS系のみ、年長の時にフジ系の局ができて、高校卒業までずっと民放2局でした。

 その後は進学や就職で色々環境は変わってますが、岩手県に住んでた頃はTBS系と日テレ系の2局、その後青森に引っ越しても同じ。ただ、その1年後にテレ朝系ができて3局に。しかし、この間フジ系は縁がなく約10年間フジの番組をリアルタイムで見る機会がなかったです。

 この期間はバブル期を挟んでいるので、その頃のアイドル的な女子アナだった河野景子、有賀さつき、八木亜希子、中井美穂などの全盛時代というのを見てないように思います。

 そして極めつけは1994年のプロ野球セントラルリーグ10・8決戦。あれがナゴヤ球場でフジ系の東海テレビからの中継だったので、青森県では見られなかったのですね。青森市内のケーブルテレビ会社は函館方面と同様の放送が見られるようになってて、「加入している方はあの試合が見られました!」というのをその後宣伝文句にしてました。

 全国をざっと見ると、今もフジ系がない地域は青森県と山口県、日テレがないのは沖縄県、テレ朝がないのは秋田県と島根&鳥取と富山県、TBS系がないのが秋田県と福井県などなど。こういう地域ではTverのリアルタイム配信は福音なのかもしれません。が、時間帯と番組がかなり限られてるのはどうかなあと。あとは若い人はテレビ離れしれるし、実際は喜ぶ人がどれくらいいるのか。そもそも絶対リアルタイムで見たいというと、それこそスポーツ中継くらいのような気もしますけど、ドラマとバラエティだけじゃなくてそういうのもやるのでしょうか。

 ところで、北東北では1980年代はテレ朝系の局はどこもなかったので、そういう地域では久米宏という人はベストテンの司会を辞めてからはテレビから姿を消したと思われてたかもしれませんね。

 どちらにしてもそういう経験のない人にはわからない話でしょう。ちなみに私は58年の人生のうち、民放が4局なかったのが27年半、そもそもテレビがなかったのが3年半、合計30年以上になります。別に困らないといえば困らないのですが、テレビというと関東ローカルの番組なんかも色々あって、一番見たいと思ってたのは「ぎんざNOW!」でした。あれのビデオって、どこかに残ってないものでしょうか。


あの雑多な世界が懐かしかったり>8時だヨ!全員集合

2022年04月19日 | TV番組レビュー

 CSで録画した「8時だヨ!全員集合」を見たのですが、とにかくコントの合間にいろんな曲が出てくるのが楽しいです。今回録画した回は、コントが終わってセットチェンジの曲から続けて石野真子さんの「狼なんて怖くない」、CM明けに橋幸夫先生の「股旅'78」、続いて西川峰子さんの「いっちゃえいっちゃえ」という並び。

 これが1978年の放送ですから、真子さんはまだデビューしたばかりですね。初々しくもハツラツとしてて可愛いかったです。結構好きでした。今回の衣装はスカート長かったので足の太さが…(以下自粛)。橋幸夫先生のはディスコ調というかファンキーな股旅ものですが、合羽・長ドス・三度笠の衣装で堂々と歌うのがさすがです。これも結構面白くて当時好きでした。今はSpotifyにもありますね。いい時代です。ベストアルバムに入っているということは、橋幸夫先生にとってもこれが黒歴史ではないと思われ。

 さらに西川峰子さんの曲は、タイトルからして既に「ムム…」と思いますが、これは当時有線放送にリクエストした人が電話口でかなり恥ずかしい思いをしたのではないでしょうか。そういう時代だといえばそうですが、なんとこれもSpotifyにありますので、どんだけ公序良俗に反する歌であるか、案外そうではないのか興味のある方はお聞き下さい。それにしても、この曲の作詞は森雪之丞先生なのですね。いろいろなお仕事されてます。

 そうやって、上手いのか下手なのかよくわからない新人アイドル歌手の曲、ベテランの大物演歌歌手が歌う色物歌謡、お茶の間のお父さんのハートをつかもうとして実際は股間を掴んでしまったかもしれないお色気歌謡というのが次々と聞けるようなテレビ番組は今はないですね。いや、別にお色気歌謡が見たいわけではないですが、テレビっていうのはもっと色々あってよいと思います。


