アゴタ・クリストフ
訳:堀茂樹
『ふたりの証拠』
『悪童日記』三部作続編
最初からネタバレ--------★
一緒に国境を越えるのかと思いきや?離れ離れの二人
ストイックなこの二人の別離後の経過に期待を込めるも・・
むむ?様子がおかしい。
前作では名前がなかった二人がリュカ(LUCAS)とクラウス( CLAUS)だと知る。
そう西側の国へ去ったのがクラウス
LUCAS CLAUS
互いにアナグラムの関係
「ほんとうに別の名前だろうか。そして、 ほんとうに異なる二人の人物を指示してるのだろうか」
こんがらがるのは次作『第三の嘘』
(この時点で三部作完読済)
『悪童日記』が強烈だった分
(まぁ何でも最初の作品に衝撃と感銘を受ける)
こちらは通常の小説仕立てになっていて、勢いを削がれた感
救いは戦争が終わったこと。だからと言って平和でもなく。
国境に対して鈍感な島国な私達

リュカよ・・きみの考えが読めない。
どんどん重くなり、悲劇が起こりそしてリュカは消える。
知りたいのはクラウスの行方
明日は『第三の嘘』について。
備忘録が追いつかない!
