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葉室麟
『柚子の花咲く』★★★
初作家さん で お江戸物語
題名からはそんな印象は受けず瑞々しいキレイな装丁
葉室麟という名前からもよい印象
帯には本上まなみ推薦で、
「悲恋、惨殺、青春、剣戟、師弟愛、謎解き・・・・・・。」とあり、
師弟愛・・今までにないジャンルかもしれない。
きっかけはやはり読書会メンバとの交換読書から。
調べるつもりがなくても、情報が入ってきてしまった。
どうにかならないものかしら?
「桃栗三年、柿八年、柚子は九年で花が咲く」
恩師の言葉が 最後に・・効いた。
真っ直ぐに凛として生きる主人公が眩しい。
◆お江戸なぞ?ワード◆
出府
地方から都に出ること。特に、江戸時代、武家が江戸に出ること。
居合い
日本刀(打刀とは限らない)を鞘に収めた状態で帯刀し、
鞘から抜き放つ動作で一撃を加えるか相手の攻撃を受け流し、
二の太刀で相手にとどめを刺す形、技術を中心に構成された武術
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有明行灯
座敷行灯の一種
江戸時代、寝室の枕元において終夜ともし続けた。
そこもと、それがし
そこもととは、現代の「おまえ」に相当する人称代名詞
江戸時代には目下に使うようになりました。
それがしは、一人称(自分)を指す言葉として江戸時代頃に武士が好んで使っていたといわれている。
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十六夜(いざよいと読)
陰暦16日の夜、またはその夜の月を意味する。
勤行(ごんぎょうと読)
勤め励むこと。
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刀を抜いて青眼に構えた。
青眼の構えとは?
剣先を相手の左目に定める。
下士
分の低い武士
下級武士
⇔上士