リーチ! > ヤマザキ春のパンまつり

2022年04月18日 | ヤマザキ春のパンまつり

 

 今年の白いスマイルボウルは既に2枚ゲットしてますが、3枚目を目指しておりいよいよリーチがかかりました。あと1点です。ランチパック1個で達成です。

 と書いて、ふと思ったのが「リーチって、今の世の中で通じるのだろうか?」という疑問。私が使う場合は麻雀用語を意識してのことですが、今の若い人が普通に麻雀をやるとも考えられず、もしかしたら通じないかもしれません。

 リーチとはどういう状態であるか、ネットで「リーチが成立する条件」を調べたら以下の通り。

・テンパイしていること。
・門前であること。(暗槓は可、ポン・チー・明槓は不可)
・持ち点が1000点以上あること。(トビありのルールの場合)
・残りの牌山が1巡以上あること。(4人麻雀であれば4枚)

 しかしここでも、テンパイ・ポン・チー・明槓・暗槓・門前などの専門用語連発。「リーチとテンパイはどう違うか?」なんて聞かれても説明するのは面倒。

 私の場合は一応学生時代にお遊び程度の麻雀を始めて、就職してからは「営業は付き合いで麻雀できなければ!」と言われやり始めた形です。今も遊びでやるのは嫌いではありませんが、仕事の付き合いとか社内接待とかでは絶対イヤ。

 麻雀については、今思い出しても悪夢のような記憶があります。入社2年目の金曜日の夜のこと。「男女七人秋物語が見たい!」と、出張先から東北道を3時間疾走してきて寮に着いた途端、先輩社員が待ち構えてて「おい、係長が麻雀やるんだってよ!」と言われそのまま拉致されタクシーで会社近くの雀荘へ。解放されたのは翌朝の6時半でした。思い出すだけでゲロ吐きそうな。

 それはそうと、今は「リーチ!」と叫ぶのはビンゴゲームの時くらいしかないかも。ただ、「麻雀用語でボケる」ことが通じなくなるのは寂しいもので、「戦争とピンフ」とか言っても誰も笑ってくれませんものね。まあいいですけど。


昔オールド、今ヴィンテージ

2022年04月17日 | ギターと楽器のこと

 昔は古い高級なギターを単純に「オールド」と呼んでましたが、今は「ヴィンテージ」なんですね。本当にギターが好きな人が買うならいいのですが、投機目的で楽器に愛が無い人が中古市場に参入し価格が吊り上がるのは困りものです。実際にそういうケースがどれくらいあるかはわかりませんが。

 それで、現役の一流のミュージシャンでもヴィンテージギターを好む人と、新しいモデルを好んで使う人がいるように思います。先日、芳野藤丸さんのYouTube動画を見たら、「新しい方がいいじゃない?」とおっしゃってて、特にヴィンテージギターへの拘りはない様子。

 その他には新しいものを使う代表が今剛さん。以前読んだインタビューで、特にヴィンテージに興味がない話を見たような気がします。この人は福山雅治さんとか井上陽水さんとか松本隆さんのイベントとかの大規模なライブでテレビでもよく見かけますが、ヴィンテージと思われるのは使ってないですね。

 そして、やはり歌番組やイベントで売れっ子の鳥山雄司さんも、大体いつ見てもジェームス・タイラーのギターを使ってるのであれも違います。よく見かけるというと是永巧一さんも、ステージでは割と新しいモデルを使うことが多いように思います。

 もっとも、ヴィンテージギターはステージで使うと倒したり盗まれたりする危険があると思われ、人前で使ってないだけで実際は持ってるとか集めてる人もいるかもしれません。ただ、藤丸さんや今さんはそもそもそういう方面に趣味はないようです。

 一方、ステージでも結構ヴィンテージを使ってるのは鈴木茂さん。フィエスタレッドのストラトがトレードマークになってます。ただ、あれはご本人がそれこそはっぴいえんどの時代から使ってるもので、歴戦の勇者というかずっと一緒にいる愛器ですからかっこいいですね。

