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2023-05-09 | 宇江佐真理(お江戸物語)

 

宇江佐真理
『酒田さ行ぐさげ 日本橋人情横丁』★★★

 

--------(抜粋)

 

お前ェも酒田に行くべ――

日本橋の廻船問屋の番頭・栄助の前に現われたのは、以前同じ店で働いていた
愚図でのろまの権助だった。権助が庄内酒田の出店の主に昇格したと聞いて
驚きと同時に嫉妬の情が湧きあがり……表題作のほか、葬具屋、花屋、夜逃げする
呉服屋など、名手がお江戸日本橋に生きる人びとの悲喜交々を描く傑作短篇集!

 

--------

 

・浜町河岸夕景

 

 

リアルな日常
綺麗ごとばかりじゃないと実感させられる。
子は親を選べない。
ただ将来の伴侶は自分で選ぶことが出来てよかったね「ふうちゃん」

 

 

・桜になびく

北町奉行所 年番方同心を務める戸田勝次郎が主人公
やはり宇江佐さんの物語は柔らかい。
紆余曲折があり、どん底を経験しても前向きに生きる。
平和なお江戸物語

 

 

・隣の聖人

 

・花屋の柳

 

・松葉緑

 

・酒田さ行ぐさげ

 

 

 

すっかりブランクがあって、残りの四編は忘れた頃に読む。
短編だから特に問題はないけど、舞台の日本橋から遠ざかっていた。


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