 前に奥田民生さんのインタビューで、オールドのレスポールを800万と言われて「高い!」と怒ったら、急に「じゃ、600万」となった話を見ました。なので「その200万はなんなんだ!」とまた怒ったという…。(金額は正確ではなかったかも。) ただ、それを読んだのがもう20年以上前の話ですから、今は58年とかのレスポールは1000万でも買えないような気はします。

 面白いのはハウンドドッグの西山毅さんで、フェンダーのオールドだと言われて買ったのが実は偽物だった経験があり、その後は国産のビザールギター収集に走ったとか。「あれだと偽物はまずありえないし。」ですって。

 ちなみに、Drシーゲルこと故成毛滋さんが40年近く前にラジオのギター講座で「一般にオールドのギターは骨董品の価値しかありません。」と言ってました。本当に好きな人はその味をかみしめるのかもしれませんけど。

 そういえばバタヤンこと田端義夫さんの愛用ギターは、今はどこにあるんでしょうね。あれこそ究極のヴィンテージギターではないかと。どっちにしても、楽器というのは使ってなんぼだと思う次第です。


ヤングギター 77年11月号掲載の新譜をSpotifyで探す企画

2022年04月16日 | 昔の音楽雑誌の話

 

 中学生の時に音楽雑誌の新譜紹介コーナーで見かけたLPは、タイトルや紹介文とジャケットだけ知ってて、実際には聞いた事のないものがほとんど。中には今も気になってるのがあったりしますが、これについて今はサブスクという便利なものがあります。

 なので、その頃の雑誌を引っ張り出して新譜紹介コーナーをチェックし、それらのアルバムがSpotifyで聞けるかどうか片っ端から調べてみようという企画です。まあ暇な人にしかできません。

 これは中古レコード屋であれこれ探す感覚に近いかと思ったのですが、なにしろサブスクなので無料の場合もあり。どっちかというと図書館で探す感じかも。ただし私はSpotifyの有料会員なので、CMなしの曲順通りでアルバム聞けます。

 それで、今回の対象は雑誌「ヤングギター」の1977年11月号。掲載されていたアルバムとSpotifyでの検索結果は以下の通りです。(順番は掲載順)

甲斐バンド/この夜にさよなら 【あり】
ドゥービー・ブラザーズ/運命の掟 【あり】
クローラー/毒矛 【あり】
リー・リトナー&ジェントル・ソウツ/ジェントル・ソウツ 【あり】
ティーズ/青春の暴走 【あり】
ダニエル・センタクルス・アンサンブル/リンダ・ベラ・リンダ 【アルバムはなさそう】
リンダ・ロンシュタット/夢はひとつだけ 【あり】
チープ・トリック/青ざめたハイウェイ 【あり】
佐井好子/胎児の夢 【あり】
高田渡&ヒルトップ・ストリングス・バンド/ヴァーボン・ストリート・ブルース 【なさそう】
小林倫博/第一印象 【なし】
ふくやまゆきお/青春の遥かな彷徨の中で 【多分ない】
エアーズ/明日への誓い 【なさそう】
鴉鷺 【多分ない】
TOMMY(トミー) 【なさそう】
クニ河内/愛はまだ氷りついたまま 【多分ない】
近田春夫&ハルヲフォン/ハルヲフォンレコード 【あり】
ラジ/ハート・トゥ・ハート 【あり】
スティーブ・ウィンウッド 【あり】
キャロル・キング/シンプル・シングス 【あり】
クリス・ヒルマン/順調航行 【あり】
エリック・カルメン/雄々しき翼 【あり】
ジョン・トロペイ/宇宙楽園 【あり】
アール・クルー/フィンガー・ペインティング 【あり】
マイク・オールドリッジ/ドブロ・ギターの神髄 【なさそう】
ザ・ナターシャー・セブン/きれいな娘さん 【なさそう】
ジョニー・ウインター/ナッシン・バット・ザ・ブルース 【あり】
加藤和彦/Catch-22 【あり】
トッド・ラングレン&ユートピア/悪夢の惑星 【あり】
スティルウォーター/南部の切り札 【ないかも】
ストラングラーズ/夜獣の館 【あり】
梅垣達志 【なさそう】
リビー・タイタス 【あり】
マジカル・パワー・マコ/ジャンプ 【なさそう】
パブロ・クルーズ/太陽の放浪者 【あり】
渡辺香津美/オリーヴス・ステップ 【なさそう】
桑名正博とファニー・カンパニー/ファニー・カンパニー・アゲイン 【なさそう】
やしきたかじん/愛しのガール 【なさそう】

 

 掲載されていた38枚中【あり】= 22枚、【ない】【多分ない】【なさそう】の合計 = 16枚でした。なさそうというのは、バンド名では見つからないけど、別の名義とかソロで登録されてるとかその逆とかいう可能性を考えてことです。他のアルバムはあるけどこれは見つからないとかもありますね。またSpotifyでも、クニ河内さんなどはアーティスト検索ではダブって出てきたりするし。

 ちなみに、この掲載分で実際に私が持ってるのは2枚だけで、それは何かというと

・甲斐バンド/この夜にさよなら(リアルタイムでLP購入)
・アール・クルー/フィンガー・ペインティング(20年後くらいにCD購入)

など。


 洋楽のアーティストは結構見つかったのですが、考えてみればちゃんと日本国内盤が発売されて、音楽雑誌の新譜紹介欄に載ってるアルバムだと、あちらでも注目されてたり既にヒットしたりしたものなのでしょうね。その点、邦楽で既に活動していないアーティストやバンドの方がないです。まあそもそもSpotifyですし邦楽弱いし。

 とりあえず、今日は見つけるだけで力尽きたので、各アルバム試聴の感想はまたのちほど。これでこれまで知らなかった音楽にも巡り合えるかも。割といいのもありますわよ、ほほほ。


またまた悪夢の素が>仮面の忍者赤影

2022年04月15日 | ドラマレビュー

 東映のYouTubeチャンネルで「仮面の忍者赤影」が順次公開されているのですが、今日見たのはその第四話。「怪奇忍び屋敷」というタイトルの割には、前半出てきたのが巨大な回転ノコギリ系のロボット。

 しかし、中盤に赤影と青影が甲賀屋敷の仕掛にはまって地下に落とされた際、出てきたのは巨大な毒蜘蛛。私はとうも人間より大きい蜘蛛は好きになれません。前にウルトラQで「クモ男爵」というのもありましたが、あれも悪夢の素だと思い出したし。

 ただ、今回幸いだったのが巨大な蜘蛛の巣のセットがただの紐で、太い上に粘着系ではなかったのですね。それでリアル感が薄まってたので悪夢と言わず小悪夢くらいですみそう(?)。

 なお、今回からくノ一が出てきました。当然女優さんが演じているわけですが、名前は「闇姫」。そういう名前なので、巨大な蜘蛛をキンチョールで撃退した赤影が、その蜘蛛の糸を使って闇姫相手に緊縛ショーを演じるとかいう展開はありませんでした。世の中には「姫」と聞いただけでお色気を感じてしまう人もいるかもしれませんが、子供向けドラマで期待してはいけません。やっぱり楽しみは、今月末から時代劇専門チャンネルで始まる「変身忍者嵐」だなあ(?)。


2022年春のドラマをチェック

2022年04月14日 | 新着ドラマの話題

 すでに始まってるものもありますが、なかなかの話題作もありますね。とりあえずチェックしてみようかと思うのは以下の通り。


<月曜>
◇元彼の遺言状(フジテレビ系)

 11日からスタートしてます。結構番宣やってますね。主演が綾瀬はるか、共演が大泉洋など。紹介文を見るとなかなか複雑な設定ですが、初回を見た感じでは登場人物多くて人間関係もわかりにくいです。まだ面白いかどうかはわかりません。雰囲気は吉高由里子主演の「危険なビーナス」を思い出しました。

 それにしても大泉洋があちこち出過ぎというか、このドラマは大泉洋でなくともよかったのでは?と思います。(意見には個人差があります。) 原作は小説のようですが、ストーリーをじっくり理解させないと脱落者多しの予感。


<水曜>
◇悪女(日本テレビ系)

 昨日から始まりました。今田美桜は昨年「おかえりモネ」でプチブレイクした感じだったので、今後スターになるかと思ったらもう主演なのですね。が、初回の半分ほどを見て私はすでにドロップアウト。彼女には次回作に期待します。どうも脚本がなじめないのと、江口のりこがどこでも似たようなキャラで乱発されてる感じになじめず。


<木曜>
◇未来への10カウント(テレビ朝日系)

 今日から開始で主演は木村拓哉。それくらいしか情報ないですが、ストーリー紹介を見てちょっと興味を持ちました。まじめなドラマだといいなあ。


<金曜>
◇インビジブル(TBS系)

 こちらは刑事ものかな? 主演が高橋一生と柴咲コウという情報しかありません。この時間帯のドラマは、はまればはまるので期待したいです。柴咲コウも嫌いではないのですが、ドラマでは最近ヒットがないような。


<日曜>
◇マイファミリー(TBS系)

 10日から始まりました。初回が拡大版だったので局の期待も大きいのでしょうね。主演は二宮和也、共演に多部未華子、玉木宏など。初回は結構面白かったですが、最後がありえないような展開。今後どういう話になっていくのか、それとも誘拐犯との駆け引きで最後まで行くのか、まったく情報はありません。継続する予定ですが、見続けられるクオリティとなることを祈ります。


<連日>
◇卒業タイムリミット(NHK)

 朝ドラならぬ「夜ドラ」ということで、月~木の午後10時45分から放送だそうです。毎週4話なのですね。初回見たら割と面白かったので今も継続しています。もしかしたら若い人向けなのかもしれませんが、今後どうなるか。


◇ちむどんどん(NHK)

 ご存じ今期の朝ドラです。主演が黒島結菜ですが、まだ子役時代です。沖縄の、特に返還前と返還当時の様子に興味を持ってます。もっともそこがメインではないのでしょうが、久々に沖縄が舞台という事でどんなメッセージを発してくるか、あるいは普通にきれいな南の島として描くのか、注目してます。


 ということで、前期より見る予定は少ないです。何度も書きますが、テレビはもっとドラマに注力してほしいです。あとは歌番組と。


悪夢の素はNHKのドキュメンタリーにある

2022年04月13日 | TV番組レビュー

 NHKの、特にBSでは科学系のドキュメンタリーを結構やってます。その一つが「ダークサイドミステリー」で、年末にまとめて放送したのをいくつか録画してました。

 当然楽しい話は少ないのですが、録画してあったのは

・悪魔と家族のはざまに~チャールズ・マンソンの危険な誘惑~
・"ひかりごけ"の衝撃~現代の私たちの物語~
・三毛別ヒグマ襲撃事件の謎に迫る

など。

 面白いことは面白いのですが、どれも気持ちの良い話ではありません。チャールズ・マンソンはまったく知らなかったのですが、イエスの箱舟の凶悪版というかなんというか。

 「三毛別ヒグマ襲撃事件」は、昨年吉村昭先生の「羆嵐」を読んだので概要はわかってましたが、あらためて被害の度合いを示されるとゲンナリ。「ひかりごけ」は、お食事前の方にはなかなか話題にしづらいですね。それにしても、世の中知らないことが多くてこういう番組は勉強になりますが、自分から悪夢の素を取り入れてる気がします。

 それで、その「ダークサイドミステリー」ですが、NHKのサイトによると「4/14(木)BSプレミアム完全新作・第4シーズンスタート!」ですって。また悪夢の素か?と思ったら、明日は「ヒトラーの暗殺計画」さほどではないと予想。

 しかし、それ以外にも毎週火曜の午後10時45分から「ダークサイドミステリーE+」が始まってます。「名作の数々が、コンパクト30分版に見やすくなってEテレに登場!」ですって。ああ、また悪夢の素が増えた。って、怖いんなら見なきゃいいだろうに。


沖縄料理でおいしいものというと

2022年04月12日 | 日記・雑記

 朝ドラ「ちむどんどん」はヒロインが食いしん坊で、とにかく食べ物に興味があるという設定。初めて会ったヤマトンチュにも目をキラキラさせながら「東京にはどんな美味しいものがあるの?」と聞き、海に向かって「東京の美味しいもの食べた~い!」と叫んだりします。

 それで、逆に沖縄の美味しいものはなにかと考えてみました。ドラマでも沖縄料理が少しずつ紹介されてますが、今回は「ゆし豆腐」というものが出てきましたが私は初めて知りました。

 調べてみると、割と一般的かと思われる沖縄料理では

・ゴーヤチャンプルー
・ラフテー
・海ブドウ
・豚足
・ミミガー
・島らっきょう
・ソーキソバ

など。一般的とは書いてますが、沖縄に一度も行ったことがなく、沖縄料理屋にも数回しか行ったことのない私でも知っているというのが判断基準。実はラフテー以外はあまりそそられないのですが、実際に美味しい沖縄料理屋に行ったことがないのが問題でしょう。

 ところで、「ちむどんどん」は現在の舞台が1964年。ヒロインは10歳なので、私より10歳くらい上という事になります。私より10歳上の人というと、甲斐よしひろさん、稲垣潤一さんなどになりますが、なぜこの人たちを挙げたかというとどちらも自伝を読んだことがあるので。その年代の人の若い頃は世間がどうだったか、どういう時代を生きたかというのはそれらを読むと想像しやすいかもしれません。かなり人選が偏ってますが。

 1964年というと、トンキン湾事件があってアメリカがベトナム戦争に本格参入した頃かと思いますが、ドラマの舞台は北部の山村という設定なので基地問題はあまり出てこないかも。そして1972年が本土復帰ですが、コザ暴動が1970年なのでそこはドラマのストーリーに影響するかどうか、そもそも本土復帰を登場人物たちはどのように受け止めるのか、その辺も興味あります。

 ところで、私は埼玉在住の一般男性ですが、もし今「埼玉にはどんな美味しいものがあるの?」と聞かれたら、「うまい、うますぎる! 十万石まんじゅう」と答えるか、「三割安い、三割うまい 餃子の満州!」と答えるか迷います。「三割安いのはわかるけど、三割うまいっちゅうのはどういうこと?」と聞かれると困りますけど。

 ということで、「沖縄料理ならこれを食え!」というご意見をいただければ幸いです。


朝ドラ「ちむどんどん」始まりました

2022年04月11日 | ドラマレビュー

 本日から新しい朝ドラ「ちむどんどん」が始まりました。オリジナル脚本なのでどういう話になるかはわからず。今日は何しろ初回なので、まだ面白いかどうかもわかりません。ただ、さすがに風景は素晴らしいですね。

 今回は舞台が沖縄ですが、まだヒロインは子役でこの時点では1964年。今日の説明でもありましたが、まだアメリカの統治下で車は右側通行、流通貨幣はドルの時代。今年は沖縄が本土復帰して50年だそうですが、逆に言えば50年前まではアメリカだったのですね。本土復帰前の沖縄が舞台になるのは、朝ドラ史上では初だとか。

 復帰前はアメリカの統治下にあったので、私なんぞは昔は当時の沖縄の人はみんな英語がしゃべれるのだと思ってました。そう思ってしまったのは南沙織さんのファンだったことがあるのですが、なぜ彼女は家では英語で会話をしてたのか、なぜアメリカンスクールではなくカトリック系のインターナショナルスクールに通っていたのか、などお分かりの方はどれくらいいるでしょうか。ちなみに南沙織さんは、ハーフだと思っている人も多いかもしれませんが、そうではありません。その辺の話は朝日新書の「南沙織がいたころ」(永井良和著)という本を読んでいただくとよくわかります。

 沖縄というとつい南沙織さんの話ばかりしてしまいますが、彼女は1971年デビューなのでまだ本土復帰前だったのですね。沖縄からパスポートを持って「来日」した少女が、その後どういう芸能生活を送ったかも上記の新書に詳しいです。

 とにかく、どこまで子役の時代が続くかはわかりませんが、復帰前の沖縄と復帰当時の様子は知りたいと思ってますので、今回のドラマは注目したいと思います。誰も好きな女優さんは出てないのですが、それが関係なくなるくらい熱中できることを期待します。